2018年12月31日月曜日

ベートーヴェンの第九

 Konzerthaus のポスター
Grosser Saal の表示
 Grosser Saal のロビー
 ホール内部
2階席
 2・3階席
  天井のシャンデリア
 オーケストラ Wiener Simphoniker
ソプラノ Regula Muehlemann
メゾソプラノ Dorottya Lang
テノール Steve Davislim
演奏が終わって
拍手が続く
 
市庁舎前
(大晦日の夜の舞踏会)
 市庁舎前には大きなスクリーン
 特設舞台
市庁舎前での催し(動画)
Stephanplatz への道で(動画)
Stephanplatz での催し(動画)
オペラハウス前のスクリーンでオペラ実況(動画)
(ヨハンシュトラウス「コウモリ」)
 移動の軌跡
(Basic、Rathaus、Stephanplatz、Oper、Konzerthaus)
移動距離 17.34km、13782歩

  19:00から Konzerthausベートヴェンの第九交響曲を聴いた。初めて Konzerthaus に入った。大晦日でもあるので開演前は、ロービーではたくさんの人が飲みものを片手に談笑の花を咲かせていた。

  ホール内は楽友協会に比べて大変大きい。2000人くらいは入るであろうか。席は満席であった。

  日本でいつも聴く第九はオーケストラはプロであるが、合唱はその専属の合唱団とはいいながら、素人の人が多い。

  オーケストラの音も素晴らしいが、合唱団の声が透き通っていてよく響く。もちろんソリストも素晴らしい声量である。

  今まで聴いた第九で歌声、オーケストラとも最も響きが綺麗で、しかも迫力があった。やはり本場の音楽を聴くと、日本での音が物足りなくなる。

  第九を聴いた後オペラハウス前に行くと、広場の大きなスクリーンで本日のオペラ、ヨハンシュトラウスの「こうもり」を実況していた。たくさんの人が聴き入っていた。

  本日は午前中に Basic へ買い物に行った後、午後からは市庁舎などを巡った。すでに昼間から特設舞台では大晦日の催しをしており、大音響で音楽が奏でられていた。

  Stephanplatz に向かうと、路上でワルツを踊っている人がいた。夜中には各所でワルツの舞踏が始まるという。

  昼間でさえ歩けないほどの人出で、ベルリンの時と同じように夜中は大変と理解した。新年明けはアパートでテレビなどで状況を見ることにした。

  今年は何といっても4年ぶりにヨーロッパを訪問したことが、大きな出来事であった。爆破事件や、難民流入などヨーロッパも激動の4年であった。

  ウィーンに来て、観光客以外でも外国人が多くなっているように思う。特に中東などの国の人が目立つ。

  下町を歩いているとオーストリア人に出会うことが少ない。別に治安が悪いわけではないが、この先どうなるのか気になるところである。

  日本も外国人労働者の受け入れを拡大しようとしているが、ヨーロッパの成り行きを参考にした方が良いように思う。

2018年12月30日日曜日

Lainzer-Tiergarten

 中央駅から S-Bahn に乗る
 S-Bahn の電車
 車内
反対方向の Sinmmering の方に乗ってしまった
 Simmering の駅
 地下鉄 U3 の終点 Simmering 
 Hutteldorf 行に乗り換える
 Hutteldorf 行の電車
S-Bahn Speising 駅
 Speising 駅を出る電車
 トラム60停留所 Preyergasse まで歩く
 トラム乗り場
 Speising, Hermesstrasse からバス55Aに乗り換え
 Rainzer Tor (ラインツァー門 行のバス)
Lainzer Tor に着く
 ラインツァー門
 Lainzer-Tiergarten(ラインツァー動物公園) の表示
 門を入ると案内図がある。
 (一帯がウィーンの森の一部である)
広域案内図
Hermesvilla への道案内
 Hermesvilla の方向に歩く
(天皇皇后訪問記念碑の表示)
 雨の中歩く(左クリッペ)
クリッペ(キリスト誕生)がある
 小川
 飼料用草地
 草地
森の中を歩く
Hermesvilla(Wien Museum)
展示ポスター
Hermesvilla
庭園
森の中の Hermesvilla
向かいにある建物
ラインツ森林管理事務所
森と草地の中を歩く
雨で道はぬかるみ
小川
鹿
帰りは Meidling Hauptstrasse からバス7Aで戻る
移動の軌跡
(中央駅、Simmering、Lainzer-Tirgarten、Hauptstrasse)
移動距離 14.68km、10265歩

  ウィーンの森の一つに、西南部の Lainzer-Tiergarten(ラインツァー動物公園)がある。朝方は曇り空で晴れ間も見えるので、この森に行くことにした。

  U1で中央駅に行き、S-Bahn80で Huttendorf 行の電車に乗るつもりであった。しかし間違えて反対方向の電車に乗ってしまい、次の駅の Simmering でまた乗り換える羽目になった。

  Speising で降りて、トラム60に乗り換えた。そして Hermesstrasse でさらにバス55Aに乗り、公園の入り口である Lainzer Tor(ラインツァー門)に着いた。本来なら1時間ほどで来られるが、乗り間違えたこともあり30分ほど余計にかかってしまった。

  何とか持ちこたえていた天気であったが雨が降り出し、傘をさしての散策となった。広い森であるため Hermesvilla だけを回るコースを歩くことにした。

  また天皇皇后訪問記念碑の表示もあったが、その場所は森の奥にあるという。雨の中長く歩くことは出来ず、行くのを諦めた。

  木々が茂り、その間には草地がある。この草地は動物のための飼料になる。イノシシなどが生息しているというが、見たのは鹿だけであった。

  40分ほど歩くと、 Hermesvilla に着いた。ここは博物館になっており、カフェもあった。向かいにいは森林公園管理事務所も見られた。

  ここらから戻ったが、小川、池もあり、天気が良ければゆっくりとさらに散策したかった。傘をさしているとはいえ、体がかなり濡れており1時間半ほどで森の散歩を終わりにした。

  帰りは S-Bahn の駅まで戻ったが、電車は出たところであった。夕方は1時間に一本しかなくS-Bahnで帰るのは止めて、トラム60に戻りシェーンブルグ宮殿近くの駅から U4 に乗りMeidling Hauptstrasse で降りた。ここからはバス7Aがあり、アパートの近くまで戻ることとなった。

  S-Bahn はトラム、バスに比べて本数が少ないことから、帰りのルートの方が速くて楽であることが分かった。

  滞在中に天気の良い日があればもう一度歩いてみたい森である。