2019年8月13日火曜日

JOC(日本オリンピック委員会)

Board of JOC Directors not open to Public
(WEB News)
Walking 6.59 km, 7913 Steps
(Usual Course)

  先日のWEBニュースで JOC(日本オリンピック委員会)が理事会を今まで公開していたが、これからは非公開にするとの記事が出ていた。

  とうとうここまできたかとの印象を受ける。もともと首相の大嘘で始まった東京オリンピックである。その背景には国民には知られたくない不都合なことがたくさんあることと思う。

  それでも、いままでもいろいろな問題が明らかにされても、うやむやのまま事は進行している。

  その極めつけは、前会長の誘致時の贈賄疑惑である。前会長はもともとアクセサリー的存在であり、組織的な事件と思われ直接贈賄の件にはかかわっていないかもしれない。しかし在任中はちゃんとトップとしての高額の報酬を受けており、責任は免れない。

  フランス当局が捜査を続けているというが、前会長の退任後は新しい情報は出てこない。おそらく理事会での議題の中で、この贈賄問題も出てくるものと思う。その時に報道陣がいては困るのである。

  大変な税金を使っている事業である。その事業の内容について国民には知る権利がある。今回の非公開とする決定は、情報公開の原則からして逆行する決定と思う。

  この決定でかえって、今回のオリンピックには国民には知られたくない不正が多々あると推測することになる。

  現会長は非公開の理由を闊達な議論ができるようにとの説明であるが、これはまさしく報道陣の前で発言できないことがあるということを暴露したのと同じである。

  すでにオリンピックは、スポーツマンシップを発揮する場から、利権をあさる政治的道具として利用されているといわざるを得ない。

  現会長も不正の世界に仲間入りということで、現役時代のスポーツマンとしての評価に自ら泥を塗っていることを意識していないようである。

スポーツマン 若き栄光に 泥を塗る
(スポーツマン わかきえいこうに どろをぬる)

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