1 Dollar 160 Yen (WEB News)
本日、日本は休日であるが海外は為替市場が開いている。WEBニュースで、とうとう1ドルが160円になっているとの情報があった。1990年ころ以来の円安という。
1990年ころというと、日本の高度成長の最後の時期であり、その後30年以上にわたる経済停滞の時代が続くことになる。
それと共に円安が進み、本日に至っている。
昨日のブログに「七つの大きな罪」を書いたが、その中での理念なき政治がこの30年続いている結果が今日の円安である。
この30年以上の間、政府は円安が進めば保有外貨を使い円買いに走り、結果一時的に円は戻るがまた円安がさらに進むというその場しのぎの無策を繰り返している。しかしその保有外貨も25兆円程度になり、あと数回くらいしか為替介入はできない事態になっている。
また国内での税金不足を、札束をどんどん印刷することによりつじつまを合わせている。
その結果、国の財政は世界一の赤字を更新しており手が付けられなくなっている。このような事態は、理念なき政治が続いていることが大きな原因と考えられる。
昨日の三か所の衆議院議員補欠選挙では、現政府関連の候補者はすべて落選している。この理念なき政治にようやくグーミン(愚民)が気づき始めたのか。しかし残念ながら投票率を見ると30~50%で、史上最低の結果であったという。
まだまだグーミンが圧倒的に多いとの結果で、日本が理念ある真っ当な政治になるには程遠いように感じてならない。
円安が 進む政治に 理念なし
(えんやすが すすむせいじに りねんなし)
午後になって1ドルが155円程度に戻したとの情報もあった。政府がまた円買いに走ったのは間違いない。しかし政府はノーコメントである。
国が為替相場に介入するのは、ご法度であることは言うまでもない。
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