2018年12月29日土曜日

両替

 Stephanplatz 近くの両替所
 為替相場(1ユーロ:135.99円)
10万円が637.33ユーロ
デュッセルドルフ空港での両替
(5万円が301.35ユーロ)
ウィーン空港での両替
(10万円が577.9ユーロ)
街角には豚などの置物・ぬいぐるみが売られている
 街角には豚などの置物・ぬいぐるみが売られている
街角には豚などの置物、ぬいぐるみが売られている
移動の軌跡(Stephanpartz・両替所)
 
移動距離 6.85km、6941歩

  ユーロの現金が少なくなったので両替に出かけた。両替は鉄道中央駅などにはなく、空港か Stephanplatz 付近にしかない。銀行では口座がないと両替はできない。

  今まで空港で両替しているが、あまりにも比率が悪いので今回は市中心の両替所で両替した。

  10万円を両替すると、デュッセルドルフ空港では602.7(301.35 × 2)ユーロ、ウィーン空港では577.9ユーロで、ウィーン空港が特に受け取りが少ない。

  市中心の両替所では10万円が637.33ユーロであった。結局一番受け取りが多かった。

  しかし先日日本から来た知り合いは成田で両替しており、10万円が700ユーロ以上になったという。

  為替レートは135円くらいを変動しているが、両替所により換算比率、手数料が大きく異なることがはっきりしている。

  今までも経験しているが、飛行場では成田が結構よい。ウィーン空港は最悪である。明細書には手数料の明記もないことで不信感を持たざるを得ない。

  もしこれから両替する人がいればウィーン空港での両替は止めた方が良い。いずれにしてもヨーロッパはかなりの場面でカード支払いができるので、極力カードで処理するのがベストである。

  クリスマスが終わり、街角では豚などの小物置物、ぬいぐるみを売る店が出ている。新年を迎えるにあたって、縁起物として幸福を願うものと思う。

  また Stephanplatz には大きな液晶スクリーンが設置され始めて、大晦日、新年の準備が進んでいた。4年前のベルリンの大晦日のブランデンブルグ門と同じように、大変な人出があるものと予想する。

2018年12月28日金曜日

魔笛

 立見席販売窓口に並ぶ人々
 ホール入口でさらに待つ
 モニターの魔笛の表示
 指揮者 Adam Fischer
 ザラストロ(祭司) Rene Pape
タミーノ(王子)Benjamin Bernheim
夜の王女 Hila Fahima
パミーナ(王女の娘)Valentina Nafornita
パパゲーノ Rafael Fingerlos
 開演前の様子
 舞台
 モニターに出る日本語訳
 幕間の様子
 終了後の挨拶
演奏が終わって(動画)
移動の軌跡(オペラハウス)
歩いた距離 2.92km、2938歩

  本日はオペラハウスでモーツアルトの魔笛の鑑賞である。やはり席は完売のため当日販売の立見席を並んで購入した。

  モーツアルト最後のオペラで、亡くなる年の9月に初演されている。そして12月25日に生涯を終わっている。

  夜の王女の娘が他国の支配者に奪われる。大蛇に襲われた別の国の王子が雷で助けられ、王女と出会う。王女が娘の絵を見せると、王子は一目ぼれする。王女は娘を助ければ娘を与えると約束する。そして魔法の笛を与える。

  本当は夜の王女は世界を征服しようとしている悪女であり、捕らえられている娘は他の国の支配者が保護を目的に拘束していたものである。

  王子と娘は他の国の支配者の前で出会い、お互いに好きになる。この支配者は実際は祭司である。一緒になるには焔をくぐることと、水の中を抜けるなどの試練を克服することが必要と伝える。

  王女からもらった魔法の笛を吹きながらそれらの試練を克服し、結ばれるというお話である。二人の間を取り持つパパゲーノの役割も面白い。

  夜の王女のアリアとして有名なコロラトゥーラソプラノの転げるような歌声が響き、また王子のアリア「何と美しい絵姿」、パパゲーノの歌など、モーツアルトの響きが広がり、休憩も含めて3時間の間心地よい気分であった。

  今年、オペラを見るのはこれが最後である。あと、大晦日の第九を楽しみにしている。

2018年12月27日木曜日

水と味噌

Volvic 
マクロビ玄米味噌
原材料の表示
(日本のムソー製造、ドイツの会社 Ruschin が販売)
 味噌汁の作り方の説明
移動の軌跡(Post、Basic、Merkur)
移動距離 15.36km、10461歩

