2017年3月31日金曜日

芥川龍之介

芥川龍之介旧居跡の説明
芥川龍之介旧居跡
田端文士村記念館

  芥川龍之介の小説はブログで二回引用している。一つは「蜘蛛の糸」、もう一つは「羅生門」である。いずれも学生のころに読んだ小説である。短編であるが、人間の深層を描いている。人間としての生きざまを伝えているように思う。

  今日の散歩はその芥川龍之介が住んでいた田端に出向いた。もともと東京下町出身であるが、大地震の後田端に住み始めている。

  山手線田端駅前には田端文士村記念館があり、戦前の芸術家、作家が多く住んでいた田端に関する展示をしている。明治中期までは清閑な農村であったが、上野に東京美術学校が出来ると、上野に近いここ田端に芸術家が住むようになった。

  大正になると芥川龍之介が住むようになり、室生犀星、菊池寛、堀辰雄などが続々と住居を構えた。先の戦争の空襲で田端が焼け野原になるまでは文士村となっていた。

  先駆けになった芥川龍之介の住居跡が、田端文士村記念館のすぐ近くにある。今は住宅地になっており、そこには表示板があり住居があったことを示していた。

  若くして自分で命を絶つ。その背景には人間の理性として理解しがたい世の中の出来事に対して文学の世界で自分を表現していたが限界に至り、精神を病んだのではないかと思う。

  政治の世界をはじめ本来あってはならないことが続々と起こる今の世の中、芥川龍之介の時代も同じような状況であったのだろうと思わざるを得ない。

2017年3月30日木曜日

ベビーベッド

娘宅のベビーベッド

  昨日娘とが病院を退院した。子供との自宅での生活が始まったということで、孫の顔を見に出かけた。

  着くとちょうどおっぱいをやっている時で、2時間くらいベビーと格闘していた。おっぱいが出にくいようであるが、まもなく寝てしまった。

  ブルーレイのDVDを見たりして時間を過ごしたが、2時間くらいするとまたぐずぐず言い出して授乳の時間になった。今度はおっぱいがうまく出ているようでベビーは満足な顔になっていた。

  その後は目を開けて元気に回りを見まわしていた。日一日と活発になってきている。すくすくと育つことを願っている。

  夕方、娘宅を出たがちょうど通勤帰宅ラッシュアワーに出くわし、地下鉄は超満員であった。大津・京都の混み具合とは比べ物にならない。現役時代、30年に渡ってこのラッシュに耐えてきた。今ではもう無理である。

  これから東京に来たときにはラッシュアワーを避けて出かける必要があると感じる日となった。

2017年3月29日水曜日

駒込の富士

道坂の説明
道坂下交差点
道坂上の交差点
富士神社鳥居
イチョウの木の説明
イチョウの木
駒込ナスの説明
富士神社の説明
 
駒込の富士
浅間神社、富士山の石碑
神社内の桜
富士神社本堂
駒込の富士から見下ろす
本郷通りの六義園の表示
六義園入口
しだれ桜の説明
三分咲きのしだれ桜
桜の花びら
妹山、背山の説明
妹山(石の左)、背山(石の右)

  今日の散歩は東京自宅から六義園に向かった。途中道坂を通る。道坂下から道坂上に至り、右折してさらに歩く。本郷通りの手前に富士神社がある。

  富士神社は小さな丘の上に建っており、ここは駒込の富士と呼ばれている。この近辺には、音羽の富士、白山の富士もあり、三富士といわれる。境内にはすでに満開の桜、保護樹木のイチョウの木、それにこの地区で栽培されていた駒込のナスなどの説明がなされている。

  本郷通りを進むと、六義園の表示に出会う。左に折れるとすぐに六義園の入口になる。桜のシーズンに入り、観光バスで団体客が出入りしている。65歳以上は150円の入場券を買い入る。

  観光客でにぎわっている。入ってすぐのところにしだれ桜が花を咲かせている。三分咲きの状況である。まだ満開には数日かかりそうであるが、それでもピンクの美しい色合いである。

