2024年8月22日木曜日

Crape Myrtle(百日紅)

Flowers of Crape Myrtle in Forest of Oumi-Shrine

  今、近江神宮森の百日紅の花が満開で、濃いピンク色が鮮やかである。

  百日紅の花をみると、故郷京都の実家を思い浮かべる。玄関の前庭に一本の百日紅が植えられていた。

  毎年夏帰省すると、いつも美しい花が咲いていた。今は他の人に売り渡した家であるが、今も花を咲かせているものと思う。

  今回百日紅を英語の辞書で調べてみると、Crape Myrtleという。Myrtleとはギンバイカでその花に似ていて、しかも花弁が縮緬のように縮れていることから命名されている。

百日紅 花弁の縮れ 縮緬似
(サルスベリ かべんのちじれ ちりめんに)

  クレープ織物で知られている縮緬である。ちなみに縮緬は絹あるいはレーヨンの横糸に強撚糸 を使っている。染色仕上げ時に撚糸のトルクが解除されることにより、織物表面に縮れが生じる。

  百日紅といい、縮緬といい、懐かし言葉である。 

2024年8月21日水曜日

Exhibition of Caligraphy(献書展)

Exhibition of Caligraphy at Oumi-Shrine
Prize of Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology
(Center)

(文部科学大臣賞/中央)

  夏休み恒例の、近江神宮献書展が開かれ、今年も小学生から一般成人に至る人々の書が展示されている。

夏休み 書の展示会 神宮で

(なつやすみ しょのてんじかい じんぐうで)

  文部科学大臣賞には三点選ばれている。仮名文字作品一点と仮名漢字混ざり作品二点である。

  今まではかなり抽象的な作品が多かったが、正統書道に近い作品である。

2024年8月20日火曜日

Okonomi-Yaki with Bitter Gourd(ゴーヤ入りお好み焼き)

 

Seed of Bitter Gourd at my Balcony

Harvested Bitter Gourd

 

Cutting

Cutting Cabbages

Mixing Bitter Gourd, Cabbages and Soy Meats

Vegan Source of Soup Stock

Adding Flour and Source of Soup Stock, after that mixing

Baking on Frying Pan

Okonomi-Yaki with Bitter Gourd

  ベランダのゴーヤの実が、大きくはならずに黄色がかってきた。もっと大きくしたかったが、緑のゴーヤを食べたいので、本日収穫した。

  収穫したゴーヤを切ってみると、中の種はまだ成長していない。そのまま細かくカットした。

  さてどう料理するか考えた。おやつ時間にはお好み焼きを作ることにしたので、その中に入れることにした。

  いつもの通り、刻んだキャベツにゴーヤ、大豆肉、小麦粉を入れて、さらにはつゆ出汁で味付けして混ぜる。

  フライパンで焼いて、ゴーヤ入りお好み焼きの出来上がりである。

  食べてみると、当然ゴーヤの苦味があるが、その苦味が材料に含まれている旨味を引き出してなかなか美味しい。

にがうりの 苦味引き出す 旨みかな
(にがうりの にがみひきだす うまみかな) 

  新しい発見であった。

2024年8月19日月曜日

Pampas Grass(パンパスグラス)


Pampas Grass around Biwako Otsukan

  京都の大字焼きも終わり自然は秋に向かっているが、びわ湖大津館のまわりに植えられているパンパスグラスの花穂(かすい)が現れている。昨年も今頃に出現してる。

大文字 行事終わりて 花穂出る

(だいもんじ ぎょうじおわりて かすいでる)

  花穂越しには琵琶湖大津港なぎさ公園・におの浜が見え、その背後には音羽山がそびえている。

  気候はまだ暑いが、光景は秋の雰囲気である。

2024年8月18日日曜日

Lippia Canescens(ヒメイワダレソウ)

 

Flowers of Lippia Canescens in Branch Otsukyo

  我がマンションの東向かいには、ブランチ大津京の施設がある。その敷地の周りの隙間の地には、一面地面を這う植物が植えられている。

  その植物の花が、今満開である。調べてみると、ヒメイワダチソウという植物であることが分かった。

  南アメリカ原産で、日本には1926年に移入されたという。主に地被植物として使用されて、繁殖力が強く野生化している。

  芝生と同じように地面を覆い尽くしているが、その花は無数の小さい可憐な花で、ブランチ大津京の周りを飾っている。

ブランチの 周りを飾る 白小花

(ブランチの まわりをかざる しろこはな)

