Eating Tuna too much leads to Neurological Disorder
(WEB News)
昨日のWEBニュースに、マグロを食べすぎると神経障害のリスクが高まるとの記事があった。
アメリカのカルフォルニア大学の調査結果である。大学生のマグロ摂取の影響について調査したところ、毛髪に含まれる総水銀量が、マグロ摂取者では 0.466 ㎍/g に対してマグロ非摂取者では 0.110 ㎍/g と有意の差を示したという。
またマグロ摂取量と総水銀量とは、線形回帰分析で有意な相関(R2=0.868)があることも報告している。
特に週3回以上マグロを摂取している半数以上が、メチル水銀の基準摂取量(健康に影響を与えない1日の摂取量)である 0.1 ㎍/kg/日を越えているという。
魚の世界は、プランクトン、小魚、大きな魚へと食物連鎖があり、有機水銀などは大きな魚に蓄積される。マグロもその代表例と思う。
水銀による障害としては水俣病が知られているが、神経障害のリスクが高くなっていることは間違いないようである。
海洋が化学物質で汚染されていることを改めて知ることになったが、加えて気になるのは福島原発事故による海洋汚染である。
冷却水があふれており海洋に流す話もあるが、とんでもない犯罪行為である。ますます海洋汚染が広がることと思う。
いずれにしても今ではビーガン生活で、魚も食べないのは正解のようである。
思い出すのは6年前のイタリアの先生の言葉である。日本の医者からは魚は食べても肉は食べない方が良いといわれていると話した時の反応。
「日本の医者は遅れている。肉のみならず魚も食べない方が良い。」
この意味の中には、今回のような海洋汚染も入っていたのではないかと思う。
健康に 良い魚にも 毒汚染
(けんこうに よいさかなにも どくおせん)
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