2024年5月16日木曜日

Japanese Rose(ノイバラ)

 

Flowers of Japanese Rose at Bank of Yanagawa
Jointed Woodsorrel(イモカタバミ)at Bank of Yanagawa

  柳川土手には白い花が満開である。例年今頃咲くノイバラの花で、日本種のノバラである。

  秋になると赤い実が出来るという。今まで気がついていなかったので、今年は注意して観察したい。

イノバラの 白い花咲く 夏近し
(イノバラの しろいはなさく なつちかし)

  一方、土手のカタバミが花をつけた。今までムラサキカタバミと思っていたが、WEBで調べるとイモカタバミである。花はムラサキカタバミとよく似ているが芋のような鱗茎があり名付けられたとのこと。

  まもなく、土手一面に紫の花で覆われることと思う。

2024年5月15日水曜日

Liquid Crystal(液晶)

 

Sharp stops Production of Large Size Liquid Crystal Panel 
(WEB News)

  シャープが大型液晶パネルの生産を停止すると発表した。

  10数年前にシャープの大型液晶パネルを生産する堺工場を見学したことがある。工場内はほとんど自動化され人は僅かであった。そして工場には隣り合わせで材料供給メーカーの工場もあり、液晶パネルのコンビナートのような地帯となっていた。

  もともと液晶自体は欧米で発見されているが、それを表示板に応用する技術はシャープが世界で初めて成功している。

  最初の応用は携帯小型計算機であった。シャープが液晶表示版を成功させるまでは電光式であった。液晶表示になり、計算機はさらに小型化され今に至っている。

  そしてテレビにも応用され、あっという間にテレビはブラウン管から液晶テレビの薄型に変わって行った。

  今ではパソコン、スマホのパネルもすべて液晶であり、世界の人々が毎日のようにその恩恵を受けている。

  シャープは液晶の可能性を拡大するために超大型の液晶パネルを開発し、その工場を堺に作った。その完成直後に見学する機会があった。

  しかし世の中は超大型液晶パネルを使う需要は増えず、逆にスマホなどの小型パネルが世界規模で需要が激増した。

  シャープが傾いた大きな原因は、この大型液晶パネルの需要見込みを見誤り、巨額の投資回収が出来なかったことによる。

液晶の 需要見誤る シャープ幹部
(えきしょうの じゅようみあやまる シャープかんぶ)

  その後赤字経営となり、台湾の会社が乗り込み再建を目指しているが、台湾の会社でさえ堺工場を維持することは出来なかった。

  液晶パネルは、昔テレビ用ディスプレーとしてパナソニックのプラズマ方式と競い合っていたが、液晶方式が生き残った。しかし、液晶のさらなる方向性については完全に見誤ったということになる。

  シャープは堺工場のみならず、液晶事業からの全面撤退も検討しているとのこと。方向を間違えると事業自体も無くなるという、厳しい状況のようである。

  このような過去の歴史の中で、電気自動車とガソリン自動車は今まさに競いあっている最中といえる。

  一時電気自動車が勢力を伸ばしてきたが、ここにきて陰りが見えている。その原因は、電気自動車の一番の欠点の充電に時間がかかることと、一回の充電で走れる距離が短いということである。

  近距離用で、夜には充電できる時間がとれる用途では電気自動車が普及するが、長距離を連続的に走る用途では従来通りのガソリン自動車か、ガソリンと電気のハイブリッド車が将来とも使われると見ている。

  燃料電池車(水素車)ならすべての用途に使えるのであるが、コストがあまりにも高いのがネックになっている。

  色々考えてみると、電気自動車、ハイブリッド車の両方を推進するトヨタ方式が正解のように考える。ミライという水素車も手掛けているが、値段が高くて普及していない。

  水素車の値段をガソリン自動車なみに下げれば、急激に水素車が増えることになると思うが、今のガソリン自動車メーカーが赤字を出して利益を食いつぶすとは考えられない。

  水素車の画期的なコスト低減技術革新があれば状況は変わるが。

2024年5月14日火曜日

Carp(鯉)

 

Tents for Fishing People
Automatic Detector of Fishing
13 Fisihng Rods set at Beach of Yanagasaki
Big Carp fished