  この庭園は、日本の有名な自然を模して造られており、特に和歌の浦の妹背山を思わせる池・島もある。
  六義園には何度となく来ているが、桜のシーズンに訪れるのは初めてであった。帰りも歩いて東京自宅に戻った。

2017年3月28日火曜日

ゆいの森あらかわ

 ゆいの森あらかわ
ゆいの森の 建物
 ゆいの森玄関
ホールに掲示
吉村昭記念文学館
 入口に掲示された本表紙

  この26日に開館したゆいの森あらかわを訪れた。図書館と喫茶店、それに日暮里出身の吉村昭記念文学館がある。

  図書館は5階まであり、自習室、机、それに子供の遊び場など完備されている。たくさんの子供、学生、一般人などが訪れていた。4階には屋外バルコニースペースがあり、景色も楽しみながらゆっくり過すことも出来る。

  吉村昭記念文学館は2階と3階にあり、いろいろな資料と、原作の映画・テレビ化された画面を鑑賞する部屋も設けられている。

  周辺の桜はまだつぼみであるが、今日は暖かくなりまもなく開花するのではないかと思う。

2017年3月27日月曜日

Simple Little Cucina

Simple Little Cucina
玄関
 レストラン内
 本日のメニュー
 筍ペペロンチーノ
 キャベツのペペロンチーノ
野菜スープとフォカッチャ

  昨年まで田端で営業していたイタリアンレストラン Little Cucina Yume が、今年から後楽園近くに移り営業しているという。地下鉄で出かけて、後楽園駅から北へ500mほど行ったところにそのレストランがあった。名前は Simple Little Cucina に変えていた。

  田端時代は座席数8人ほどの極小のレストランであったが、20人くらいの席が確保され小ぎれいな内装のレストランになっていた。

  夕食として、筍ペペロンチーノ、キャベツのペペロンチーノ、それに野菜スープとフォカッチャを食べた。何とも言えなくうまみのある味で、野菜だけのスパゲッティとは思えない美味しさである。

  その後散歩のつもりで、駒込まで歩きバスで東京の自宅に戻った。今日はまた寒い一日であった。

2017年3月26日日曜日

桜のつぼみ

東京マンションの桜
東京マンションの桜
東京マンションの桜

  今日、東京は雨模様である。東京ではすでに桜の開花宣言が出されたが、東京マンションの桜はまだつぼみが膨らんできた状況である。開花にはもう少し日数がいるようである。

  今年は琵琶湖付近の桜を楽しみにしていたが、うれしい孫の誕生で東京にしばらくいる予定でいる。結局、東京での桜見物になりそうである。

  一週間も経つと東京も桜満開になると思われ、自宅マンションで桜を楽しむと同時に、今まで桜のシーズンには訪れたことがない近くの六義園にも行って見たいと思う。枝垂桜が有名である。

2017年3月25日土曜日

新宿リマ

 新宿駅前のイヴェント
 新宿駅の線路とビル
 新宿駅近くのレストランストア・リマの入口
 リマの看板
 オリジナルプレートとモンブランタルト
テンペバーガーと穀物コーヒー

  の様子を見るため午後に再度病院を訪れた。徐々に母乳を飲むようトライしているようであった。その後、新宿の方へ向かった。

  新宿南口の工事がほぼ完了し新しい風景が出来ていた。その広場ではイヴェントが開かれたくさんの人がダンスエクササイズに興じていた。最近大津・京都近辺のハイキングを楽しんでいるが、久しぶりの東京の雑踏に気が滅入る思いである。

  ゆっくり過ごすため近くのマクロビレストランリマに入り、食事をすることにした。オリジナルプレートとモンブランタルト、テンペバーガー、それに穀物コーヒーを注文した。久しぶりであったのでちょっと欲張りすぎて食べすぎてしまった。美味しくて満足はしたが。

2017年3月24日金曜日

わら天神

京都わら天神
出産病院の面会室

  本日、次女に子供が出来た。男の子で、初めての孫である。久しぶりにうれしい出来事である。

  昨年身ごもって間もなく京都のわら天神に安産のお参りに行った。ここのお守りにはわらが入っており、そのわらに節があれば男の子、なければ女の子が生まれるという。WEBで情報をとってみた。いろいろな人の情報があるが75%くらいの確率で当たっているようである。

