2021年6月7日月曜日

Rayon Fiber(レーヨン繊維)

 
EU decided Rayon Fiber is not Plastic

(Sen-i News of Today)

Walking 5758 m, 8226 Steps
(Usual Course)

  再生セルロース繊維の代表としてレーヨン繊維がある。日本で最初にこのレーヨン繊維を独自の技術で開発し生産したのが現役時代の会社である。100年ほど前の出来事である。

  それ以来、戦後までは日本最大のレーヨンメーカーとして君臨していた。しかし戦後、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ビニロンなどの合成繊維の実用化に遅れ、いち早く合成繊維を導入した他社に追い抜かれ、昔の地位は回復していない。

  木材のパルプを原料とするレーヨンは繊維としての性能も独特のものがある。綿と同じように水分を吸う性質があり衣料用として使える。強撚織物である縮緬を作るにはその弾性率が効いてレーヨンが最適である。また婦人用の服に使うとドレープがきれいに出る。タイヤコードとしても発熱が少なく、今でも速度無制限のドイツアウトバーンではレーヨン補強タイヤが使われている。

  特異な特性を持つレーヨンであるが、その製造工程では溶剤の毒性対策に苦慮していた。工場では防護服と有毒物質を大きな煙突で排出するなど対策をしていたが、労働環境の悪さは問題であった。

  戦後合成繊維が出現し普及すると、一部用途でレーヨンは生き残ったが、合成繊維にとってかわられた。

  合成繊維は石油を原料とするプラスチックの一種である。それに対してレーヨンは木を原料としており、プラスチックではない。

  本日のニュースで、EUがレーヨンは非プラスチックと定義したと伝えていた。現在、プラスチック公害が問題視されており、レーヨンはその心配はいらない。

  原料が木であるため、土に埋めれば腐るのである。この生分解性をこれからは大いに利用すべきと考える。

  先日も着古した服をリユース店に持ち込んだが、ブランド品の一部を除いてほとんどが回収されなかった。結局燃えるゴミで出さざるを得なかった。レーヨンでできておれば埋め立てにすれば、土の中で分解してくれる。

  現在では、レーヨン製造には有害物質の出ない技術が使われており、製造工程での公害問題はなくなっているという。というのは、現役会社はとっくの昔にレーヨンからは撤退したため詳しい事情は知らない。

  汎用繊維としてレーヨンの復活が現実味を帯びてきている。衰退し続けていたレーヨンが、また繊維の王者になる可能性も出てきた。

  持続可能な素材として、現役時代の会社が、再度レーヨン生産を始めることも一つの選択肢と考える。

レーヨンを 再度生産 開始かも
(れーよんを さいどせいさん かいしかも)

  余談だが、五本指靴下、手袋に竹からつくられた再生セルロース繊維 ”TAKEFU”(竹布)を愛用している。なぜか水虫が治っている。竹のもともとの殺菌機能が効いているのか分からないが、再生セルロース繊維は有効な使い道がまだまだあるようである。

2021年6月6日日曜日

Improvement of Back Supporting Board(背あて板の改良)

Back Supporting Board with Golf Ball

Attaching Flat Plate at Opposite Side of Golf Ball
Walking 6475 m, 9251 Steps

(Usual Course)

  断捨離で痛めた腰痛対策として始めた背あて板は散歩のときに愛用している。背筋を伸ばして歩けるため、散歩姿勢が良くなる。

  背と腰に当てる板であるが、背骨の溝を刺激すると特に気分が良い。今までの板のままではその刺激は少ないため、背骨用としてゴルフボールをつけることにした。ボールを半分に切り、板に接着剤でつけた。

  ボールが背骨の溝を刺激し、快適である。さらには腰骨を押さえるために、裏側には平板も張り付けた。

  散歩時には、時には腰骨、時には背骨を刺激しながら歩いている。ますます散歩は快適な時間になっている。

背あて板 背筋腰骨 気持ち良い

(せあていた せすじこしぼね きもちよい)

2021年6月5日土曜日

Processing Technology of CNT(CNTの加工技術)

 

Riken developed Processing Technology of CNT

(WEB News)

Walking 5935 m, 8479 Steps

(Usual Course)

