Raizou Ichikawa & Shiho Fujimura on Screen of my Home Theater
先月京都文化博物館フィルムシアターで見た映画「破戒」の音楽が、You-Tube で聴けないか調べていた。芥川也寸志の映画音楽は、「八甲田山」、「八つ墓村」などは見つかるが、この「破戒」はなかった。
それでアマゾンで調べたところ、DVDで売られていることが分かった。さっそく注文し、先日手元に届いた。
我が家のホームシアターで鑑賞した。映画館ほど大きな画面ではないが、それでも十分楽しめる。
音楽はステレオ6スピーカーである。映画館では映画の筋を追うため俳優の声に集中して、音楽はきっちりとは聴いていなかった。
今回は音楽を聴くよう努めた。聞き逃していたが、最初、途中ところどころでも静かな哀愁に満ちたテーマ曲が流れる。
芥川也寸志はストラビンスキーを好んでいたとのことで、前半の不気味な現代音楽はその表れのようである。現代音楽はそれほど好きでもないが、この映画の前半の場面を際立たせており、音楽の効果はすごいと言わざるを得ない。
最後、東京に向かうところでも、子供たちと別れるシーンではこのテーマ曲が流れ、別れに涙を誘う。
最後、東京に向かうところでも、子供たちと別れるシーンではこのテーマ曲が流れ、別れに涙を誘う。
このごろは、You-Tube で芥川也寸志の音楽も聴いているが、「破戒」の音楽もDVDで楽しみたいと思う。
藤村志保はこの映画がデビュー作。その中で志保役を演じたということで、名前が付いたという。まだ20歳過ぎの清楚な姿は、主役の市川雷蔵以上に印象に残る。
これからも、このDVDを見るもう一つの楽しみになりそうである。
これからも、このDVDを見るもう一つの楽しみになりそうである。
0 件のコメント:
コメントを投稿