2023年1月31日火曜日

Twillight(夕暮れ)

Twillight and Illumination at my Balcony
Buds of Wintersweet at Bank of Yanagawa

  ベランダのイルミネーションを点灯したのは、昨年暮れの12月初めであった。午後4時半ころには暗くなり始めるため、年末の長い夜を楽しませてくれた。

  年が明け一か月たち、夕暮れも午後5時半以降になり少しずつ日が長くなっている。1月末をもってイルミネーションは消灯することにした。

夕暮れに イルミネーション 今日限り
(ゆうぐれに イルミネーション きょうかぎり)

  また今年の年末まで倉庫に保管しておく。

  早いもので明日からは2月となる。これからが冬の本番であるが、柳川土手の蝋梅には蕾が出来ている。春が近づいていることを自然が知らせてくれている。

2023年1月30日月曜日

Masses, Magnificat(ミサ曲、マグニフィカト)

 

BWV 232  Mass in B Minor

(Kyrie-Gloria)

1. Kyrie eleison(キリエ・エレイソン)

Vocal Lyrics of 1.Kyrie eleison

(主よ 憐れみたまえ)

Sacred Music in Latin

BWV 233, 233a, 234

BWV 233 Mass F Major

Magnificat(マグニフィカト) D Major

BWV 243, 246/40a, 1082, 1083, 1088

Magnificat anima mea Donunum

(我が心、主を崇め)

  バッハCD全集 Vol.70 から Vol.73 まではCD5枚に入っており、ミサ曲、ラテン宗教曲、マグニフィカトの内容である。

  マグニフィカトとは、聖母マリアの祈りを表している。

  ミサ曲、ラテン宗教曲はキリエ・エレイソン(主よ、憐れみたまえ)で始まる。レクエムなども同じである。バッハの曲自体はレクエムの荘厳さより、対位法による流れるような旋律になっている。

バッハの曲 キリスト教が 基になる

(バッハのきょく キリストきょうが もとになる)

  ヨーロッパの文化はキリスト教が基盤になっていることがよく理解できる。

2023年1月29日日曜日

Motets(モテット)

 

Bach CD Vol.69  Motets

BWV Anh.159  "Ich lasse dich, du segnest mich denn"

「われを祝福せずば、汝を放さず」

  バッハCD全集は、世俗カンタータを終わり、モテットに移っている。

  カトリックの宗教曲はミサ曲と言われるが、モテットとはそれ以外の多声的宗教曲をさし、主に葬儀の際に演奏される。

  モテットの最初の曲は「われを祝福せずば、汝を放さず」であるが、BWV Anh. 159 となっている。Anh. とは、Anhang の略で、追補という意味である。追加されたという意味と、本当にバッハの曲か疑しいとの意味も含まれている。

  しかしバッハの曲を聴き続けていると、バッハが作ったものに違いないと感じる。

バッハの曲 聴き続けると バッハ気分
(バッハのきょく ききつづけると バッハきぶん)

2023年1月28日土曜日

Toenet, ihr Pauken! Erchallet, Trompeten(太鼓よ鳴れ ラッパよ響け)

 

Bach CD Vol.68 Secular Cantatas

BWV 214 Toenet, ihr Pauken! Erchallet, Trompeten
No.1 Coro Vocal Lyrics

  バッハCD全集世俗カンタータの最後のCDは「太鼓よ鳴れ ラッパよ響け」で始まった。この曲は有名で今までも何回も聴いている。


  No.1 聖歌の内容は下記の通り。

太鼓よ鳴れ ラッパよ響け
弦よ 澄みて 大気をみたせ
うたえや 晴れやかなる 歌を
王妃よ 幸せあれと われら ねごう
とわに 幸せあれと とわに 花咲けよと

  王妃の幸せを願っている。その後のモーツアルトも同じであるが、絶対王政の中での音楽作りの人生であったことがうかがえる。

バッハの歌 王政の中 曲作り
(バッハのうた おうせいのなか きょくづくり)

2023年1月27日金曜日

Manon Lescaut(マノン・レスコー)

