You-Tubeを見ていると、森鴎外の画面が出てきた。表題はクズ偉人伝である。
森鴎外は夏目漱石と並ぶ明治時代の文豪であるが、もう一つの仕事が軍医であった。文豪としては評価が良いが、軍医としてはクズであったという記事である。
明治時代になり森鴎外は陸軍軍医として、兵隊の食事として白米を推奨していた。これに対して海軍は、脚気の原因は白米を食べることにあるとして麦も混ぜていた。しかし、陸軍の兵隊に脚気で亡くなる人が激増していた。一方海軍では脚気患者は少なかった。
それでも森鴎外は東大医学部の一員として脚気の原因は細菌であると主張し続けたために、何万人という人が脚気で亡くなっていた。これがクズと言われる所以である。
脚気は玄米に含まれるビタミンBを摂取しないことが原因と、当時の別の学者が証明していた。世界最初のビタミンが発見された偉業であったが、森鴎外をはじめとする東大医学部の学閥により無視された。
翌年にはヨーロッパでビタミンが発見され、発見者にはノーベル賞が授与されている。もし日本の学者の論文が英訳され発表されておれば、日本最初のノーベル賞になったと思われる。
日本初 ノーベル賞が 幻に
(にほんはつ ノーベルしょう まぼろしに)
森鴎外は小説家として名を残しているが、医者としては失格であったと言える。今の日本でも権威により事実を隠蔽、ねじまげることが行われており、明治時代にその土台は形成されたように思う。
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