唐崎苑公園
唐崎苑公園から見える比叡山
万葉歌碑除幕式の看板
除幕式前の歌碑
前滋賀県知事嘉田由紀子氏による除幕
(九基目の歌碑、但馬皇女)
嘉田由紀子氏の除幕式(動画)
ソプラノ歌手による万葉歌
ソプラノ歌手による万葉歌(動画)
ソプラノ歌手による万葉歌(動画)
ソプラノ歌手による万葉歌(動画)
(柿本人麻呂)
午前中のサイクリング 6.57km
午後の散歩 7279歩
本日の活動 11.2km、7487歩
柳が崎から北3kmくらいのところに琵琶湖に面して唐崎苑公園がある。鎌倉幕府倒幕の戦い、唐崎浜の戦いのあった場所である。本日ここで、万葉歌碑の除幕式があるとのことで自転車で出かけた。
大津京周辺には、大津宮ゆかりの万葉歌を刻んだ歌碑がすでに8基設置されている。万葉集愛好家グループ「淡海万葉の会」が寄付を募り設置してきた。
本日は目標の10基目を達成する歌碑除幕式である。9基目は但馬皇女(たじまのひめみこ)の歌である。
「後れ居て恋ひつつあらずは追い及かむ道の阿廻みに標結へわが背」
揮毫者は前滋賀県知事嘉田由紀子氏で、ご本人が出席し除幕を行った。その後、ソプラノ歌手がその歌をフルートの伴奏で歌いあげた。
そして10基目は舎人吉年(とねりのきね)の歌であった。
「やすみししわご大君の大御船待ちか恋ふらむ志賀の辛崎」
揮毫者は文化勲章受章者中西進氏で、やはりご本人が出席し除幕を行った。同じくソプラノ歌手がその歌を歌いあげた。
最後は、すでに9年前に設置された「柿本人麻呂」の歌碑の前で、再度ソプラノ歌手によってその歌が歌いあげられた。
中西進氏のお話の中で、百人一首の天智天皇の歌「秋の田の・・・」は、弟である後の天武天皇と額田王を取り合い、結局額田王は天武天皇の元に行ってしまったことにより、天智天皇の失恋の悲しみを歌ったものとの説明があった。
あの歌は、秋の収穫の後のもの悲しい情景を歌ったものと思っていたが、この説明を聞きなるほどと納得した。
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