2019年5月16日木曜日

Fender(防舷材)

 Fender(防舷材)
Indication of second Sosui
Second Sosui
 Indication of first Sosui
 First Sosui
Cycling 9.23 km, 2530 Steps
(Seibu Department)

  一か月ほど前に、柳が崎湖畔公園の浜辺に漂流物の浮きが打ち上げられていたのを目撃している。翌日には撤去されていた。

  西武百貨店へ買い物に出かける途中、琵琶湖から第二疎水に流れ出る境に黒いゴム製の浮きがあるのに気が付いた。

  よく見ると、打ち上げられていた浮きとよく似ている。養殖用の浮きと思っていたが、これは空気式の防舷材である。

  防舷材は船との接触の緩衝材として用いられている。この空気式防舷材はタイヤと同じようにポリエステル繊維で補強されており、タイヤメーカーが製造販売している。

  現役時代、その補強用繊維を製造していたことを思い出す。タイヤコードに比べれば生産はごく少量であるが、ビジネスは続いていた。タイヤコードと同じスペックで使用されている。

  疎水は大津側では2本の運河で始まり京都では一本になる。琵琶湖から船などが入り込むのを防ぐため防舷材を使っている。漂流物はどこかで使われていた防舷材であることが分かった。

2019年5月15日水曜日

Asbestos(石綿)

 Memorial Hall of Dr. Kajimoto who insisted on risk of Asbestos
 opened in Osaka Sennan-City
(WEB News)
 There were a lot of Asbestos Plants in Sennan Region
 from end of Japan-Russia War
Workers prosecuted Natioal Compensation Litigation
Walking 6.45 km, 8149 Steps
(Usual Course)

  先日のWEBニュースで大阪府泉南市に「アトリエ泉南石綿の館」が開館したとの記事が出ていた。

  今でこそ石綿(アスベスト)の有害性は認識され、全面的に使用禁止になっているが、ついこの間の2005年ころまでは何の規制もなく使用し続けられていた。

  泉南地区には日露戦争の直後から石綿工場ができ、最盛期には200余りの工場があった。そこで働く人は2000人以上といわれた。

  泉南地域の開業医である梶本政治医師は当初から石綿の有害性を危惧し、世界の情報を集めてその危険性を指摘し続けていた。

  しかし行政は何らその医師の主張を理解することなく、梶本医師は1994年に亡くなる。その後2005年に尼崎クボタ工場関連の中皮腫死者多発のデーターが判明し、被害者による訴訟が始まる。

  それまで動くことはなかった泉南地区の被害者も訴訟を起こし、国がアスベスト対策を怠ったという判断が出されて、アスベスト使用禁止につながっている。

  日本でもアスベストが使用され始めた初期から、その有害性を指摘した人がいるということを今回初めて知った。この記念館にはその当時の資料が展示されている。

  公害問題は足尾銅山、コンビナート喘息、水俣病、それにこのアスベストも被害者が裁判に訴えて初めてその対策が実施されるという歴史を繰り返している。

  この歴史を繰り返さないように行政は対応しているかというと、犠牲者が出る前に対策を講ずることは全くない。むしろ、犠牲者が出て訴訟になって敗訴すれば対応すればよいとの政策である。

  訴訟には大変なお金と労力、時間がかかることから、行政は、被害者が諦める、あるいは和解で解決できると考えているようである。

  結局は被害にあい苦しむのは国民であり、自分で調べて判断して可能性のあるものに対して避ける、使わない、食べないなどの判断が必須と歴史が教えてくれている。

  今も害になると思われるものは世の中にあふれており、さらなる公害予備軍は多い。その中で特に今気になるのが、福島原発事故による放射性物質と電磁波の影響である。

  福島原発事故により放射性物質は名古屋地区までばらまかれた。このごろ、有名人で白血病になる人が続いている事実もあり、この影響の可能性もある。

  また電磁波について世界の情報をとると、日本では報道されない有害を実証するデーターが続々と判明してきている。我が家では電子レンジはすでに捨てており、使わなくなって久しい。

  被害を被るのは自分であり、また裁判で負けるまで対策は実施しないという行政の方針であり、害になると思われるものは避け自分で防御するしかないと思う。

2019年5月14日火曜日

Another Grey Headed Lapwings(別のケリ)

