2018年2月6日火曜日

坂本龍一 async

新京極のMOVIX京都
坂本龍一 async 映画チケット
THEATRE 6 で上映
京阪三条から四条を歩く
歩いた距離 9.96km、8412歩
  坂本龍一のニューヨークでのコンサートの実録映画、坂本龍一async を見に出かけた。場所は新京極にある MOVIX 京都である。

  世の中で聞こえてくるいろいろな音を題材に、ピアノ、シンセサイザー、ピアノの弦、ガラス、ギター、金物など世の中にあるものからの音を自ら奏でて楽曲に仕立てていた。中には古典音楽のような響きのところもあり、時を忘れる1時間であった。

  この映画館の音響はかなりの数のチャンネル音源のようで、スピーカーがいたるところにあり、ホールで聴く生の楽器の響きに近いものがある。特にシンセサイザーからのパイプオルガン調の音のところは、先日のサンサーンスのパイプオルガンと同じようにすごい迫力であった。

  今までにない抽象的な響きもあり、音楽での新しい模索ではないかと思う。ベートーベンの第九交響曲のように坂本龍一の集大成の作品になるのかも知れない。組曲として、これからもホールで生で聴くことも出来るのではないかと思う。

  小さなホールでの実録で、聴衆は200名ほどにすぎなかった。その中には分子生物学者の福岡伸一青山学院大学教授も映っていた。以前二人が対談したときの話を聞いていたが、お互いに共感しあえる間柄のようである。

  音楽は生の演奏が一番であるが、その次は映画館での音ではないかと思う。自宅のCDステレオも大きなウーハーも備えたかなりの音響で楽しめる装置であるが、ホール、映画館で聴く音にはかなわないと今回再度実感した。

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