2021年9月6日月曜日

Uptis Tire(アプティスタイヤ)

 

Michelin doing Running Test of Uptis Tire (Air-Less Tire) 
(WEB News)
Walking 6078 m, 8684 Steps

(Usual Course)

  2年ほど前に、ミシュランが空気を使わないタイヤを開発中とのニュースが出ていた。現在はアメリカのGMと共同で実証実験に入っているという。

  ミシュランはこのタイヤ開発で、パンクしないタイヤを開発すると同時に、原材料を持続可能な素材に変換することも狙っている。

  2024年に発売開始する計画で、アプティスタイヤとの名称で実証実験はEV車に装着されて実施されている。

  このタイヤが普及すると、いよいよタイヤコードは不要になり、化学繊維業界にとっては需要の一部がなくなるとの事態になる。

  レーヨン、ナイロン、ポリエステル、アラミドなどの繊維用途の一部がなくなるということである。2030年ころにはEV、あるいは水素自動車が幅を利かせていることが予想され、そのタイヤはアプティスタイヤとなる可能性もある。

  技術革新は開発段階では時間がかかるが、一度使われ出すと時代のニーズに合致すれば、あっという間に世界を支配する。

  レコード⇒CD、ビデオテープ⇒DVD・ハードディスク、ブラウン管テレビ⇒液晶テレビ、フィルムカメラ⇒デジタルカメラ、旧パソコン⇒インターネットなど例はたくさんある。

  新しい産業が出現するとともに、旧来の産業がなくなるという歴史が繰り返されている。

生業は 新たな挑戦 生き続く

(なりわいは あらたなちょうせん いきつづく) 

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