Left Upper : Shinkansen, Right : Takasaki-Line, Tohoku-Line, Saikyo-Line
(From Roof of Museum)
大宮にある鉄道博物館に孫が行くとのことで同行した。
京都の鉄道御博物館は何回か訪れているが、大宮の博物館は初めてであった。この博物館は、昔秋葉原万世橋にあった鉄道博物館を移設し、規模を拡大したものである。
明治以降日本に鉄道が出来、その拡大してきた歴史が展示されると同時に、各時代の列車も展示されている。
一号蒸気機関車、在来特急、急行、新幹線など懐かしい車両を見学した。
特に懐かしいのは、修学旅行で乗ったきぼう号である。展示には「なかよし」の看板になっていたが、実際には関西地区から東京行の電車は「きぼう号」、関東地区から関西へは「ひので号」と呼ばれていた。
きぼう号 修学旅行 東京へ
(きぼうごう しゅうがくりょこう とうきょうへ)
新幹線が出来るまでは東京ー大阪間はこだま特急で7時間ほどかかっていた。修学旅行専用車もほぼ特急と同じ7~8時間ほどで結んでいた。快適な旅行であったことを覚えている。
就職して北陸に赴任した時には、最初は大阪ー北陸を急行で行き来していた。その急行の電車も展示されていた。まもなくこの急行は廃止され、すべて特急となっている。急行は乗車券に数百円の急行券を買えば乗れた。急行の廃止は、実質値上げになったということになる。
同じことは、在来特急から新幹線に代わるときにも起こっている。時間が短縮されると同時に大幅な値上げがなされている。
孫と共にジオラマのショーも見学した。孫は電車の動きを見て楽しんでいたが、年を取っていても興味深い。
孫はお土産に新幹線の組み立ておもちゃを買ってもらい、帰宅後早速工作して完成させていた。