JR Kyoto Station (Right : Isetan Department Store)
Nakagawa-Masashichi Shoten in Isetan Kyoto
Inside of Shop
Bowl for Natto(納豆用鉢)
Soy Sauce Dispenser(醤油差し)
Iwamiginzan Gungendo in Isetan Kyoto
Inside of Shop
先日ソニーの
カメラの修理の見積もりを依頼していた。修理には2万円ほどかかるという。それで新しいカメラを買うか、修理するかの判断のために、京都駅前の電気量販店へ出かけた。
結局、値段は相当上がるが機能が増強された新しいカメラを購入することにした。しかし、在庫がないという。半導体不足から品薄になっているそうである。予約販売で9月初めころには入荷するということで、予約を入れた。
今まで電気製品を量販店で買うときには、すべて在庫がありすぐに購入できている。電気製品のみならず、他の商品でも同じことが起こっているのではないかと、時代が変わりつつあることを感じた。
この後久しぶりに京都駅ビルにある伊勢丹百貨店を見て回った。その中に中川政七商店の店があることに気が付いた。
我が家で使っている納豆用鉢、醤油差しはこの会社の製品である。一味違ったもの造りをしており、気に入っている。
店内を見ると、その
納豆用鉢、醤油差しはズバリ今も販売されていた。良いものは売れ続けるものである。
中川政七商店は、江戸時代の1716年に奈良で創業、最初は奈良晒を扱っていた。苧麻を原料とする麻織物である。
その後事業を拡大し、今では衣料から、家庭用品、食品まで扱っており、いずれの商品も一味違ったものになっている。
さらには石見銀山群言堂も伊勢丹京都に入っていることに気が付いた。石見銀山を2度訪れて、この群言堂の本店で買い物をしている。この店も中川政七商店と同じように一味違った商品ばかりを置いていた。
従来の一般的な店が苦戦している中で、このような独自の方針で展開している店が成長していることは、経済停滞の中での打開策の方向性を示しているように感じた。
経済の 停滞打開 仕方あり
(けいざいの ていたいだかい しかたあり)