Sign Board of Kagamigahama
Rice Field at Kagamigahama
 
Chick of grey Headed Lapwings
Another Chick of Grey Headed Lapwings
Parent Bird of Grey Headed Lapwing
Another Parent Bird of Grey Headed Lapwing
Chirp of Grey Headed Lapwings
Walking 6.45 km, 9063 Steps
 (Yanagawa, Oumi-Shrine, Saigawa, Kagamigahama)

  昨日柳川を散歩していると、北の上空で鳶が2羽のケリに追いかけられている光景を目撃している。

  本日の散歩は柳川を通り近江神宮に参拝した後、福王子神社際川を経由して、昨日のケリ目撃附近の鏡が浜地区の田んぼに立ち寄った。これから田植えのようである。

  2羽のケリが鳴いており、民家とのヘリの草むらには2羽のヒナが見え隠れしていた。ヒナの近くで親鳥は見守っている。

田植えどき ヒナ見守る ケリの親
(たうえどき ひなみまもる けりのおや)

  昨日、鳶を追いかけていたのはこのケリだったようである。

  ヒナは草むらに隠れて生活しているようで、写真に撮るには我慢強く待つ必要があった。

  柳川近くの田んぼのケリはいなくなってしまったが、新たにヒナがいることが確認できて気分良くなった。

  これからは散歩の帰りコースとして鏡が浜の田んぼも見て、観察を続けたいと思う。

2019年5月13日月曜日

Yukio Noguchi(野口悠紀雄)

 Article about Yukio Noguchi
(WEB News)
 Japanese did not notice Change of World from 1980 to 1990
 Big Contrast between Apple and Sharp
Apple has no own Plant & has Consignment Production in China
Sharp built own big Plant including all Processes in Japan
Walking 6.28km, 7808 Steps
(Usual Course)

  先日のWEBニュースで野口悠紀雄の記事が出ていた。東大出身の官僚でその後大学教授を務めた人であるが、平成時代の日本の凋落について述べている。

  日本人が世界の変化について行けなかったことが平成時代の凋落の原因であるとして、人任せではなく各個人が世界の変化に対応する努力をすることが必要と説いている。

  世界の新しい変化について行けなかったこと、アップルシャープの違いもその通りである。しかし、世界の変化になぜ日本人がついていけなかったという原因は、個人の努力だけのような話である。

  先日も述べたように、その原因は教育にあるということに気が付いていないようである。ご本人もその凋落の時代に生きてきており、ご本人自体も変化について行けなかったということである。

  今までの教育で育った最優秀と思われる人である。地位からすると改革が最もやりやすい立場の人である。その人が対応できなかったのである。結局、この人も従来の教育から生まれた結果と思う。

  内海聡のいうグーミン(愚民?)は責任をとらないというが、他人事のような論調からすると、その具体的例と感じる。

  小学生時代からの塾通いによる受験至上主義教育では高学歴の人材は得られるが、グーミン(愚民?)が生まれるばかりである。日本の再生には教育の抜本的改革が必須と考える。

2019年5月12日日曜日

Green Young Leaves(あお若葉)

Poster of Green Young Leaves
(Ishiyama-Temple, Mii-Temple)
Green Young Leaves in front of Mii-Temple
Green Young Leaves at Mii-Temple
Green Young Leaves at Mii-Temple
Sweetfishes in Yanagawa at small Dam
Cycling & Walking 15.01 km, 6399 Steps
(Mii-Temple & Usual Couse)

  毎月第三日曜日に三井寺ではオーガニックマーケットが開かれるが、今月は第三日曜日は三井寺護法社の千団子祭りのため、第二日曜日の本日開催された。

  野菜などをいつも購入しており、朝からサイクリングで出かけた。三井寺の木々は若葉で覆われ、緑一色となっている。

あお若葉 古びた門を 際立たす
(あおわかば ふるびたもんを きわだたす)

  三井寺と石山寺ではこの時期、あお若葉の競演として仏像の特別公開をしている。

  オーガニックマーケットでは、いつものキャベツ、ラディッジュ、キヌサヤ、玉ねぎ、ゴボウなどの他に、季節の野菜、蕗を購入した。

  午後からはいつもの散歩コースを歩いたが、柳川では鮎の稚魚が元気に泳いでいた。

2019年5月11日土曜日

Traffic Accident(交通事故)

