Flowers of Crape Myrtle in Forest of Oumi-Shrine
今、近江神宮森の百日紅の花が満開で、濃いピンク色が鮮やかである。
百日紅の花をみると、故郷京都の実家を思い浮かべる。玄関の前庭に一本の百日紅が植えられていた。
毎年夏帰省すると、いつも美しい花が咲いていた。今は他の人に売り渡した家であるが、今も花を咲かせているものと思う。
今回百日紅を英語の辞書で調べてみると、Crape Myrtleという。Myrtleとはギンバイカでその花に似ていて、しかも花弁が縮緬のように縮れていることから命名されている。
百日紅 花弁の縮れ 縮緬似
(サルスベリ かべんのちじれ ちりめんに)
クレープ織物で知られている縮緬である。ちなみに縮緬は絹あるいはレーヨンの横糸に強撚糸 を使っている。染色仕上げ時に撚糸のトルクが解除されることにより、織物表面に縮れが生じる。
百日紅といい、縮緬といい、懐かし言葉である。
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