今年も年末のベートーベン第九交響曲の生の演奏は聴きに行かなかった。
本日は大晦日。最近購入したベートベンCD全集の Disc-5 にも第九交響曲が入っており、この新しいCDの音源で聴くことにした。
ハンガリーのベーラ・ドラホシュ指揮、ニコラウス・エステルハージ・シンフォニアの演奏である。このベートーベンCD全集の交響曲は第一番から第九番まで、すべてこの組み合わせの演奏である。
聴き終えた後、さらに従来持っているジョージ・セル指揮、クリ―ヴランド管弦楽団のベートベン第九交響曲も聴いた。
ベートーベン 第九を聴いて 年を越す
(ベートーベン だいくをきいて としをこす)
CDは1980年代の初めに開発され、まもなくCDプレヤーを買った。このCDは、40年ほど前に初めて買った記念すべきCDである。当初の音と全く変わりなくいい音であった。CDの歴史を思い出すこととなった。
聴きながら、今年は金婚式の年であったことも思い浮かべた。以前、金婚式はイタリアで迎えようと考えていたが、コロナ禍が常態化したため子供たちと共に自宅でささやかな食事会で祝った。
来年も健康で過ごせるよう願う。