FM Program "Opera Fantastica"
Opera "Manon Lescaut" composed by Puccini
(recorded at Wien Opera House in February, 2022)
Wien Opera House
(visited in December, 2018) 

  本日のFM放送のオペラファンタスティカは、昨年2月のウィーンオペラハウスでの公演の録音であった。

  ウィーンでオペラなどを楽しんだのは、2018年11月から2019年の1月にかけてであった。何回もオペラハウスに出かけている。

  その記憶を思い出しながら、プッチーニのマノン・レスコーを聴いた。プッチーニ特有のアリアが出てきて、魅了される。

FMで ウイーンオペラを 思い出す
(エフエムで ウイーンオペラを おもいだす)

  貴族の息子が、ある日小悪魔的な美女に出会い一目ぼれする。親は反対するが駆け落ちしてアメリカに移る。荒野を彷徨し二人とも亡くなるという悲しいお話である。

  いつものことであるがお話としてはどこにでもある話である。しかし、アリアをはじめとした音楽に引き付けられる。

  最近はバッハの流れるような音楽に酔いしれていたが、イタリアオペラも心動かすものがある。

  それにしてもよくぞ4年前にウィーンに行っておいたことだと、つくづく思う。その後、まさかコロナが流行するとは思ってもいなかった。

2023年1月26日木曜日

Secular Cantatas(世俗カンタータ)

Bach CD Vol.61 Secular Cantatas

Der Streit zwischen Phoebus und Pan

(フェーブス/アポロンとパンの争い)

Geschwinde, ihr wirbelnden Winde BWV201

(急げ、渦巻く風ども)

No1. Chorus(合唱)
Geschiwinde, ihr wirbelnde Winde
Vocal Lyrics of No1.Chorus

  バッハCD全集を聴き続けているが、教会カンタータは Vol.60 で終了し、Vol.61 からVol.68は世俗カンタータになっている。

  世俗カンタータの最初のCDは「フェーブス/アポロンとパンの争い」という題目がついている。その最初の合唱は「急げ、渦巻く風ども」という曲である。ドイツ語を日本語に訳してみた。

トゥッティ(総奏)

急げ

渦巻く風ども

一緒に洞窟へ

ごうごうと共鳴する

反響が気に入る

風が心地よい

  キリスト教にまつわる教会カンタータとは違い、世俗カンタータは日常の世界を歌いあげている。旋律はやはり対位法であり、心地よい気分になる。 

バッハの曲 世俗世界も 表現す

(バッハのきょく せぞくせかいも ひょうげんす)

2023年1月25日水曜日

Crampons(アイゼン)

 

Crampons
Yanagasaki Lakeside Park covered with Snow
(from my Home)
Willow Tree near Yanagawa
Snowman
Peaple playing at white Beach of Biwa-Lake

  朝起きると、自宅から見える柳が崎湖畔公園は真っ白の世界であった。10cmくらいの積雪である。すでに雪の上で親子で遊んでいる人々が見え、雪だるまも作られていた。

  朝食後散歩に出かけたが、自宅前の県道はトラックで渋滞し動いていない。ナンバーを見ると、苫小牧、石川など遠いところからのトラックである。高速道路が通れず、県道に車が流れているようである。

  歩道も雪が凍っており、滑りそうで危険である。とりあえず家に戻り出直すことにした。

  昼食後再度散歩に出かけることにした。今度はアイゼンを靴に装着して出かけた。このアイゼンは神戸に住んでいた時に、冬の六甲山に登るときに購入したものである。

  琵琶湖に来ても近くの山に登るときに利用している。崖に近いところを登るには滑らなくて重宝していた。

  久しぶりに使ってみたが、雪を踏みつけて滑ることはない。いつものコースを散歩したが、雪の上を歩くのはかなり疲れる。

雪道を アイゼン着けて 散歩する
(ゆきみちを アイゼンつけて さんぽする)

