2019年6月6日木曜日

Sanjuhsangendou(三十三間堂)

 Entrance of Sanjuhsangendou
 Ticket Office
 Sanjuhsangendou (from North of Temple Precinct)
 Juichimen-Senjusengen Kanzeon (from Pamphlet)
(十一面千手千眼観世音)
1000 Statues of Standing Kannon
(from Pamphlet, 観音立像)
Thunder God Statue(from Pamphlet, 雷神)
Wind God(from Pamphlet, 風神)
 Willow(柳) & Sanjuhsangendou
 (from Eeast of Temple Precinct)
 Center Entrance of Sanjuhsangendou
(from East of Temple Precinct)
 Japanese Garden (from East Corridor of Temple Precinct)
Explanation of Minami-Daimon & Taikou-Bei
Minami-Daimon
 Stone Monument of Taikou-Bei
 Taikou-Bei (Wall)
 Sanjuhsangendou (from South of Temple Precinct)
 Westside of Sanjuhsangendou
 Willow(柳) & Westside of Sanjuhsangendou
 (Shooting Arrow at this Square)
Moving Trajectry 
(JR-Kyoto-Station, Sanjuhsangendou, Sakanototyuh)
Moving Distance 16.44km, 6559 Steps

  三十三間堂は昨年祇園祭を見学した後、帰りにその周辺を歩いている。夕方になり中には入れなかったため、本日60年ぶりくらいに中を見学することにした。

  JR京都駅から歩いて20分ほどで入り口に着く。拝観料を払って境内に入り、堂内には靴を脱いで入る。

  北から入るとまずは手前に雷神像がある。昨年の夏まではこの雷神像は南端に置かれていたという。調査の結果、風神像とこの雷神像はもともと逆の位置であったということが判明したという。

  建仁寺の風神雷神屏風はこの三十三間堂の像をモデルに描かれたという。配置換えにより屏風の左右位置と同じになり、疑問点がなくなっている。

  そして1000体の観音立像が並び、前の列、中央に座るご本尊、十一面千手千眼観世音の回りには雷神像から始まり、南端の風神像まで、28部衆像が配置されている。

  ご本尊の回りの4体の像の位置も、昨年の調査で配置を変更している。

  総計1001体の像には圧倒される。特に28部衆像の彫刻は生きているようで作者の造形力に感服する。

  小学生の頃は今回のような感激を味わった覚えはなく、年を取り芸術家の力というものを感じられるようになったのではないかと思う。

  境内には柳の木が植えられている。創建者の後白河上皇が頭痛もちで、柳の枝葉を堂の梁につけ祈祷すると治ったということから、1月中旬には「楊枝(やなぎ)のお加持」という頭痛封じの行事が行われる。

  同じ日、本堂西側の120mの境内広場では、成人になった女性による「通し矢」の行事も行われている。

通し矢を 今も変わらず 開催す 
(とおしやを いまもかわらず かいさいす)

  江戸時代から続く弓の競技は今も続いている。長い歴史の重みを感じる。

  帰りは昔の市電8番電車とおなじ経路を走る市バス208番で、七条通り、西大路通、九条通りを通り、東寺まで乗った。近くの坂ノ途中の店で無農薬野菜を購入し帰宅した。

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