2023年6月7日水曜日

Buried Cultural Property(埋蔵文化財)

Otsu-City Buried Cultural Property Research Center
(Special Exhibition)
Mano Ruins, Kami-Oogi Ruins, Sakamoto Castle Ruins, Ishiyama-Kokubu Ruins, Yamanokami Ruins
Mano Anciant Tomb
Entoh Haniwa(円筒埴輪)
Funagata Haniwa(舟形埴輪)
Toigata Haniwa(樋形埴輪)
Burial Goods
Iron Goods
Armor(鎧)
Kotojigata-Seki-Seihin(琴柱形石製品), Magatama(勾玉), Kudatama(管玉)
Nejimonkyo(捩文鏡)
Kami-Oogi Ruins
Sumiga Doki(墨画土器)
Ryokuyu-Shiroji-Kakiotoshi-Botankarakusa-Monmei-Bin
(緑釉白地掻落牡丹唐草文梅瓶)
Roofing Tiles foound at Ruins of Sakamoto Castle
Dark Gray Color and Red Color Roofing Tiles
Furnace for Roofing Tiles found at Ishiyama-Kokubu Ruins
Roofing Tiles found at Ishiyama-Kokubu Ruins
Relationship between Fujiwara-Kyo and Ishiyama-Kokubu Ruins
Explanation of Fujiwara-Kyo
Roofing Tiles transported from Ishiyama-Kokubu Ruins to Fujiwara-Kyo
Yamanokami Ruins
Situation(broken) of Shibi(鴟尾)
Shibi duplicated
Sueki(須恵器)found at Yamanokami Ruins
Sueki(須恵器)

  本日の散歩は際川コースを歩いた。志賀八幡宮西の林を抜けた所に大津市埋蔵文化財調査センターがある。

  定期的に特別展が開催されているが、6月からは「すばらしき文物・大津市指定文化財考古編」「埋文センター周辺の遺跡」と称して展示されていた。

  その遺跡とは、真野遺跡、上仰木遺跡、坂本城跡、石山国分寺遺跡、山ノ神遺跡である。

  真野遺跡は真野浜水泳場の西にあるが、平成5年~8年度に調査が実施された。古墳時代の円墳が発見され、埴輪、銅鏡、鎌鍬などの鉄製品、甲冑部材、勾玉などが出てきている。

  上仰木遺跡は、棚田で有名な仰木地区の近くにあり、平安時代から鎌倉時代にかけての邸宅堀から墨で絵を描いた墨画土器の皿が見つかっている。また中国北宋時代に焼かれた「緑釉白地掻落牡丹唐草文梅瓶(りょくゆうしろじかきおとしぼたんからくさもんめいびん」も発見されており、大英博物館所蔵の梅瓶と同じもので日本で初めて出土している。

  坂本城遺跡では、本能寺の変の後明智光秀の城であった坂本城は炎上しその瓦が遺跡から出土している。赤褐色の瓦は、炎上した時に焼けたためと考えられていたが、分析の結果元から赤い色のものと判明した。発見された暗灰色の瓦とともに、二色の瓦が坂本城の屋根を飾っていたもので華やかな城だったことがうかがえる。

  石山国分遺跡は、石山寺西の丘陵地にあり白鳳時代から平安時代の遺跡である。瓦窯(がよう)2基が発見され、軒瓦も出土している。天武天皇時代に藤原京で初めて瓦の宮殿が造営されたが、出土した瓦は藤原宮の瓦と同じものであることが分かった。藤原宮の瓦は、讃岐・淡路島・摂津・近江から供給されていたと推定されていたが、石山国分からも運ばれていたことが明確となった。

  山ノ神遺跡はJR瀬田駅南東約1kmに位置し、7世紀中ごろから後半にかけて創業していた窯跡が発見されている。そこから出土した瓦は、鴟尾(しび)で寺院や宮殿の屋根を飾る瓦である。ちょうど天智天皇の大津京と同じ時期であるため、大津宮にも使われていた可能性がある。この他、須恵器も発見されている。

  琵琶湖湖畔では田畑がどんどん住宅に変わって行っており、造成の前には発掘調査が実施されている。これからも新しい発見が期待でき、日本の歴史が明確になる可能性もあり、興味深い。

2023年6月6日火曜日

Chicks of Grey-Headed Lapwing grown up(ケリの雛成鳥になる)

 

Last Chick grown up in Rice Field near Yanagawa
4 Chicks of Swallow in Nest of Otsukan

