Five Pungent Vegetables(五葷), Liquor(酒) and Meat(肉) are prohibited inside of Temple
(Stone Pillar at Entrance of Homyo-in/法明院)
仏教寺院の入り口には、「不許葷酒肉山門」という石柱が建てられていることが多い。
五葷、酒、肉は寺院に持ち込むことを禁ずるという意味である。近くの三井寺の小院の一つである法明院の階段登り口にも、この大きな石柱が建てられている。
この戒律は、中国から伝わったもので本来のインド発祥仏教の戒律ではない。中国4000年の文化の中で生まれた戒律と考えられる。
この3年ほど、妻のすべての指先がひび割れして痛いとの症状が出ている。また水が浸みて料理がしにくい状態も続いている。軟膏などをつけても治る気配はない。
仕方なく日ごろはすべての指にサックをつけ、水仕事をするときにはゴム手袋を使っている。
今年に入って、何度か東京に滞在する機会があったが、振り返ってみると東京に居るとひび割れが治っていることに気がついた。一度きりではなく、再度琵琶湖に戻るとまたひび割れが出現する。
先日も妻は東京に行っていたが、ひび割れはすっかりなくなっていた。
東京と琵琶湖の違いは何なのか? 東京に住む娘が「自分はいつの間にか、五葷を食べていない」ということに気がついた。ビーガン生活を続ける中で、自然と肉以外に五葷も食べなくなったという。
五葷とは、玉ねぎ、ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなどの野菜をさす。臭いなどの刺激の強い野菜である。その刺激が、仏教では修行の妨げになるとして禁止されていると聞く。
琵琶湖に戻って来た妻からこの話を聞いて、試しに琵琶湖でも五葷を食べないようにしてみることにした。
わたしは問題ないので毎朝の納豆にはネギは入れて食べているが、味噌汁に入れていた玉ねぎは止めることにした。
今のところ妻のひび割れの再発はなく、少なくとも三か月くらいは五葷抜きの食事で実験してみたい。
五葷の刺激の元は硫化アリルという化学物質であるが、害というよりも人には有益な成分という理解が一般的である。
中国4000年の歴史の中で、五葷が人にとって害になることがあるとの実経験も、仏教の戒律として正当化された背景にあるように思う。
妻は悩まされているが、私は何ら問題ない。水道水の塩素の影響と同じように、確率的には少ないが個人の体質との関係もあるようである。
中国の15億を超える人口からすると、このような体質の人もかなりの数になるので社会的に認識されるに至ったのではないかと推測する。
難病は何らかの化学物質が効いているものと思われ、妻のひび割れも原因がはっきりするかも知れない。
「健康にはビーガン生活が良い」という現代の科学的手法によるチャイナスタディの結論は、すでに中国4000年の食文化の中で実践されているのは驚きである。
ただチャイナスタディでは、五葷を避けるべき食品とはしていない。科学的手法による研究が望まれる。
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