2017年10月10日火曜日

聖衆来迎寺

国道161号線比叡辻
 
聖衆来迎寺の石標
 参道
表門の表示
 表門
 本堂
 本堂に掛かる表示
 客殿の説明
 客殿
 開山堂の説明
 開山堂
森可成の墓の表示
 森可成の墓
サイクリングの距離 16.2km

  国道161号線比叡辻の国道沿いに聖衆来迎寺がある。最澄が創建したといわれる寺で、森蘭丸の父で宇佐山城主であった森可成の墓があることで有名な寺である。

  サイクリングで訪れた。表門から境内に入る。表門は明智光秀が城主であった坂本城の門を移設したもの。境内には本堂、客殿、開山堂が並んでおり、表門も含めていづれも重要文化財に指定されている。

  文化財も多く、特に有名なのは往生要集に説く六道(地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人、天)を絵画化した絹本著色六道絵である。

  そして開山堂左奥には森可成の墓がある。信長による比叡山焼き討ちの前年、森可成は浅井・朝倉軍との戦いでこの比叡辻で討たれた。その亡骸は、聖衆来迎寺の住職によってひそかに運び込まれて寺に埋葬されたという。

  比叡山焼き討ちの時には比叡山から坂本に至る地区の寺はほとんど焼かれたが、この寺だけは免れている。森可成の墓があったからではないかと伝えられている。

  本日も歴史の一端を知ることになり、ますます寺社を訪れることに興味がわく。

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