東京の自宅はマンションであるがすでに40年経過している。マンション全体の修繕は定期的に実施し、建物は新しいものとそん色はない。
各住戸内も各自で修理・改装などを実施しているが、我が家もトイレ以外はすべて更新している。
残るトイレについては、おしり洗浄装置もつけて問題なく使用できていたが、タンク内で水の落ちる音が聞こえていた。
トイレの更新をすべく調べると、区内の業者を使いトイレを更新すると区の助成金の最高額が出るという。温暖化対策助成金という制度で、新しいトイレは水の消費が少なくなるようになっていることから、このような制度が出来たそうだ。
この9月に、この助成金制度を使ってトイレの更新を実施した。助成金制度の最高額を得るため、区内の業者に工事を依頼している。工事は9月末に終わり、10月初めに書類を区に提出した。
承認されて、助成金が10月末には銀行口座に振り込まれることになっていた。昨日なぎさ公園プロムナードをサイクリングする前に大津駅前のATMで記帳し、10月末に振り込まれていることが確認できた。
総工事費の5分の1程度の助成であるが、少しでも節水に寄与できる制度と思われる。しかし背景には、区内の業者の仕事が増えるということも事実としてあり、発案は業者の可能性もある。
秋の日に トイレ更新 助成金
(あきのひに トイレこうしん じょせいきん)
温暖化対策というふれがきであるが、実際は業者支援が主目的だったのかもしれない。今の政治の世界は隠蔽がはびこっており、真相のところは公には出てこない。
いずれにしても、自宅のトイレが新しくなったことはよかったと思う。
ところでトイレであるが、先日大阪から京阪電車で京都に戻るとき七条駅でトイレを使用した。懐かしい和式のトイレであった。
10歳のころまではトイレは和式で、しかも汲み取り式であった。昔の京町家であるので、トイレは土間からの離れにあった。昼はともかく、夜はトイレに行くのは億劫であった。
当時は和式のしゃがみ込む姿勢は苦ではなかったが、先日はしんどくて耐えきれなかった。
10歳以後は洋式水洗トイレの家で生活しており、和式を使うのは外出時などのたまにしかない。
今ではおしり洗浄装置もつき、トイレは快適である。トイレの歴史を思い出す機会となった。
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