  今までここ琵琶湖近辺では、ブラックバスモロコビワマスなどが捕れている所を目撃している。

  昨日から、柳が崎湖畔で13本の釣り竿を使って魚釣りをしている人たちがいる。今朝散歩していると、ちょうど大きな鯉が釣れたところであった。長さ1mもあろうか。

びわ湖にも 大きな鯉が 生きている
(びわこにも おおきなこいが いきている)

  13本の釣り竿には魚が食いつけば知らせる検知装置がついている。電波でテントの中の人に信号を送るようになっている。この装置のおかげで鯉が釣れたものと思う。

  びわ湖に、こんな大きな鯉がいるとは思ってもいなかった。

2024年5月13日月曜日

Swallows disappeared in Nest(巣の燕姿消す)

 

Swallow disapeared in Nest of Otsukan

Swallow disappeared in Nest near my Home

  大津館と我が家近くのマンション駐車場の巣に燕が姿を見せていたが、この一週間見られなくなった。

  すでに巣に姿を見てから一か月が経った。本来なら、雛が育っていても良い時期である。以前は周りで飛び回る燕も目撃しているが、その姿もない。子作りに失敗したようである。

燕の巣 雛生まれずに 親見えず

(つばめのす ひなうまれずに おやみえず)

  今年は雛の育つ様子を見られなくなった。誠に残念である。

2024年5月12日日曜日

Mugwort Rice Cake(ヨモギモチ)

 

Miidera Organic Market

Mugwort Rice Cake(ヨモギモチ)

Okara Banana Cake

Rice Flour Chokolate Cake

Perilla Sushi Roll(紫蘇巻き)

Oranges
Snap Peas(スナップエンドウ)
Dutch Beans(オランダマメ)

  今月の三井寺オーガニックマーケットは、第二週の日曜日の本日開催された。いつもの第三日曜日は、三井寺千団子祭りがあるためである。

  草津で毎月第二日曜日に開催されるファーマーズマーケットとかち合ったため、お店は少ない目であった。

  それでも昼食用に紫蘇巻きを買い、デザートにヨモギモチ、オカラバナナケーキ、米粉チョコレートケーキを買うことができた。ヨモギモチは甘味はなく、刻んだヨモギの葉が入っていた。

  帰宅後昼食に、紫蘇巻きを食べ、食後にはケーキ、ヨモギモチを味わった。ケーキ類は砂糖は使っておらず、メイプルシロップで味付けされていて安心して食べられた。ヨモギモチの旬のヨモギの香りも味わった。

ヨモギモチ 旬の香りが みずみずし
(ヨモギモチ しゅんのかおりが みずみずし)

  この他、豆類とオレンジを購入した。ベランダ日除け用にヘチマの苗を期待していたが、出店しておらず買えなかった。また近くのホームセンターで探したく思う。

2024年5月11日土曜日

Flowers of Citron(柚子の花)

 


Flowers of Citron at Bank of Yanagawa


Flowers of Sour Orange(ダイダイ)at Bank of Saigawa

  柳川土手の柚子の木にはたくさんの花の蕾が出来ていたが、ようやく花が咲いた。可憐な白い花である。

土手飾る 白い可憐な 柚子の花
(どてかざる しろいかれんな ゆずのはな)

  そして際川の土手でも時期を同じくして、ダイダイの木にも白い花が咲いた。柚子よりも少し大きめの白い花であるが、よく似ている。

  夏から秋にかけて、実が実るのを観察したい。

2024年5月10日金曜日

Ryuichi Sakamoto Opus

Aeon Mall Kyoto Katuragawa(京都桂川)

Inside of Aeon Mall Kyoto Katsuragawa

 

Aeon Cinema

Ryuichi Sakamoto Opus

Inside of Aeon Cinema No.8

Ending Roll

  10年ほど前、今の琵琶湖のマンションに住む前には京都市内で終の棲家を探していた。その一つに、JR桂川駅前に出来つつあったマンションを調べに行っている。

  そのマンションをはじめ、近くには大きなイオンモール、学校、銀行などが建設中で新しい街が出来つつあった。その昔この地は、タカラビールの工場で、さらにはその後キリンビールとなり、キリンビールが撤退した跡地であった。