  しかし、アイゼンのおかげで滑ることもなく、いつものコースを歩き通して帰宅した。夕方になるとまた気温が下がり、今夜も凍結しそうである。

  本日着くはずの宅配便が届かなかった。おそらく雪の影響と思われ、明日になるのであろう。

2023年1月24日火曜日

Snow(雪)

 

Narcissus with Snow at Bank of Yanagawa

Cherry Tree with Snow at Bank of Yanagawa

Willow with Snow at Yanagasaki Lakeside Park

  午後からいつもの散歩に出かけたが、途中雪が降りだした。全国的に寒波が訪れているためである。

  柳川土手では水仙の花が咲いているが、雪がかぶり寒さに耐えているようである。また桜の木もあるが、雪をかぶり白い木となっている。

雪中花の 花咲く土手は 白い道
(せっちゅうかの はなさくどては しろいみち)

  湖畔でも柳の木も白化粧。浜辺一面が銀世界となった。

  今夜も降り続けるとの予報で、明日の朝には雪が積もる可能性がある。冬将軍到来である。

2023年1月23日月曜日

Herz und Mund und Tat und Leben(心と日々のわざもて)

BWV 147  ”Herz und Mund und Tat und Leben”

6.合唱
  主は われに います
  わが 心の 主
悲しめる ときの
友なる わが イエス
主は われを 愛し
その 身を 賜いぬ
イエス 君の もと
われは 離れじ

10.合唱

イエス わが 喜び

心の なぐさめ

悩み しずめたもう

いのちの 力

かがやける 光

とうとき わが 宝

イエス 君の もと

われは 離れじ

  バッハCD全集のVol.26からVol.50までの25枚のCDを聴き終えた。その中で今までもなじみのある曲が出てきているが、特にVol.45、BWV147「心と日々のわざもて」の中の合唱2曲は、今までも何回も聴いている旋律であった。

  この2曲の歌詞はそれぞれ異なっているが、旋律は全く同じである。You-Tubeに載せている。


  気分が落ち着き、安らぐ音楽である。

  明日からは、Vol.51からVol.60の25枚のCDを聴くことにする。さらに教会カンタータが続く。どんな曲が出てくるか興味津々である。

2023年1月22日日曜日

Young Fruits of Loquat(枇杷の小さな実)

 

Young Fruits of Loquat at my Balcony

  ベランダの枇杷の木は、昨年の秋に花を開かせていたが、小さな実が出来ていることに気が付いた。

  虫が飛んできたのか、風で受粉したのか分からないが、一本だけのベランダの枇杷の木でも実がなることが確認できた。

  今年の初夏には食べられる枇杷の実にまで成長するか、今後も観察を続けたい。

ベランダの 枇杷に実がでる 楽しみだ

(ベランダの びわにみがでる たのしみだ)

2023年1月21日土曜日

Ein fest Burg ist unser Gott(かたき砦 わが主は)

 

Bach Cantatas Vol. 26

BWV80  Ein fest Burg ist unser Gott

Bach Cantatas Vol. 50
BWV 165  O heilges Geist- und Wassebad

(おお聖なる霊と水の洗礼よ)

  バッハCD全集の VOL. 25までは2回聴いたので、昨日からVol.26からVol.50までの次の25枚のCDを聴いている。

  依然としてカンタータが続き、Vol.26の最初の曲はBWV80の「かたき砦 わが主は」で、Vol.50の最初の曲はBWV165の「おお聖なる霊と水の洗礼よ」である。

  その間のVol.33、テノールのアリア「Erholet euch, betruebte Sinnen / 悩ましき精神 回復を」は今までも単独でよく聴いていた曲であった。

バッハCD 聴きなれた曲 楽しみだ

(バッハシーディ ききなれたきょく たのしみだ)

  これからも聴きなれた曲が出てくるものと、ますます楽しみである。

2023年1月20日金曜日

Aida(アイーダ)

 

Opera Fantastica, "Aida"
(Teatro Real Madrid)
Ruins of ancient Rome in Xanten of Germany
Opera ”Aida” performed at Roman Amphitheater in Xanten

