直接の 民主制度で 良き国に
(ちょくせつの みんしゅせいどで よきくにに)
参議院選挙が来月10日に実施されるが、いろいろな都合で東京に戻るのは10日過ぎになる。それで不在者投票の申請を東京に提出していた。
早々と投票用紙が送られてきた。レターパックプラス520を使用しており、確実に届く。本日、大津市役所の選挙管理委員会に出向き投票を済ませた。
唯一の政治に関与できる機会なので投票に行くが、実際には全く同調できる政党、候補者はいない。結局は比較的ましと思われる政党、候補者に投票することになる。
今の間接政治では議員を選ぶことは出来るが、その議員の意見に全く同じではない。民主政治が維持されるには、それぞれの案件について賛否の意思表示ができることが必要と考える。
案件ごとに投票する直接民主制が実施されて初めて、国民の正しい意思表示となる。今回の選挙公報に目を通したが、直接民主制を主張する政党、候補者は皆無であった。
有権者すべてに投票の端末を支給し、案件ごとに投票することは可能な時代になっている。
さらには、国会は衆議院のみ残し、議員は選挙ではなく無作為抽出で有権者から選ぶ。案件は衆議院で各方面からの議論を進め、その利点、欠点を明らかにするだけの機能とする。
それらの協議結果は公表し、有権者全員の直接投票により案件は決定する。また首相も直接選挙で選び、選ばれた人が内閣を組閣し、行政を担当するという体制である。
現状では、直接民主制を主張する政党、候補者はいないようで誠に残念である。自分で政党を立ち上げるしかないのか。
選挙制 案件ごとに 投票す
(せんきょせい あんけんごとに とうひょうす)
(Public Commitment of One Candidate)
先日、住民基本台帳ネットワークシステムが実施されてるという事実を初めて知った。便利になるというメリット以上に、情報の漏洩を心配する点も述べた。
案の定、WEBニュースで漏洩事件が報じられてる。役所の職員がシステムを使って情報を要求している人間にデーターを漏らしたという。
住基ネット データ漏洩 現実化
(じゅうきねっと データろうえい げんじつか)
ハインリッヒの法則によれば、背景には幾多の同様の小さな事件が起こっているという。隠れたままの同様の漏洩は多々起こっていると考えてよい。
ニュースによると、停職処分にしたとのことであるが、職務違反の重大な犯罪であり懲戒免職にすべきことではないか。
システムが実施される前に漏洩問題は指摘されていたと思う。漏洩した場合は懲戒免職にするとの規定も必要ではなかったのか。国民の知らないところで決められ、実施されている。間接政治の闇である。
直接民主制なら案件を必ず直接選挙により決めるので、国民の中での議論が進む。議員・役人が決めるのではなく、最終国民の手で決められる。
今の間接政治では民主政治を続けることは不可能に近いと危惧する。直接民主制が益々必要に思う。
Absentee Ballot(不在投票用紙)
Walking 1866 m, 2871 Steps
(Otsu City Hall)
住民票は東京にあり、今回の総選挙も不在投票となる。申請書を出していたので、先週東京からその投票用紙が送られてきている。
本日午前中に自転車で大津市役所の選挙管理委員会に出向いた。投票用紙は未開封のまま選挙管理委員会の職員に渡した。本人確認の後、投票用紙を再度受け取り小選挙区、比例代表と記入し、密封して職員に渡し、投票を終わった。
最後に職員から最高裁判所裁判官国民審査用紙が渡された。これも密封して職員に手渡した。
今回もこれぞと思う政党、候補者はいない。しかし政治に関われる唯一の機会なので、比較的ましな政党、人に投票することになる。
今の間接政治では意思表示が難しく、いつも言っているが案件ごとに国民投票する直接民主制度に変革することが、民主主義を推進する必須条件ではないかと考える。
民主主義 議員制から 直接へ
(みんしゅしゅぎ ぎいんせいから ちょくせつへ)
この日曜日は、東京都議会議員選挙である。住民票は東京にあるので投票できる。しかし、このために東京に戻る気にはならない。
昨年の都知事選挙では東京オリンピックは争点にならず、そのままずるずるとオリンピックの準備が続行されている。
今までも述べているように、東京オリンピックのみならずオリンピックそのものが不要の時代になっていると考えている。
一部利権者へ金が動き回り、誘致には袖の下が効いてくる。そして選手は薬まみれの世界である。純粋なスポーツ精神とは全くかけ離れている。
特に東京オリンピックは、首相の大ウソから始まり、安上がりの大会の当初の計画は反故になり何倍もの経費が使われた。追い打ちをかけるようにコロナ禍により延期になり、さらに追加の経費が掛かっている。
その経費には税金が使われているのである。コロナが終息に向かう気配すらない状況で、オリンピックを強行するのは狂気の沙汰と考える。
戦前に日本軍が犯したインパール作戦などの大きな犠牲を出した無謀作戦と全く同じである。有名な登山家の言、「ほぼ遭難することが分かっている登山を強行するのと同じ」。
昨今では、オリンピック反対の集会、デモ、加えてインターネット署名の提出など動きがあったが、国、東京都、推進している組織は全く無視している。
今回の都議会議員選挙はオリンピック中止への最後の都民の意思表示の機会である。昨年の都知事選では中止を公約にした候補はいなかったが、今回は明確に公約として中止を掲げる候補者がいる。
どれだけの力になるか分からないが、中止への動きを促す意味で応援したい。
本日午後大津市役所を訪れ、選挙管理委員会で不在者投票を済ませた。今まで投票していないグーミンが関心を持ち、投票率が上がることを期待している。
間接民主政治の限界を感じる現状であるが、将来的には直接民主制で案件ごとに住民投票で決める体制が出来ないかと思う。
直接の 政治に変える 運動を
(ちょくせつの せいじにかえる うんどうを)