  クリスマスの休みが終わり今日から平日となった。朝から 近くのPost に出かけ、出しそびれていたクリスマスカードを出した。ドイツを含めたヨーロッパ内は 0.9 ユーロであった。ちなみにオーストリア内だと 0.8 ユーロで、日本国内と比べると高い。

  同時に日本への年賀状も28日に出す予定であったが、本日送った。おそらく早くて元旦に着くものと思う。

  そしてバス7Aに乗って Basic に買い物に行った。水はドイツ時代からフランスのVolvic を飲んでいるが、Volvic は Basic には売っていない。

  水はオーストリア産がたくさん売られているが、試した所いずれもお茶にすると表面に膜ができ、味が良くない。軟水でもカルシウムが多いためである。Volvic はドイツ時代からそのような経験はなく、今もおいしくお茶を飲んでいる。

  一度アパートに戻り、休憩した後、近くの普通の大きなスーパー Merkur に歩いて出かけた。ここでは Volvic も含めたいろんな水を扱っている。

  ところで日本から持参した即席乾燥味噌汁が無くなっている。 denn's で探していたが、日本のマクロビ食品会社であるムソー製品の玄米味噌が売られていることが分かった。

  ドイツの会社 Ruschin が輸入しており、味噌汁の作り方の説明書もつけている。最近はこの味噌を使って、日本での作り方と同じように昆布出汁で作っている。朝の一杯は本当に美味しく感じる。

  毎朝、納豆も食べているが、納豆は日本食料品店にしか置いてないため、これからも時々日本屋にも買い物に行かざるを得ない。

2018年12月26日水曜日

Karlskirche(カールス教会)




 教会正面
(クリスマスマーケットブースは終了)
教会内部
 
 祭壇
 
祭壇上部の像
教会側面に置かれたクリッペ(キリスト誕生)
祭壇に相対して設置されているパイプオルガン
天井画(エレベータで上部まで上がれる)
天井画
天井画
ドームから見るウィーン市内
ドームから見るウィーン市内
ドームから見るウィーン市内
ドイツ産中力粉
ヒマラヤ塩
 捏ねて丸めて1時間ほど冷蔵庫で寝かす
 ラップ筒で延ばす(麺棒がないため)
包丁でカットする
8分茹でる
水洗してうどん玉の出来上がり
 野菜天婦羅
野菜天婦羅うどん
移動の軌跡(West Bahnhof、Schloss Belvede、Karlskirche)
 移動距離 13.76km、7232歩

  West Bahnhof の Post は休日でも開いているとのインターネット情報から、トラム6に乗って出かけた。ドイツ人の知り合いにクリスマスカードを出すためである。

  しかし、クリスマス休暇のため休んでおり、また切手の自動販売機もうまく作動せず、明日まで待つことにした。

  休日でも開いているところということで、ベルヴェデーレ宮殿の美術館に行くことにした。開館はしていたが入場が2時間待ちであった。また平日に来ることにして今日は諦めた。

  それで近くの Karlskirche の中を見学することにした。今までも教会前のクリスマスマーケットに来ているが、中には入っていなかった。

  中に入るのに8ユーロかかる。教会はいつも寄付だけであるが、ここは京都の寺と同じように有料であった。

  中に入ると天井画が素晴らしい。この天井画は2000年に修復されたそうである。10月に訪問した建仁寺の龍の天井画を思い出す。祭壇横の側面にはクリッペ(キリスト誕生)が置かれていた。

  教会内部には鉄骨のエレベーターが設置されており、天井近くまで上がれる。その位置はドームの窓のあるところで、内部の天井のみならず外はウィーンの町を見下ろせる。

  有料である理由が分かった。エレベーターの管理と、ドームからの眺望を見せるためである。納得して帰宅した。

  夜は日本でもいつも作っているうどんを作った。ドイツの小麦粉、ドイツで買ったヒマラヤ塩を使う。出汁も日本から持参した、醤油、昆布出汁、乾燥シイタケを使い、日本の時と同じように作る。

  野菜を天婦羅に揚げて、天婦羅うどんにして食べた。日本料理屋日本橋で食べたうどんの出汁は甘味がありちょっと違和感があったが、今日は満足であった。

  まだもう一回分うどんが出来ており、冷蔵庫に保存した。