Approach to Horyuji
South Main Gate
Horyuji Chumon(中門)
Corridor and Entasis Pillars(回廊とエンタシス柱)
Kondo(金堂)
Picture of Shaka-Sanzon Statue(釈迦三尊像)in Kondo
Goju-no-To(五重塔)
Goju-no-To, Daikodo, Kondo
Great Treasure Gallary (Kudara Kannon Hall)
Picture of Kudara Kannon Statue(百済観音像)
Picture of Tamamushi-no-Zushi(玉虫厨子)
Great East Gate
Yumedono
Picture of Kuse kannon
(Behind closed Doors in Yumedono)
Chuguji-Temple
Picture of Miroku-Bosatsu
(Now in Hokkaido Exhibition)
先日の斑鳩地方訪問時には昼食を済ませた後、法隆寺を見学した。学生の時、大阪柏原に住んでいた時に来ているが、45~6年ぶりの訪問である。
飛鳥時代、白鳳時代の歴史を再度見ることが出来る。伽藍に入ると、回廊のエンタシスの柱が目に入る。ギリシャ宮殿のエンタシス柱と同じ形で、中学時代にはヨーロッパの情報が日本にも入っていたと教わっている。
五重塔、金堂、そして大講堂と飛鳥時代の姿を残している。金堂では釈迦三尊像が見学でき、教科書で習ったそのものであった。
伽藍を出て東に進むと大宝蔵院があり、有名な百済観音像が見られる。中学の図工の時間に木彫をしたとき、この百済観音像を彫っている。現物は高さ2mもあるすらっとした像である。
中学に 百済観音 彫刻す
(ちゅうがくに くだらかんのん ちょうこくす)
さらには玉虫厨子があったが、玉虫の光はまったくなかった。これも教科書で習ったものである。
境内の東に進むと夢殿がある。ここも救世観音像で有名であるが、秘仏とされ今は年2回、春と秋だけ特別公開されている。
それも明治になるまでは全く扉を閉じたままになっていたという。アメリカ美術家フェノロサが訪問して、強く公開を要請して開扉して像が公になったという歴史がある。
今、年に2回だけでも見られるのはフェノロサのおかげといえる。残念ながら今回は見られなかった。
夢殿の隣には、中宮寺がある。ここも若いころに訪れて、弥勒菩薩像を見学している。京都の広隆寺の弥勒菩薩像と同じように、清楚な品のある顔をした像である。今、この弥勒菩薩像は北海道での特別展に出展とのことで不在であった。
観光客も戻っているようで、特に修学旅行の生徒たちが大挙して訪れていた。
古の歴史を学びながら、斑鳩ののんびりした雰囲気の中、この後西の方向に歩き藤ノ木古墳に向かった。
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