柳川土手には新たに白い小さな花が咲き出した。水仙のようであるが、今は秋であり異なる花である。
調べてみると、タマスダレという植物である。もともと南米の原産であるが、明治時代に渡来し、今では日本各地に半野生化しているという。
おそらく柳川土手でも誰かが植えて、そのまま野生化したものと思われる。
柳川土手には新たに白い小さな花が咲き出した。水仙のようであるが、今は秋であり異なる花である。
調べてみると、タマスダレという植物である。もともと南米の原産であるが、明治時代に渡来し、今では日本各地に半野生化しているという。
おそらく柳川土手でも誰かが植えて、そのまま野生化したものと思われる。
周辺住民が管理している柳川土手のプライベート庭園のコキアが色づいてきた。例年10月13日ころには赤く色が変化してくる。
夏場には緑が美しかったが、今では赤い色が土手を飾っている。
秋晴れに 色づくコキア 土手飾る
(あきばれに いろづくコキア どてかざる)
Rice Restaurant Nagomi(お米食堂なごみ)in Takashima
Brown Rice Flour Spaghetti with Salad
いつものランチプレートは今まで何回も食べているので、本日は初めて玄米粉スパゲッティーを食べた。
玄米粉で作った麺はトマト味であった。細麺で味がよくしみ込んでいた。小麦粉に比べてあさりとしている。日本人には好みかも知れない。
デザートにはチョコレートケーキをとり、紅茶で締めた。
本日は晴天で、帰りはすでに稲刈りが済んだ田舎道を、JR湖西線近江今津駅まで歩いた。道端には野菊も咲いており、コスモス畑も依然として花で覆われていた。
高島の 稲刈り終わり 野菊咲く
(たかしまの いねかりおわり のぎくさく)
Serenade Eine Kleine Nachtmusik of Mozart (First Movement, Allegro) - YouTube
小学低学年のころ、父は自分で真空管、抵抗、コンデンサー、トランスなどを買い集めてアンプを自作していた。そしてレコードプレイヤーとスピーカーをつけて、音楽を楽しんでいた。
当時はまだモノラルのLPレコードであった。この時初めてクラシック音楽を聴いたのが、たしかこのモーツアルトのセレナ―ドであったと記憶している。
初めての クラシック曲 セレナーデ
(はじめての クラシックきょく セレナーデ)
またベートーベンの第九交響曲のLPレコードもあった。昔のSPレコードでは何枚ものレコードが必要であったが、LPの場合には1枚のレコードに入っていた。
そういえばソニーがCDを開発するとき、当時の社長大賀典雄はベルリンフィルのカラヤンに相談してCD容量を検討している。
結局、ベートーベンの第九交響曲が入ればよいとのことで、今のCD規格が決まったと聞いている。
当時のLPレコードも同じような考えで設計されたのかもしれない。
その後ステレオが普及し、父も確か山水のステレオに切り替えたと思う。その山水も今はない。日本の経済力の低下を示す一つの例ではないかと思う。
モーツアルトのセレナードが昔の思い出を蘇らせた。
モーツアルトCD全集は、ホルン協奏曲に続いてバイオリン協奏曲に移った。
バイオリン協奏曲も今までCD、FM放送で何度も聴いているが、思い出に残るのは第5番の協奏曲である。早速、第一楽章を録画してYou-Tubeに載せた。
以前にも書いたが、高校時代に合唱部の一年上の人とこの第5番を合奏したからである。私はピアノ伴奏で、かなり苦労した覚えがある。簡素な響きであるが、なかなか難しかった。
バイオリン モーツアルトの 伴奏す
(バイオリン モーツアルトの ばんそうす)
一年上の人は小さい時からバイオリンを習っており、うまいものであった。卒業後音大へ進んでいる。
その後のことは分からないが、来月の23日には高校の60年記念同窓会総会がある。その時に会えれば、その後のことが聞けるのであるが、期待したい。
いまブログを書いているが、ずっとバイオリン協奏曲が聴こえてくる。気分爽快である。
CD of Mozart Symphonies(交響曲)