Sign Board of Ohgaya
3-Way Junction of Ohgaya
3-Way Junction where Accident happened
(Yellow/Brack Blocks were settled after Accident)
Floweres & Goods offered for Victims of Infants
Flowers & Goods offered for Victims of Infants
Mourning Sentences
Cycling Trajectory
(Karahashi, Kenkousha, Ohgaya)
Cycling 20.75 km, 4108 Steps

  この水曜日、大津市内で痛ましい交通事故があった。衝突した自動車が歩道に乗り上げ、信号待ちしていた幼児をなぎ倒した事故である。死者も出ている。

  瀬田唐橋にあるけんこう舎に買い物にサイクリングで出かけた帰り、その事故現場を通った。瀬田川の東側土手自動車道、近江大橋の南200mの三差路である。

  事故現場の歩道にはたくさんの献花や品物、そして追悼の言葉が置かれていた。痛ましい犠牲者を追悼する人も見られる。

  歩道には大きな黄色と黒の縞模様のブロックが置かれていたが、おそらく事故後に置かれたものと思う。触ってみると動かせることから、このブロックが置かれていたとしても犠牲者を防ぐことは出来なかったと思う。

  防ぐにはきちっとしたガードレールが有効と思われ、車の多い道には歩道に必ずガードレールを設置し、歩行者はガードレールのあるところで待つことが対策ということになる。

  原因は右折車の無理な走行であるのは間違いなく、直進車が来ていることを確認しなかったことが大きい。両車ともブレーキをかけておらず、あえて言うならば直進車も交差点では徐行する気持ちがあればブレーキがかけられ、車同士の衝突のみで済んでいたと思われる。

  さらに直進車が接触後歩道にまで乗り上げた原因には車が軽いことも一因である。車がベンツ、BMW、ボルボのような重い頑強なものであれば飛ばされることはない。

  飲酒、高齢者、不注意、煽り運転、作為的法規無視など、自分が気を付けていても事故に巻き込まれるケースが多くなっている。ましてや加害者になることは避けなければいけない。

  次回の免許更新時には免許返上を考えた方がよさそうと感じる事故現場であった。

  もう一つ、今回犠牲者が多数出たのは集団で外出したことにもある。今の保育園は運動場があるところは少ないため、幼児たちが公道を集団で散歩しているのをよく見る。

  小学校は国民全員の子供が行けるように設置されている。幼児に対しても全員が行けるよう運動場付きの保育園を完備することも対策と思う。小学生が少なくなっていることもあり、すべての小学校の一部を保育園にして、そのグランドを使うことで公道への集団外出をなくすることも必要と思う。

  少子化の原因の一つが、共働き家庭の子育てが難しいことにある。すべての乳幼児が通えるグランド付き保育園を拡充することを検討する時期になっていると考える。

  合掌

2019年5月10日金曜日

Earthquake Prediction(地震予知)

 Various Informations about Eathquake Predition
(You-Tube)
C-Class Flare happened
(WEB News)
Tokyo University Honorary Professor Murai
(You-Tube)
Walking & Cycling 15.10 km, 5468 Steps
(Dentist, JR Otsu Station, Central Post Office)

  本日朝、日向灘で地震があった。明日11日に大地震が来るという予言があるが、その前兆なのか。

  インターネットではいろいろな情報が飛び交っているが、地震予知についても同様である。

  5月11日には大地震が襲うとの予言は、科学的なデーターに基づくものではない。占い、予知夢、予言など今までも何度も同じような予告が出ており、当たった試しはない。

  たまに地震が発生した後、これら予告の拡大解釈により、予告通りと自画自賛しているものがほとんどである。

  一方、村井東大名誉教授の地震予知法は、地層の移動をGPSで測定して、そのデーターを解析をすることにより予知の確度を上げようと努力している。科学的方法で予知ができないか研究している。

  かなりの確率で予知できるようであるが、発生する場所にしても、日にちにしてもかなりの大きな範囲でしか予測できず、避難勧告などに利用できないようである。

  この連休中にC-クラスフレアが出た、地震雲が出たとの報道もある。これら現象と地震との関係も議論されているが、まだ因果関係ははっきりしていない。

  このように、地震予知は難しいというのが現状である。ましてや科学的根拠のない予言などの情報は全くあてにならず、このような情報に惑わされることなく生活したいものである。

  11日の予言も、今日の地震で終わるのか。たとえ今回はこれで収束しても、過去の歴史から近い将来大地震が来ることは間違いない。