ハインリッヒの法則
熱帯の東京五輪を危惧(昨日のWEBニュース)
東京五輪誘致活動での説明
「マイルドな天候でアスリートがベストな状態で競技」
昨日のWEBニュースで、アメリカで酷暑の東京での五輪開催を危惧するとの報道があったとの記事が出ていた。
7月下旬から8月上旬は今に限ったことはなく、日本は猛暑に見舞われる。前回の東京五輪が10月に開催された大きな理由は暑さ問題であった。
しかし誘致活動での日本側からの説明は
「マイルドな気候で好天の日の多いこの時期は、アスリートがベストな状態で競技するのに望ましい」
となっていたとのこと。
誘致時点で、この時期は日本は猛暑であることははっきりしており、虚偽の説明を堂々としていたということである。
五輪誘致にしても、学校新設に関する問題、また公の記録改ざんなど、嘘がまかり通っているようである。
事故災害にハインリッヒの法則というものがある。この法則は事故災害のみならず世の中の出来事すべてに当てはまると思う。
嘘がまかり通っている背景には何百倍、何千倍という小さな嘘があると理解する。
五輪誘致に関しては、猛暑の話以外にも、福島原発事故の放射線の影響に対する世界の心配の声に対して、放射性物質は出っ放しにもかかわらず首相は自らコントロールされていると大嘘をついている。
今回の記事で、さらに嘘で固められた五輪との印象を受ける。判明した嘘の背景には、ハインリッヒの法則からすれば報道されていないもっと多くの嘘があると考えてよい。
北大阪地震、豪雨による災害、酷暑による熱中症など立て続けにたくさんの人が亡くなっている。
災害が発生した後の対応は当然のことであるが、今必要なのは事前に人命を守るための対策である。これだけ人が死んでも、危急の対策工事が全国的になされていない現状である。
地震、豪雨、酷暑は自然現象であるが、今起こっている災害は完全に人災である。為政者は人命よりも、原発、五輪などの利権の方が大事なのであろう。
為政者の責任は重大であるが、その責任を感じていないようだ。
為政者の責任は重大であるが、その責任を感じていないようだ。
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