2019年3月11日月曜日

Frag at half-mast(半旗)

Frag at half-mast (Yangasaki lake Side Park)
 Radioactive Contamination by Fukushima Nuclear Accident
(Spreading to Nagoya Area, from Report of Government) 
Radioactive Contamination by Fukushima Nuclear Accident
 (High Contami. in Tsukuba, kashiwa & East Tokyo, from Report of Goverment)
Walking 6.36km、8262Steps
(Usual Course)

  8年前の今日、東北大地震が発生、その後福島原発の大事故が発生している。この大地震により、いまだに避難生活を余儀なくされている人が5万人以上いるという。大津館のある柳が崎湖畔公園入口の国旗掲揚ポールには半旗が掲げられた。

  この地震には原発事故が伴い、対策を複雑にしている。先日、You-Tube で、政府がIAEA(国際原子力機関)に報告した国内の汚染状況の報告書を見ることができた。爆発当時、静岡のお茶が英国に輸出され異常な放射能汚染が感知されたとの報道があったが、それを裏付けるように、名古屋附近まで汚染されているというデーターである。

  放射性物質の半減期を考えると、今もそのまま汚染が続いているものと思う。地震の時はつくばに住んでいたが、原発爆発数日後ガイガーカウンタで測ると測定不能で針が振り切れている。大変な量の放射性物質が降り注いだことを経験している。この報告書でもつくば、柏、そして東京都内で局地的に高い放射能汚染が示されている。

  今回の報告書の説明でその理由が分かった。爆発後南に吹く風に乗って太平洋を南下、その後西向きの風が吹き、それに乗ってつくば、柏、東京東部に流れたということである。

  その汚染程度は本来一般人は踏み込んではいいけないレベルで、原子力関連の仕事する人だけがその被ばく量を管理することを条件に立ち入れるレベルであるという。

  その管理の上限を甘くして、背景の事実は知らされないまま人々は生活を続けている。新聞、テレビなどのマスコミからはその事実は全く報道されていない。自主規制、あるいは忖度による規制になっているようである。

  内海聡のグーミンではないが、国民一人一人が真実をインターネット、書物、講演会などで知る努力をしないと情報は隠蔽されたままで、グーミンから抜け出せない。

  原発問題のみならず、今政治・経済など日本のあらゆる領域でグーミンになっている人があまりにも多い。まずはグーミンであることを自覚し、そこから抜け出す努力をする人が多くなるよう願うばかりである。

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