Flowers of Cardina Horsenettle at Yanagasaki Lakeside Park
柳が崎湖畔公園の雑草は、この8月の大花火大会の前に刈られて、芝生状態になっていた。
一か月もたつと、すでにまた雑草が成長している。散歩中その雑草を見ると、珍しい白と水色の花が群生しているのに気が付いた。
同じ茎から白と水色の二種類の花が咲いている、珍しい花である。
帰宅後調べて見ると、ワルナスビという植物であることが分かった。原産は北米で、日本では1906年に牧野富太郎博士が成田市で初めて発見し、ワルナスビと命名している。
ワルナスビとは漢字で悪茄子と書く。ナス科の仲間でソラニンが含まれていることから有毒であるため、悪茄子と名付けられたようである。
蛇足であるが、同じナス科のナス、ジャガイモ、トマトにもソラニンが含まれており、本来食べない方が良い。
今回湖畔公園に突然ワルナスビの花が咲いたが、数年前の柳川の浚渫工事の際、川砂が大量に公園にもばらまかれており、その時に根っこなどもついてきたものと思われる。
ワルナスビ 砂に混じって 花開く
(ワルナスビ すなにまじって はなひらく)
自然界生き物の繁殖するシステムには、驚くばかりである。
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