  理研がカーボンナノチューブ(CNT)の特殊加工技術を開発したとのWEBニュースがあった。

  CNTを作る段階では、その分子レベルでの構造がいろいろのものが混ざって作られる。この技術でCNTを改質すると、希望の分子レベルのCNT構造と、表面の清浄なCNTが得られるという。

  CNTはフォトニクスやエレクトロニクス分野でも幅広い応用が期待されている。

  直径約1nmの半導体CNTは、光通信に使われている近赤外線(波長1200nm ~ 1600nm)で発光することと、レーザーパルスを照射すると室温で単一光線源として機能することから、量子情報処理技術への応用が期待されている。

  今回の技術により加工されたCNTの発光能力は従来のCNTに比べて5000倍にも増強されるという。今後の量子コンピューターの発展に大いに寄与することが予想される。

  CNTの研究開発を手掛けたものにとって、その成り行きは今も気になるところである。

CNT 用途拡大 期待する
(シーエヌティ ようとかくだい きたいする)

2021年6月4日金曜日

Carmen(カルメン)

 

"Carmen" by Berliner Philhamoniker

FM-Program "Opera Fantastica"

Conductor : Simon Rattle

Chorus : Berlin State Opera Chorus and Berlin State Opera Boys and Girls Chorus

Walking 3751 m, 5359 Steps

(Dentist)

  本日は一日雨で、午後からはFMのオペラファンタスティカを楽しんだ。

  本日はベルリンフィルによるカルメンで、昨年放送された番組の再放送であった。オペラで一番演奏される機会の多い曲である。今までもデュッセルドルフのみならず、オーストリアブレゲンツエッセンベルリンなどで生の演奏で聴いている。

  本日の演奏はベルリン国立歌劇場で活動する合唱団なども出演した、ベルリンフィルハーモニーホールでの演奏録音であった。

  ベルリンフィルは、2014年のジルベスターコンサートで同じホールで鑑賞している。指揮者は当時の首席指揮者、ラトルであった。そのラトルが指揮したカルメンである。

  そして合唱団はベルリン国立歌劇場合唱団である。2014年当時、現役で活躍していた日本人のソプラノの方は、昨年定年を迎えたと聞いている。本日の録音でも歌っているものと思う。

ベルリンの 日本人歌手 リタイアか

(ベルリンの にほんじんかしゅ リタイヤか)

  などなど、思い出しながらの鑑賞となった。

  コロナが落ち着けば、次回はミラノスカラ座でオペラを見に行きたいものである。

2021年6月3日木曜日

Houttuynia(ドクダミ)

 

Flowers of Houttuynia at Bank of Yanagawa
New Flowers in front of Mary Image at Yanagawaki Beach
Walking 6220 m, 8886 Steps
(Usual Course)

  柳川土手の北側の日当たりの悪い溝端にドクダミの花が咲いた。白い花弁4枚の花である。初夏に咲く花という。

初夏になり ドクダミの花 土手の縁
(しょかになり ドクダミのはな どてのふち)

  土手の北側の溝に近いところに生えているのであまり目立たない。それでも一斉に花が咲くと花壇のようになり、人目を引いている。

  一方、柳が崎湖畔公園の浜辺にあるマリア像には、新たに新鮮な花が飾られていた。お地蔵さんに飾られいる花と同じで、いつもお地蔵さんの面倒を見ている老夫婦が手向けたものと思う。

  これからも花が絶えないだろう。

2021年6月2日水曜日

Sweet Fishes(鮎)

Sweet Fishes in Yanagawa
Egret is looking for Food at Rice Field near Yanagawa
Walking 6223 m, 8891 Steps
(Usual Course)

  ようやく柳川に鮎が見られるようになった。堰のツボにはたくさんの鮎が見られた。写真にはうまく映っていないが、すでに10cmくらいの大きさである。

  夕方には子供たちが見つけて、網ですくっていた。子供たちの見つけるのも早いものである。家に持ち帰っておかずになっているのかもしれない。

  一方、柳川近くの田んぼでは白鷺が餌を探していた。夕食であろうか。

  間もなく鮎の堰登りも見られるかもしれない。散歩していると少し汗ばむ。夏になったことを知る。

鮎を見て 汗ばむ季節 土手散歩
(あゆをみて あせばむきせつ どてさんぽ)

  梅雨が明けると灼熱の夏になるが、夏といっても今のところ過ごしやすい気候である。

2021年6月1日火曜日

Electric Hair Clippers(電気バリカン)

