2017年12月29日金曜日

骨粗鬆症

近くの薬局
骨強度計(骨ウェーブ)
骨強度計による結果(B 良好)
B(良好)の説明

本日の散歩 6709歩

  近くの薬局に色々な健康測定装置が置いてある。その中に骨強度計がある。手首の骨に超音波をあてて骨の強度を測るという。故障中であったが、最近修理され測定が可能になっていた。

  12年ほど前に胃全摘手術を受けて以来、その後いろいろな後遺症を体験している。まず経験するのが逆流である。食事してすぐに寝ると、2~3時間後に食べ物と消化液などが逆流してきて喉から食道にかけて何とも言えない苦みのある胸やけを感じる現象である。

  この後遺症の対策は、午後9時以降は食べないことである。徹底した結果、逆流症状はなくなっている。

  次に出た後遺症は骨粗鬆症である。胃液が出ないことからカルシウムの吸収が出来なくなることから起こる。カルシウムが胃液の成分と反応して腸で吸収される物質に変換できないためである。

  骨粗鬆症に対しては、長らく小魚をそのまま食べるなど努力していたが改善の兆候は見られなかった。この4年ほど前からは完全に動物性食品をとらないヴィーガン生活になっている。小魚も食べなくなっている。

  その後骨粗鬆症はどうなっているか気になっていた。骨強度計が設置されたので測ってみた。その結果、良好Bとのデーターであった。Aはスポーツ選手のレベルであり、Bが一般人の健康状態であるという。

  カルシウムの摂取を特に意識しない食生活であるが、いつの間にか健康体になっている。食べ物以外に、山歩き、サイクリング、毎日の散歩などの活動は続けており、そのおかげではないかと思う。

  後遺症のもう一つは貧血である。やはり鉄の吸収が出来なくなるため赤血球が減少する。一時、下限値をはるかに割っていた。これも今年の血液検査で中心値になっていた。これもいつの間にか正常である。

  最後に経験したのは味覚障害である。これも亜鉛が吸収されないために起こる。一時的に注射で補い、その後今の所問題なく推移している。

  完全ヴィーガンになってすでに4年が経過している。栄養不足の心配があったが、むしろ逆で今までの後遺症は全くなくなり、体重も回復し60kg前後を推移し快適である。

  胃液が出ないための障害は、よく噛むことによる唾液、他の臓器の消化液が代役を果たせるようになり、カルシウムなどのミネラルが吸収できるようになったものと思う。

  内臓機能を含む健康に関する指標はすべて正常となり、ヴィーガン生活をこれからも続ける確信が持てたように思う。

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