柳川土手に面した民家の壁にカタツムリ
ダーウインの進化論をカタツムリで研究(You-Tubeより)
南硫黄島は3万年前に火山噴火によりできる
南硫黄島
南硫黄島に近づく研究調査船
10年前の調査でカタツムリ「コダマ」が発見される
コダマのルーツは北海道
新たな消化酵素により繁殖場を拡大
牙なし新種を発見
北海道原種から環境にあった5種への進化を確認
本日の散歩 6.01km
本日の散歩 8315歩
先週は秋雨前線の影響で雨の日が多かった。いつもの柳川沿いの散歩していると、ジメジメした雰囲気の中、民家の壁にカタツムリが這っているのを目撃した。
そして You-Tube で検索しているとNHKで放映された南硫黄島についての動画が見つかった。
3万年前の火山噴火によって形成された島であり、生物の進化を調べるうえで貴重な島という。ダーウイン進化論のガラパゴス島と同じ位置づけである。
この中でカタツムリの進化から進化論の遺伝子学的解明が出来るかもしれないという。10年前の調査の時に新しいカタツムリが発見され、その名前を「コダマ」とつけた。
このコダマのルーツを調べたところ、北海道の湿った林の木などに生息しているカタツムリがルーツであることが分かった。おそらく鳥が運んだのではないと推測される。
北海道原種には牙があり、10年前に発見された南硫黄島のコダマにも牙がある。そして北海道と同じような湿度の高いところの木で発見されている。
草原、地面、雲霧林、林、それぞれの環境に応じたカビが生えており、コダマはそのカビを餌にしている。そしてそれぞれのカビを消化できるように新しい消化酵素を生成し新種が出来たようである。それに牙なしの種類も発見されて、5種類に進化していることが判明した。
牙なし種は外敵がいないことから進化したのではないかと考えられている。
これら5種類の遺伝子情報を解析することより、進化論の理論的説明ができるのではないかと期待されている。
たかがカタツムリの研究であるが、科学者の地道で絶え間なく続く探求心には脱帽する。
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