  そういえば次女が生まれるときにも、祖父祖母がわら天神にお参りに行っている。その時にはわらの端にわずか節らしいかけらが見られた。男の子の可能性もあるのではないかと思っていたが、結果は女の子であった。まことに微妙なかけらであったと記憶している。

  今回は予想通りであった。生まれたとの連絡を受けてすぐに東京に向かった。夕方には病院に着き、面会室でさっそく孫と対面した。なかなかかわいい子である。

  婿さんのご両親にも会うことが出来た。結婚式以来である。お変わりなくお元気で何よりであった。非常に喜んでおられた。両家とも初めての孫で、ようやく孫の世界の仲間入りである。

2017年3月23日木曜日

藤尾神社3

JR山科駅からスタート
毘沙門堂へ向かう
疎水橋を通る
毘沙門堂手前の民家の道
登り始めの道
 アイゼンを発見
 丸木橋を渡る
 谷川に沿って登る
 道標
 急な登り
 急な登り
 道標
 急な登り
 鉄塔台地に達する
 鉄塔台地で休憩
 今日来た道は急坂(右)
雨社・大文字方向へ進む(左)
 なだらかな尾根の道
 右 藤尾神社方向に下る
 急な下り坂
 谷川の流れの方向に下る
 広い道に出る
 左 すぐに扉がある
右 藤尾神社方向
 左へ行くと以前・昨日通った扉
この先がおねがい観音・如意ヶ嶽方向
 逆戻りするとヘアピンカーブになっている
直進が今日下ってきた道
左下 藤尾神社方向に進む
 木材の伐採現場
 藤尾神社近くの砂防ダム工事現場
 藤尾神社横に出る
 小関峠への舗装道路
 途中のくま出没の注意
 峠近くの大津市水道タンク
 小関峠
小関越道(左)

  先日、雨社四ツ辻から藤尾神社へ向かったが道を間違えて山科毘沙門堂に下山してしまった。下山してから気が付けばアイゼンが片方なくなっていた。そして昨日は、間違えた道を確認するため逆の藤尾神社から雨社四ツ辻を目指した。四ツ辻には到達したがどこで間違えたかは不明のままであった。

  今日は、間違えた道の再調査と、運良ければアイゼンが見つからないか、毘沙門堂からの急な坂道をたどり藤尾神社へ行くことにする。

  JR山科駅から歩き始める。疎水橋を通ったが、この冬疎水はほとんど水が流れていなかった。今日はたっぷりと流れている。まだ桜はつぼみだが開花に備えての準備ではないかと思う。

  毘沙門堂手前の民家の道から山道に入った。入ってすぐ、アイゼンが落ちているのを発見した。ラッキーであった。今日の目的の一つはかなえられた。

  早速靴にアイゼンを取り付け歩く。急激な坂、階段が続く。アイゼンがあるので滑ることはない。途中鉄塔のところで休憩をとった。そしてまた登る。1時間半くらいでようやく分岐の道標のところに到達する。

  さらに尾根に沿って大文字山の方向に歩く。そして、先日間違えて上がりきった道標のところに至る。藤尾方向へ下る。先日は谷川の流れの逆を登ったが、今日は流れに沿って下る。広い道に出ると道が二つになる。

  左へ行くとすぐに扉があり見覚えがある。逆にみると、先日歩いて来た道で、先日は直進し山道を登ることになった。この道は左にヘアピンカーブしており、先日はこの左の道を見過ごしていたということだ。このヘアピンカーブは昨日も通っているということに気が付く。昨日は山道への道を見過ごしていたということである。

  これで間違いが分かった。ヘアピンカーブの下り坂を進み、まもなく藤尾神社近くの砂防工事現場に着いた。藤尾神社からは小関峠への舗装道路を歩き峠に到達した。途中には熊が出るとの注意があった。春になり、これからは熊除けの鈴を持った方がよさそうである。