Sako Tadahiko Director made Documentary Film (Live 生きろ)of Shimada Akira (Web News)
Walking 8719 m, 12457 Steps
(Home Center Kohnan)
先日の WEB ニュースで、佐古忠彦監督が戦中最後の沖縄県知事「島田叡」のドキメンタリー映画「生きろ」を製作し、公開しているとの情報があった。
島田叡という名前を初めて知った。記事によると戦中最後の沖縄県知事で、アメリカ軍が沖縄に上陸する寸前の時に知事に任命されたという。当時は選挙ではなく政府が知事を指名していた。
沖縄で軍部は沖縄住民に対して玉砕覚悟の方針を徹底させるプロパンガンダを展開していた。今まで知っていたのは、それに従った住民の自殺行為であった。岸壁に追い詰められた住民が子供と共に、海に飛び込む当時の記録映画を昔何度も見ている。
しかしその時に、「生きろ」と動いた知事がいたという。たとえアメリカ軍につかまっても、「生きろ」という。その背景に捕虜になっても、生き残れるとの真の情報を持っていたのではないかと推定する。
軍部の方針に従えない場合、良心を貫き通すには苦渋の判断が必要になる。戦前の困難な時代にも、良心を貫き通した人物がいたということである。住民には「生きろ」と動き、本人は銃撃戦の中で行方不明になったそうである。
先日のブログに書いた今の官僚の劣化現象に対して、良心ある官僚の苦悩と共通するものがある。
島田知事 戦時貫く 人の道
(しまだちじ せんじつらぬく ひとのみち)
その生きざまをぜひ知りたくて、映画を見に行きたいと思う。調べると本日と明日、関東では渋谷ユーロスペースだけで上映されるという。関西では同時上映で、例の京都みなみ会館だけの公開である。
今東京にいるので、明日渋谷へ映画を見に行くことにした。
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