2023年10月7日土曜日

Geranium Napalense(ゲンノショウコ)

 

Flowers of Geranium Napalense at Bank of Yanagawa

  柳川土手の散歩時にはいろいろな野花を発見するが、さらに気が付いたのは小さな紫の花である。

  今までに見たことない花であるが、小さい花なので見過ごしていたのかもしれない。

  帰宅後調べて見ると、なんとゲンノショウコの花であった。薬草で知られた有名な植物である。

秋の土手 ゲンノショウコの 花開く

(あきのどて ゲンノショウコの はなひらく)

  日本の至る所で野生植物として生えているという。花の色は白色と紫色があり、富士川を境に東日本では白色、西日本では紫色が咲く。文化の東西での違いとよく似た分布には驚く。

  確かアジサイは、土壌によって色が変わると聞いている。酸性ではブルー、アルカリ性ではピンクで、日本は酸性土壌が多いのでブルーが多い。一方、ヨーロッパではピンクが多いようである。

  アジサイのように土壌違いなのか、日照の違いなのか分からないが、白いゲンノショウコを関西に持ってきて白い花が咲くか、紫の花が咲くか、実験すると面白い。

  これからも散歩中には新しい発見があるかもしれない。興味津々である。

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