Flowers of Geranium Napalense at Bank of Yanagawa
柳川土手の散歩時にはいろいろな野花を発見するが、さらに気が付いたのは小さな紫の花である。
今までに見たことない花であるが、小さい花なので見過ごしていたのかもしれない。
帰宅後調べて見ると、なんとゲンノショウコの花であった。薬草で知られた有名な植物である。
秋の土手 ゲンノショウコの 花開く
(あきのどて ゲンノショウコの はなひらく)
日本の至る所で野生植物として生えているという。花の色は白色と紫色があり、富士川を境に東日本では白色、西日本では紫色が咲く。文化の東西での違いとよく似た分布には驚く。
確かアジサイは、土壌によって色が変わると聞いている。酸性ではブルー、アルカリ性ではピンクで、日本は酸性土壌が多いのでブルーが多い。一方、ヨーロッパではピンクが多いようである。
アジサイのように土壌違いなのか、日照の違いなのか分からないが、白いゲンノショウコを関西に持ってきて白い花が咲くか、紫の花が咲くか、実験すると面白い。
これからも散歩中には新しい発見があるかもしれない。興味津々である。
0 件のコメント:
コメントを投稿