2018年2月16日金曜日

日本電産

日本電産本社表示
本社入口
本社ビル
本日の散歩の軌跡
(JR向日町、日本電産本社、桂川土手、西寺跡、JR京都)
散歩の距離 12.1km、18142歩

  昨日、日本電産の社長が交代するとのニュースが流れた。今では世界最大の小型モーターメーカーで、最近は電子機器、コンピュータ機器、それに自動車に使われるモーターに拡大し、創業者一代で1兆円を超える売上高に成長している。

  その創業者は2歳年上で、同じ高校に在学していたようである。普通科1年に在籍していた当時、おそらく第3学年にその創業者が工業コースの電気科か機械科で勉強していたものと思う。高校を出た後、職業訓練大学校を卒業し仕事に就き、まもなく今の会社を設立している。

  会長として今までと変わりなく経営に係る様であるが、これからの時代も人材育成が最も重要との持論を持っており、私学経営にも力を注ぐという。京都という地から、世の中を変えていく人材が出てくることが期待されている。

  ソニー、ホンダ、京セラなど戦後誕生し大きく成長した会社は、その創業者のカリスマ的個性が生かされている。しかし創業当時は休みもなく働きづめであっただろうと推測する。日本電産創業者も「休みたければ会社をやめればいい」と公言していた。

  しかし大企業に成長すると個人のカリスマ性だけでは運営できない。今では残業をなくする改革をしているという。2代目に課せられた責任は大きい。

  会長職として順次新社長に経営を移行するという。燃料電池車、電気自動車の普及が本格的になり日本電産には追い風が吹いている。

  この会社は国などが支援して成長した企業ではなく、草の根から大きくなった企業である。京都という土壌で同じように成長した京セラと同じである。

  私学経営にも力を入れるという。企業経営のみならず、人材育成の面でも成り行きが注目される。

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