2019年10月23日水曜日

La Traviata(椿姫)

Opera 「La Traviata」by Verdi
(My Home Theater)
Conducted by Jacques Delacote
Tokyo Philharmonic Orchestra 
Choir Nikikai
Violet : Satou Shinobu (Soprano)
Alfredo : Loberto Alagna (Tenor)
Germon : Roberto Frontali (Baritone)
Cycling & Walking 12.37 km, 5094 Steps
(Seibu Department, Half of Usual Course)

  亡くなった佐藤しのぶさんを追悼して、YouTube には新たにオペラ「椿姫」全曲がアップされている。

  本日気がつき、さっそくホームシアターで椿姫全曲を鑑賞した。1990年、東京文化会館での公演のビデオである。

  主役のヴィオレッタ(椿姫)役が佐藤しのぶさんである。恋人役のアルフレードにはロベルト・アラーニャ(テノール)、アルフレッドの父ジェルモン役にはロベルト・フロンターリ(バリトン)が演じている。

  パリの社交界で椿姫といわれるヴィオレッタと貴族アルフレッドの恋物語である。社交界パーティでの乾杯の歌から始まり、最後ヴィオレッタが病のため亡くなるまで、有名な歌と旋律が続く。

  高級娼婦ということで父親ジェルモンは交際を認めなかったが、ヴィオレッタが病気になり命僅かのところで二人の仲を認める。しかし、すでに時遅くヴィオレッタはアルフレッドと共に天国での願いを歌い、息を引き取る。

  今までもヨーロッパでこのオペラを生で聴いているが、日本人が主役を演じているのは初めてであった。

  このビデオは佐藤しのぶさん、32歳の時の記録である。ヨーロッパの一流オペラ歌手と並んで歌っていても、声量といい、演技といい、風格といい、引けを取らず、すごい迫力であった。

椿姫 佐藤しのぶの すごさ知る
(つばきひめ さとうしのぶの すごさしる)

  世界的に通用するオペラ歌手がいなくなり、誠に残念である。しかし、今ではYouTubeを通じて自宅でも鑑賞でき、これからも楽しみたいと思う。

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