  柳川近くの田んぼで育っていた4羽のケリの雛は、いつの間には1羽になっている。この1羽も、本日羽を広げて飛ぶ練習をしていた。

  ケリは巣をつくらず草むらに卵を産む。そのまま抱卵し雛が生まれる。雛はすぐに自分で餌を探し食べるという。

  巣がないため巣立ちとは言い難く、成鳥になったと表現せざるを得ない。雛を発見してからほぼ一か月である。

  この間から田んぼの近くで親鳥の飛ぶ姿以外にもケリの飛ぶ姿を見ているので、他の3羽はすでに成鳥となりこの付近で飛び回っているようである。

  残り1羽はもうしばらく親鳥の見守る中でこの田んぼで過ごし、まもなくこの田んぼから去っていくものと思う。

  無事ケリの子育てが終わり、安堵である。

  一方大津館の燕の雛は孵化後2週間たち、4羽とも大きく成長している。今にも巣からはみ出そうである。孵化してから20日くらいで巣立ちするというので、もう一週間もたてばこれらの雛も巣から飛び出していくものと思う。

  もうしばらく観察を続けたい。

2023年6月5日月曜日

Sitting Position One Leg Lean Foward Bending(座位片脚傾屈)

 

Sitting Position One Leg Lean Foward Bending

  毎日のルティーンとしてエクササイズを続けている。立位ヨガ、座位ヨガ筋トレ、柔軟体操を一日ごとに日替わりで実施している。

  加えて毎日の散歩・ジョギングを約2時間、そして毎日ぶら下がり棒にぶら下がること120秒から200秒も続けている。

  しかし、柔軟体操は四日に一度となることから、せっかく体が柔らかくなったと思っても、次回実施するときには元に戻っている。

  それで最近は毎日柔軟体操として、座位片脚傾屈を実施している。両足を開き座ったまま、まずは右足に体を傾ける。50秒~100秒の後、次は左足に傾ける。

  この体操をすると、腰背中が刺激されて気分爽快になる。

  今まで散歩は午後に出かけていたが、真夏に向けて暑くなるため、朝に散歩するべく生活を朝型に変更した。

  朝6時には起きて、朝食を準備してゆっくりと食べる。朝8時ころから散歩に出かける。帰宅が10時ころになるので、それからエクササイズを行うというもの。

  午前中には、エクササイズも完了するので一日が長く感じられる。就寝は遅くとも夜9時を目標としている。

夏に向け 朝型ライフ 気分良し
(なつにむけ あさがたライフ きぶんよし)

  今年の夏は、この朝型生活スタイルで乗り切りたい。

2023年6月4日日曜日

Net for Loofah(ヘチマ用ネット)

 

Vines of Loofah climbing

Planted another 2 Nursery Plant Pots in Planter for Cabbage 


Making Net for Loofah Vine

  先月購入したヘチマの苗は蔓が出てきた。一つのプランターには二つの苗を植えたが、もう一つのキャベツが茂っているプランタにはまだ苗を植えていなかった。

  キャベツの玉はまだ小さく、もっと大きくしたい。それでキャベツ用のプランタの空いているスペースに、残りの2つの苗を植えた。

  そして蔓が巻き付くネットを、PP紐を結び付けながら作った。これで蔓が成長し、紐に巻き付いていくものと思う。

ヘチマには 蔓用ネットを 紐で組む
(ヘチマには つるようネット ひもでくむ)

  へチマの場合、棚を作るのが普通であるがベランダでは作りにくい。蔓の成長まで時間があるので、棚も出来ないか検討したい。

2023年6月3日土曜日

Lacecap Hydrangea(ガクアジサイ)

 

Lacecap Hydrangea at Bank of Yanagawa

Hydrangea Sumidano Hanabi(アジサイ・スミダノハナビ)
(one of Lacecap Hydrangea)


Red Purple Hydrangea(赤紫色の紫陽花) at Bank of Yanagawa
Full Blooms of Hydrangea at Bank of Yanagawa

  柳川の土手の紫陽花は満開になった。従来の青色、白色に加えて、ガクアジサイ、ガクアジサイの一種であるスミダノハナビ、赤紫色の紫陽花など色とりどりである。

梅雨時の 色とりどりの 紫陽花や
(つゆどきの いろとりどりの あじさいや)

  スミダノハナビは、文字通り墨田の花火から名付けられている。

  梅雨の季節、じめじめした雰囲気の中で紫陽花が土手を鮮やかに飾っている。

2023年6月2日金曜日

Snail and Frog(蝸牛と蛙)