  しかし、生態系被害防止外来種リストに指定されている植物である。

2024年8月17日土曜日

Skunk Vine(ヘクソカズラ)

Flowers of Skunk Vine at Bank of Yanagawa
 
   柳川の土手の木々には蔓植物が巻き付いている。その植物に小さな花が咲いた。

  調べると、日本原産のヘクソカズラという蔓性の多年草であった。今では東アジアに分布しているという。

  葉、実などをつぶすと糞のような匂いがするということで名前がつけられている。

  いろんな木に巻き付いており、パッと見るといかにもその巻き付いている木の花のように見える小さな花である。

木に巻いて ヘクソカズラ 花ひらく
(きにまいて ヘクソカズラ はなひらく)

  夏場に咲くということで、しばらく散歩の楽しみになる。

2024年8月16日金曜日

Wrapping Electric Train(ラッピング電車)

 

Wrapping Electric Train of Keihan Ishiyama-Sakamoto Line

(成瀬は天下をとりに行く)

  今、近江神宮前を走る京阪電車石山坂本線に「成瀬は天下をとりに行く」というラッピング電車が走っている。

  「成瀬は天下をとりに行く」は本年2024年の本屋大賞を受賞した宮島美奈による大津を舞台にした小説である。

  小説は読んでいないが、西武百貨店大津店が閉店になり、そこから話は進み16歳の女子の成長のお話のようである。

  あまりにもローカルな舞台であるが、西武百貨店大津店を利用していたものにとっては懐かしく感じる。

  ラッピング電車は、時たま散歩時に近江神宮一の鳥居前の踏切を走るのを目撃する。

  今年はNHKテレビ大河ドラマが「紫式部」の話で、光源氏のラッピン電車も走っている。

散歩中 ラッピング電車 楽しみだ

(さんぽちゅう ラッピングでんしゃ たのしみだ)

  その他色んなラッピング電車が走っており、ラッピング電車に出会うのも朝の散歩に趣を加えている。

2024年8月15日木曜日

Meimuna Opelifera(ツクツクボウシ)

(Meimuna Opelifera began to shrill at Oumi Shrine)

  まだ蝉の鳴き声が激しいが、本日初めて近江神宮の森でツクツクボウシの鳴き声を聞いた。毎年同じ頃に鳴き出す。

  他のセミの鳴き声の中に、かろうじて微かに鳴いている。

虫の音に ツクツクボウシ 秋近し
(むしのねに ツクツクボウシ あきちかし)

  秋が近づいていることを知る。

2024年8月14日水曜日

Green Bitter Gourd(緑のゴーヤ)

Green Bitter Gourd at my Balcony
Seed of Loofah(ヘチマの実)

  この夏すでにベランダの白のゴーヤを収穫し食べているが、ようやく普通の緑のゴーヤも実が付いてきた。もうしばらく大きくなるまで待って、また料理したい。

  他にも二箇所に小さなゴーヤの実ができていたが、二個とも枯れてしまった。受粉がうまくいかなかったようである。

  一方ヘチマは実がかなり大きくなり瓢箪のような形で成長している。雌花が他にも咲いていたが枯れてしまった。残念である。 

ヘチマの実 スポンジとして 使いたい
(ヘチマのみ スポンジとして つかいたい)

  ヘチマはスポンジとして使いたいので、収穫は枯れるまで待つ。

  楽しみである。

2024年8月13日火曜日

Ears of Rice(稲穂)

 

Ears of Rice at Rice Field near Yanagawa

  この四日間今治へ出かけている間に、柳川土手近くの田んぼでは稲穂が顔を出していた。

  そして蝉の鳴き声の中に、微かに虫の音が聞こえてくる。

  調べてみると、昨年も8月13日に稲穂と虫の音が現れている。

虫の音と 稲穂現れ 秋近し
(むしのねと いなほあらわれ あきちかし)

  毎年のことであるが、まだ暑い日々が続いていても自然はすでに秋に向かっていることが分かる。