  本日JR桂川駅に降り立つと、大きな街が出来上がっていた。駅からは屋根伝いにイオンモールに入れるようになっており、その一番奥にシネマホールがあった。

  12のシネマホールがあり、本日はNo8ホールでの「Ryuich Sakamoto Opus」を見るためである。Opusとはラテン語で作品という意味である。

  ホールはかなり大きなホールであった。まもなく映画は始まったが、音響は最高である。ピアノの高音から低温まで、すぐそばにあるピアノからの音のように聴こえてくる。

  坂本龍一が亡くなって一年が経った。その前年の年末に世界にWEB配信された演奏の映画であった。演奏会をするには体力が持たないということで、秋から時間をかけて演奏したものである。

  まずは、人生後半の静かな、ゆっくりとしたテンポの自作ピアノ曲を演奏していた。以前聴いたAsyncなども自演している。

  そして後半は映画音楽がピアノで奏でられる。「The sheltering Sky」で始まり、「The Last Emperor」もあり、最後は「Merry Christmas Mr.Lawrence」であった。

  約2時間弱、坂本龍一のピアノを堪能した。自分の曲を、自分で奏でるという、まさしく芸術家そのものの一生を知る機会となった。

  対照的なのは、本年初めに亡くなった小澤征爾である。指揮者としては一流でも、自分の曲を、自分で奏でることは全くなかった。作曲も、楽器を弾くことも出来いない音楽家であった可能性もある。

  はっきりしていることは、小澤征爾は指揮というテクニシャンではあるが、残念ながら芸術家ではないということである。

自作曲 自演奏する 芸術家
(じさくきょく じえんそうする げいじゅつか)

  坂本龍一と比較して、指揮だけ、演奏だけの音楽家は決して芸術家ではないということを再度認識した日でもあった。

2024年5月9日木曜日

Flowers of Clover(クローバーの花)

 

Flowers of Clover at Bank of Yanagawa

  今柳川の土手の一部は、クローバーの花の道になっている。白い花、ピンクがかった花などを楽しめる。

  四葉がないか探してみたが三つ葉のクローバーばかりであった。

土手に咲く クローバーの花 四葉なし

(どてにさく クローバーのはな よつばなし)

  轍にはクローバーは生えていないので散歩することが出来、しばらくはクローバーの花を観賞しながら歩くことになる。

2024年5月8日水曜日

Yamano-Kami and Sakamoto Casle Ruins(山ノ神遺跡と坂本城跡)

Otsu-City Buried Cultural Property Research Center

Mini Exhibion of Sakamoto Castle Ruin
Yamano-Kami 
Location of Yamano-Kami Remains
(Near JR Seta Station)
Discovered special Sueki(須恵器)
Enmen-Suzuri(円面硯)
Touba(陶馬),Tourei(陶鈴)
Discovered Shibi(̪鴟尾)of Roof
Shibi
Toukan(陶棺)
Discoverd Stone Wall of Sakamoto Castle
Discovered Roof Tiles(瓦)of Sakamoto Castle

  昨日は散歩中に、大津市埋蔵文化財調査センターにも立ち寄った。今時期は、山ノ神遺跡発掘結果と坂本城跡から発見された石垣などの展示をしていた。

  山ノ神遺跡は今までも展示されている。JR瀬田駅の南東1キロのところにある。天智天皇の時代に使われた須恵器を焼いた窯跡からの資料であった。

  須恵器は縄文弥生時代のような素焼きではなく、素焼きからさらに高温で焼いたもので、表面は土色ではなく灰色がかった色になっている。

  展示品には円面硯、陶馬、陶鈴などがあった。さらには建物の屋根の装飾に使う鴟尾(しび)も発見されている。

  また陶器で出来た棺、陶棺も発見されている。

  一方今年初め坂本の宅地開発中の地中から、坂本城の石垣が発見されその内容についても展示されていた。

  この発見により坂本城の大きさが判明するなど重要な資料となり、県は宅地開発を中止し遺跡として保存する方向で検討している。宅地業者は宅地開発を断念することで同意したとのことである。

  大津付近にも歴史的遺跡がまだまだあり、これからも新しい発見により歴史が分かることと思う。

地下掘ると 遺跡出てくる 大津の地
(ちかほると いせきでてくる おおつのち)

  興味は尽きない。