Snail on Bank of Yanagawa
Yanagasaki Beach and Sightseeing Ship

  線状降水帯の発生があり近畿地方では豪雨のところも出ている。この梅雨の時期、雨の中でも長靴を履いて傘をさして散歩に出かけた。

  柳川土手では珍しく蝸牛に出くわした。この時期になると出てくるが、この生き物を見ると梅雨そのものを感じる。

  柳川近くの田んぼではケリの鳴き声は聞こえるが、蛙の鳴き声は全くない。高校のころこの時期は中間試験の時で、夜勉強していると回りの田んぼから蛙の合唱であった。

  最近、蛙の鳴き声で寝られないと、田んぼの持ち主に対して文句をつけている人がいることを知った。時代も変わったと感じる。

  この田んぼを耕している人は、おそらく農薬を使わず米作りしているものと思う。

  柳川近くの田んぼでは雑草を見たことがない。間違いなく農薬を使っている。このため蛙も住めなくなったものと思う。

  夜、気が付くと琵琶湖湖畔からは蛙の合唱が聞こえてくる。田んぼでは住めなくなり湖畔で生き延びているようである。

梅雨の時期 蛙の合唱 湖畔から

(つゆのじき かえるのがっしょう こはんから)

  季節の風物詩として蛙の合唱を楽しんでいるが、世の中には楽しめない人もいるということである。毎日の仕事に追われている生活の中で、うるさくて寝られないことに耐えられないということであろう。

  蛙が元気なのは、その田んぼが農薬汚染されていない証拠であり、結局は人にとって有益なことと理解できないものかと思う。

  経済高度成長期である1970年以降、農薬のみならずいろいろな化学物質が激増し、難病といわれる疾患が増大している事実がある。その原因が特定できず、これら農薬などの化学物質が日常的に使われている。

  蝸牛や蛙の住める環境が、人が生きていくうえで必要であることを認識したい。

2023年6月1日木曜日

Annual Fleabane(ヒメジョオン)

 


Annual Fleabane in Yanagasaki Lakeside Park
Confirmed 4 Chicks in Nest of Otsukan

  柳が崎湖畔公園の浜辺は砂浜となっているが、湖から離れると雑草の緑である。その中で特に目立つのがヒメジョオンである。

  もともと種子が多く落下し、繁殖力の強い植物であるため、一面ヒメジョオンの花で覆われている。散歩の楽しみでもある。

ヒメジョオン 湖畔を覆う 白い花
(ヒメジョオン こはんをおおう しろいはな)

  小さな白い花で美しいが、例年まもなく雑草刈りで刈り取られるものと思う。残念である。

  一方大津館の燕の巣では、雛が4羽いることが確認できた。かなり大きく育ち巣から姿が出ていることから、これですべての雛のお出ましと思う。

  巣立ちまで見届けたい。

2023年5月31日水曜日

Stand Up Padle Boarding(スタンドアップパドルボーディング)

 

  柳が崎湖畔公園の浜辺では、カヌーウインドサーフィン、ゴムボートなどの他に サップボード (Stand Up Padle Board) を楽しむ人も見られる。また SUPボード の講習会も定期的に開催されている。

  湖畔の散歩中、柳が崎湾でサップボードを楽しんでいる二人組を目撃した。湾の中に折り返しブイを浮かして、浜辺からブイを往復する形で競争していた。

サップボード 楽しむ人に 夏が来る

(サップボード たのしむひとに なつがくる)

  誠に楽しそうである。5月も終わり、明日は6月。いよいよ夏の季節の到来である。

2023年5月30日火曜日

Uptream of Sweetfishes(鮎の遡上)

 

  柳川の鮎はしばらく姿を消していたが、今日は琵琶湖河口から上流に向かって遡上する群れを目撃した。

  琵琶湖には2種類の鮎が生息しており、一つは春から夏にかけて川を遡上し上流で成長する種類、それに夏から秋にかけて遡上し上流で孵化して春には琵琶湖に戻り琵琶湖で成長する種類とである。

  本日目撃したのは前者の春から夏にかけて遡上する種類のようである。上流で成長し琵琶湖に戻り琵琶湖で産卵する。この種類は餌として藻を主に食べており、藻が豊富で比較的大きくなるという。

鮎の遡上 春川登り 成長す

(あゆのそじょう はるかわのぼり せいちょうす)

  一方、夏から秋にかけて遡上し川で産卵する鮎は、孵化後川を下り琵琶湖で成長する。琵琶湖では餌が少なく小さい鮎になるという。

  ここ柳川ではこの2種類の鮎が生息しているようである。先日の鮎は川を下っていたので後者の小さい鮎の種類と思われる。

  今日の鮎は比較的大きな鮎で、前者の種類に間違いないようであるが、さらに観察したい。