CD of Morzart Piano Concertos(ピアノ協奏曲)
CD of Mozart Clarinet Concert(クラリネット協奏曲)
CD of Mozart Flite Concertos(フルート協奏曲)
CD of Mozart Oboe and Bassoon Concertos(オーボエとファゴット協奏曲)
交響曲から始まり、ピアノ協奏曲、クラリネット協奏曲、フルート協奏曲、オーボエ協奏曲、ファゴット協奏曲と続いた。
交響曲については今までも何曲かCDで聴いているが、初めて番号付き交響曲の第1番から最後の第41番(ジュピター)まで全曲を聴くことになった。すべて落ち着いた曲で気持ちが和む。
そして次はピアノ協奏曲である。ピアノ協奏曲も今までもCDで何回も聴いているが、ほぼ全曲に近い第3番から第27番までを聴いた。
ピアノ協奏曲については特に思い出がある。ベルリンでのジルベスターコンサートでベルリンフィルの演奏会を聴いている。この時のメインの曲が、モーツアルトのピアノ協奏曲第23番であった。
この時、ベルリンフィルの音に驚愕した。今まで聴いたことのない誠にピュアーな音で、さすが世界の頂点に立つオーケストラと感じたことを思い出す。
オーケストラ ベルリンフィルの 音清らか
(オーケストラ ベルリンフィルの ねきよらか)
さらに、クラリネット、フルート、オーボエ、ファゴット協奏曲でCD25枚を終えた。
本日からは次の25枚のCDをセットした。最初はホルン協奏曲である。これも今までCDで何回も聴いている曲である。
このホルンの聴きなれた曲を聴きながら、今ブログを書いている。
柳川土手の散歩時にはいろいろな野花を発見するが、さらに気が付いたのは小さな紫の花である。
今までに見たことない花であるが、小さい花なので見過ごしていたのかもしれない。
帰宅後調べて見ると、なんとゲンノショウコの花であった。薬草で知られた有名な植物である。
秋の土手 ゲンノショウコの 花開く
(あきのどて ゲンノショウコの はなひらく)
日本の至る所で野生植物として生えているという。花の色は白色と紫色があり、富士川を境に東日本では白色、西日本では紫色が咲く。文化の東西での違いとよく似た分布には驚く。
確かアジサイは、土壌によって色が変わると聞いている。酸性ではブルー、アルカリ性ではピンクで、日本は酸性土壌が多いのでブルーが多い。一方、ヨーロッパではピンクが多いようである。
アジサイのように土壌違いなのか、日照の違いなのか分からないが、白いゲンノショウコを関西に持ってきて白い花が咲くか、紫の花が咲くか、実験すると面白い。
これからも散歩中には新しい発見があるかもしれない。興味津々である。
10月に入り、柳川土手、柳が崎湖畔公園の浜辺には野菊が咲いている。誠に可憐な薄紫の花である。
調べると、柳川土手の野菊はヨメナである。葉が無毛であるので葉に毛があるノコンギクとは区別できる。一方、柳が崎湖畔公園の野菊はコヨメナではないかと思う。
いずれにしてもこの小さな花を見ていると、いつも伊藤佐千夫の野菊の墓を思い出す。民子の可憐さを野菊で表現している。
野菊咲き 民子と正夫 思い出す
(のぎくさき たみことまさお 思い出す)
恋は実らず、民子は他の人に嫁いで早死にする。悲しくも美しい物語である。
2023 Nobel Prize in Phosiology or Medicine, in Physics and in Chemistry from WEB News
(2023ノーベル賞、生理学・医学、物理学、化学、WEBニュースより)
本年のノーベル賞の自然科学部門の発表があった。生理学・医学賞、物理学賞、化学賞ともに欧米の学者に与えられる。
日本からは2年続けて受賞者は出なかった。
カーボンナノチューブ発見者である飯島博士は、ノーべル賞候補と言われて30年が経った。
私の最後の仕事場所はつくばの産業技術研究所であった。そのカーボンナノチューブ研究長であった飯島博士は、毎年10月初めになると研究所内での記者会見準備が恒例になっていた。
今年も準備していたものと思う。今年は終身教授になった名城大学で準備していたかもしれない。