歌碑の説明
散歩の歩数 9413
万葉集の歌碑が柳が崎湖畔公園にも設置されている。イングリッシュガーデンのガゼボ近くの湖畔にある。柿本人麻呂の歌である。
「淡海の海夕波千鳥汝が鳴けば情もしのに古思ほゆ」
柿本人麻呂は天武天皇、持統天皇時代の役人で歌人としても活躍している。琵琶湖を眺めながら天智天皇の大津京時代を懐かしむ歌である。
この歌碑の場所から琵琶湖を見ると、湖畔公園の南北にはマンション群が立ち並んでいる。以前は琵琶湖の景観を維持するため高い建物の規制があったが今では廃止され、湖畔にはどんどん高層マンションが建ち、風景が激変している。
人麻呂時代の光景はなくなってしまっているが、湖面で水鳥が鳴く風情はかわっていない。
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