2018年5月2日水曜日

浜辺の砂

柳が崎湖畔公園柳川河口の砂浜
柳が崎湖畔公園の砂浜
柳川上流の花崗岩
(風化して砂状になっている)
砂浜で釣ったブラックバスを計測する釣り人
本日の散歩 6.31km、9507歩

  本日は午後から雨が降り出したが、傘をさして散歩に出かけた。柳川を上流に向かい近江神宮を経て、際川から柳が崎湖畔公園を歩いた。

  湖畔公園は一面美しい砂浜であるが、この砂は柳川、際川上流から流れている。昨年の台風の時には大量の砂が運ばれ河口と湖畔公園の砂が増えたのを目撃している。

  この砂は比叡山大文字山如意ヶ嶽のピークの間の地層が侵食され、花崗岩がむきだしになったことにより長い年月の間に風化したものである。

  この砂が京都側に流れると白川となり、その砂を使って銀閣寺の枯山水の庭が出来たということを先週初めて知った。

  そして、大文字山・如意ヶ嶽の分水嶺から琵琶湖側に流れるのが柳川であり際川である。湖畔公園の砂浜の砂は、もともと白川の砂と同じものであるということである。

  確かに柳川上流には白い風化した砂のような崖のところがあり、これが花崗岩であることも今回初めて知った。

  大文字山を経由して京都に入るハイキングコースはいろいろあり、これからは地層にも注意を払って歩くと面白いようである。

  浜辺を歩いていると、ブラックバスを釣り上げた人が長さを計測しているところに出くわした。この浜辺にはいつもたくさんの太公望が見られる。

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