2024年5月8日水曜日

Yamano-Kami and Sakamoto Casle Ruins(山ノ神遺跡と坂本城跡)

Otsu-City Buried Cultural Property Research Center

Mini Exhibion of Sakamoto Castle Ruin
Yamano-Kami 
Location of Yamano-Kami Remains
(Near JR Seta Station)
Discovered special Sueki(須恵器)
Enmen-Suzuri(円面硯)
Touba(陶馬),Tourei(陶鈴)
Discovered Shibi(̪鴟尾)of Roof
Shibi
Toukan(陶棺)
Discoverd Stone Wall of Sakamoto Castle
Discovered Roof Tiles(瓦)of Sakamoto Castle

  昨日は散歩中に、大津市埋蔵文化財調査センターにも立ち寄った。今時期は、山ノ神遺跡発掘結果と坂本城跡から発見された石垣などの展示をしていた。

  山ノ神遺跡は今までも展示されている。JR瀬田駅の南東1キロのところにある。天智天皇の時代に使われた須恵器を焼いた窯跡からの資料であった。

  須恵器は縄文弥生時代のような素焼きではなく、素焼きからさらに高温で焼いたもので、表面は土色ではなく灰色がかった色になっている。

  展示品には円面硯、陶馬、陶鈴などがあった。さらには建物の屋根の装飾に使う鴟尾(しび)も発見されている。

  また陶器で出来た棺、陶棺も発見されている。

  一方今年初め坂本の宅地開発中の地中から、坂本城の石垣が発見されその内容についても展示されていた。

  この発見により坂本城の大きさが判明するなど重要な資料となり、県は宅地開発を中止し遺跡として保存する方向で検討している。宅地業者は宅地開発を断念することで同意したとのことである。

  大津付近にも歴史的遺跡がまだまだあり、これからも新しい発見により歴史が分かることと思う。

地下掘ると 遺跡出てくる 大津の地
(ちかほると いせきでてくる おおつのち)

  興味は尽きない。

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