Biwako-Otsukan
Akenobono-Kai Kana Shoten
Tatsuno Syusui(辰野秀翠)
My Wife 's Jofuku Kana-Sho(条幅かな書)
朝食の後、書展を見に出かけた。琵琶湖大津館前の桜もようやく開花し始めていた。
橋本峰玉が主宰していたかな書のあけぼの会は、2年前の主宰者の死去に伴い、その後弟子である辰野秀翠が跡を継いで、活動を続けている。
その活動の場は琵琶湖大津館で、昨日からかな書展を開催している。妻も作品を出展しているとのことで見に出かけた。
会場の入り口には「かな書展」という看板があり、この字は橋本峰玉直筆のものという。
入ってすぐのところには、辰野秀翠の条幅かな書が掛けられていた。
春は花 夏はほととぎす 秋は月
冬雪さえて すずしかりけり
『道元禅師』
そして会員の作品がずらりと展示されていた。妻の作品の一つとして条幅かな書もあり、その内容は万葉集第8巻からのものであった。
うちなひく はる来るらし 山のまの
とほきこねれの さきゆく見れば
書のことは得意でもないが、春先の自然を表現した歌で何か魅力的な掛け軸と感じた。
展覧会が終われば、自宅の和室の簡易床間に飾りたいと思う。
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