大津京シンボル公園にある平忠度の歌碑
本日の散歩 距離 6.19km、8162歩
大津京シンボル公園には平忠度の歌碑もある。平清盛の異母弟に当たり、武士であるが歌の才能もあり多くの歌を書き残している。
源平の争いの中、平家が西へ逃れる時、自分の歌を後世に残したいとして途中から京都へ引返し、師匠の藤原俊成の元に戻る。
源平の争いの中、平家が西へ逃れる時、自分の歌を後世に残したいとして途中から京都へ引返し、師匠の藤原俊成の元に戻る。
勅撰和歌集に載せてほしいと、これまで書き留めていた百首ほどの歌を託したという。その後平家は滅び、源氏の時代になり後白河法皇の時に千載和歌集が出され、その中にこの歌が載せられた。
しかし、源氏の時代に平の名前を出すわけにはいかず、詠み人知らずとして載っているそうである。
「さざ浪や志賀の都は荒れにしを昔ながらの山桜かな」
かつて都だった滋賀の地は荒れ、琵琶湖のさざなみがわびしく聞こえるが、山桜は昔のままに咲いている。今もその雰囲気は残っている。
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