2021年6月5日土曜日

Processing Technology of CNT(CNTの加工技術)

 

Riken developed Processing Technology of CNT

(WEB News)

Walking 5935 m, 8479 Steps

(Usual Course)

  理研がカーボンナノチューブ(CNT)の特殊加工技術を開発したとのWEBニュースがあった。

  CNTを作る段階では、その分子レベルでの構造がいろいろのものが混ざって作られる。この技術でCNTを改質すると、希望の分子レベルのCNT構造と、表面の清浄なCNTが得られるという。

  CNTはフォトニクスやエレクトロニクス分野でも幅広い応用が期待されている。

  直径約1nmの半導体CNTは、光通信に使われている近赤外線(波長1200nm ~ 1600nm)で発光することと、レーザーパルスを照射すると室温で単一光線源として機能することから、量子情報処理技術への応用が期待されている。

  今回の技術により加工されたCNTの発光能力は従来のCNTに比べて5000倍にも増強されるという。今後の量子コンピューターの発展に大いに寄与することが予想される。

  CNTの研究開発を手掛けたものにとって、その成り行きは今も気になるところである。

CNT 用途拡大 期待する
(シーエヌティ ようとかくだい きたいする)

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