(photographed in 21st of June, 1997)

  このごろバッハのCDばかりを聴いているが、金曜日の午後はFMのオペラ番組があり、本日の午後はオペラを聴いた。

  本日はヴェルディのアイーダであった。DVDも持っており、何回も見聞きして楽しんでいるが、本日はスペインマドリッドのレアル劇場の録音であった。

  アイーダはドイツに住んでいた時にも、生の上演で見ている。デュッセルドルフ北50kmくらいのところにあるクサンテンという町、ここの古代ローマ帝国遺跡の野外劇場で上演された。

  円形劇場が再建されており、その野外劇場での上演であった。クライマックスは凱旋で勇壮に行進する場面で、生きた本物のラクダが何頭も出てきた。大変大掛かりなオペラであったことを覚えている。

クサンテン ローマ劇場 ラクダ出る

(クサンテン ローマげきじょう ラクダでる)

  当時のことを思い浮かべながら、午後のひと時を過ごした。またDVDも見て見たいと思う。

2023年1月19日木曜日

Iwashimizu-Hatchiman-Shrine(石清水八幡宮)

 

Iwashimizu-Hachiman-Gu Station of Keihan Electric Railway

Entrance of Iwashimizu-Hachiman-Shrine

First Gate(一の鳥居)

Site of Gokurakuji-Temple(極楽寺)

Second Gate(二の鳥居)

Stair Approach Omote-Sando

(表参道・七曲り階段)

Site of Shokado(松花堂跡)

Slope Approach Omote-Sando to Main Shrine

Banboo Grove

Third Gate(三の鳥居)

Approach with both Side of Lanterns

Edison Monument

Minami-Somon(南総門)

Precincts(境内)

Shingaku-Den(神楽殿)

Main Shrine

Sacred Tree

 (Camphor Tree, ca.700 Years Old)

Mt. Atago(愛宕山) from Obsevation Deck

Mt.Hiei(比叡山)from Obsevation Deck

Urasando(裏参道)

Walking Trajectory in Iwashimizu-Hachiman-Shrine

  兼好法師「徒然草」の仁和寺の法師の話ではないが、今まで何回も八幡市には来ているが石清水八幡宮の本殿まで登ったことはない。本日午後、初めて訪れることにした。

  京阪電車で石清水八幡宮駅を降り、歩いて登ることにした。一の鳥居をくぐり門を抜けると極楽寺跡に入る。仁和寺のある法師はこの極楽寺まで訪れて、かばかりとして帰っている。

  そして有名な格言「すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり」が伝えられている。

  二の鳥居までは平たんな参道であるが、二の鳥居を過ぎると急な階段となる。七曲り参道となり、ゆっくりと登った。

  途中に分かれ階段があり、その先には茶屋松花堂の跡地がある。松花堂弁当ゆかりの場所である。

  表参道に戻り、坂道をさらに登る。途中には竹林が見られる。登り切ると三の鳥居となる。そして、灯篭のある参道が続く。その左の広場にはエジソン記念碑が建てられている。

  この山の竹やぶの竹をエジソンが見つけて、白熱電球に使ったのを記念したものである。

  さらに表参道を進むと南総門に来る。門をくぐると境内となり、左には神楽殿、正面には本殿が配置されている。

  神楽殿では、丁度巫女さんが祈祷の舞をしていたのでビデオに撮った。

Miko(巫女)is dancing at Iwashimizu-Hachiman-Shrine (dated 19th of January, 2023) - YouTube

  境内に隣接したすぐ外には、楠木正成が戦勝を祈願して植えたという楠の大きな神木がある。700年くらいの樹齢という。

  参拝をした後、展望台に行き京都市内を眺望した。愛宕山、比叡山などが広がり絶景である。

  帰りは裏参道の階段を下りた。かなり急な階段で、560段前後の段数であるが、一気に下った。

  長い間、仁和寺のある法師と同じ状態から、やっと本来の目的が終了したという思いである。

石清水 仁和寺法師 成就す

(いわしみず にんなじほうし じょうじゅす)