2021年2月27日土曜日

Walking to Poem Monument of Manyousyu(万葉集歌碑へウォーキング))

 

Poem Monument of Takechi Kurohito(高市黒人) in Oumi-Shrine

Poem Monument of Kakinomoto Hitomaro(柿本人麻呂)in Yanagasaki Lakeside Park

Walking 5752 m, 8218 Steps
(Usual Course)

  散歩はいつものコースを歩いたが、途中万葉集の歌碑に立ち寄った。一つは近江神宮にある高市黒人で、もう一つは柳が崎湖畔公園浜辺にある柿本人麻呂の歌碑である。


  天智天皇時代の都は大津京であった。第一子の弘文天皇が自害することにより、次の天武天皇は都を奈良飛鳥に移すことになる。

  その後、大津京は荒廃する。数十年後に訪れた万葉歌人が歌を残しており、その歌碑が残されている。

  近江神宮楼門を下りて右手に進んだところに高市黒人の歌碑がある。昔栄えた都が荒廃し、悲しんでいる歌である。

  柳川を下り湖畔の浜辺には柿本人麻呂の歌碑もある。やはり都がなくなり寂しげな湖には水鳥だけが昔と変わっていないと嘆いている。

万葉の 人が悲しむ 天智の地
(まんようの ひとがかなしむ てんちのち)

  人の世は変わっても、自然の趣はそのまま続くことを、これからも願うばかりである。

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