 
Electric Hair Clippers

Walking 2652 m, 3789 Steps

(Half of Usual Course)

  毎月の月初めには必ず散髪をしている。すでに散髪屋に行かなくなって久しい。髪が少なくなり整髪する必要がなくなり、丸刈りで十分になったためである。

  本日は6月1日。夜シャワーを浴びる前に電気バリカンで髪を梳いた。丸刈りであるので簡単である。

  月初めにはこのほか足と手の爪切りも実施している。一か月に一回のカットであるのでかなり伸びている。

  足の爪は少々長くても気にならないが、手の爪は長いとピアノを弾くとカチャカチャと音が出る。これからはピアノを弾くことも多くなり、手の爪切りは半月ごとにする必要があるようである。

手の爪は 長いとピアノ 弾きにくい

(てのつめは ながいとピアノ ひきにくい)

2021年5月31日月曜日

Daisy Fleabane(ヒメジョン)

 

Huge Weeds at Bank of Yanagawa near Estuary of Biwa-Lake

Daisy Fleabane at Bank of Yanagawa near Estuary of Biwa-Lake

Stem of Daisy Fleabane is solid
(Stem of Philadelpia Daisy /ハルジオン is hollow)

Flower of Bottle Gourd(ユウガオ)

 at Bank of Yanagawa near Estuary of Biwa-Lake

Walking 6071 m, 8673 Steps

(Usual Course)

  柳川下流近くの土手は雑草が成長し、すでに人間の背丈を越えてジャングルのような風景になっている。

  しかし湖畔公園側の芝生には野花が咲き、人々の憩いの場である。その中で、ヒメジョンの花が満開である。

  白い小さな菊のような花であるが、可憐な姿が愛らしい。北アメリカ原産で、観賞用として日本に渡来したが、今では雑草として日本中で見られる。

  ハルジオンも同じような花であるが、ハルジオンの茎の断面は空洞になっているという。茎の断面は詰まっており、ヒメジョンであることが分かる。

  昨日柳川土手で見かけたユウガオの花が、河口近くでも咲いていた。夏が近いことを告げている。

夏近し 土手のユウガオ 花開く

(なつちかし どてのユウガオ はなひらく)

2021年5月30日日曜日

Flowers of Convolvulus opened(昼顔が咲く)

Flowers of Convolvulus opened at Bank of Yanagawa
Bottle Gourd bloomed at Bank of Yanagawa too
Someone placed beautiful Flowers in front of Image of Mary
(Yanagasaki Beach)
Walking 5889 m, 8413 Steps
(Usual Course)

   柳川土手には昼顔、夕顔が花をつけた。昼顔は今までもブログに載せている。昨年も同日に花を開かせており、自然の力はすごいと思う。同時に夕顔も花をつけている。

  緑の土手に、紫、ピンクと花の色が鮮やかである。次はどんな花が咲くのか楽しみである。

  一方、柳が崎湖畔公園の浜に祀られたマリア像にもバラなどの美しい花が手向けられていた。誰かが持ってきたものと思う。ろうそくも置かれており、お参りしたようである。

マリア像 誰が手向ける ばらの花

(まりあぞう だれがたむける ばらのはな)

  一礼して散歩を続けた。

2021年5月29日土曜日

Making Nest(巣作り)

 

Swallow making Nest at Parking House near my Home

Blue Flowers of Hydrangea at Bank of Yanagawa
White Flowers of Hydrangea at Bank of Yanagawa
Pink Flowers of Hydrangea at Bank of Yanagawa

Walking 5778 m, 8255 Steps

(Usual Course)

  柳川土手の紫陽花が次第に色が濃くなってきている。最初は紫の花であった。そして白の花も鮮やかになりつつある。最後はピンク色であるが、まだ少し色づいた段階である。

  おそらく京都宇治市の三室戸寺も同じように紫陽花が色鮮やかになっているものと思う。梅雨の象徴的な花である。

梅雨時の 紫陽花の色 土手飾る

(つゆどきの あじさいのいろ どてかざる)

  家の近くの駐車場の軒に燕がこのシーズン二回目の巣作りをしている。今日は親鳥がやってきてるところを写真におさめた。先日はツガイで飛び交っていた。

  まもなく産卵するのではないかと、これからも観測したい。