2023年10月1日日曜日

Ignorant Peaple(愚民)

Group Photo of Japanese Company (from You-Tube)
Group Photo of Google (from You-Tube)

  先日の You-Tube に、日本の会社とグーグルの社員集合写真が出ていた。

     見てすぐにわかることは、日本の会社の社員の統制された姿と、グーグル社員の自由な姿である。

  この写真の違いは、この30年の日本凋落の原因を表す象徴的な写真である。

  それは団体行動を重要とするか、個人を重要とするかの違いである。創造には個人の能力がどれだけ発揮できるかにかかっている。一方、模倣、応用、生産性向上には組織だった団体行動が重要である。

  高度成長時期の日本は、模倣、応用、生産性向上に最大の効果を発揮した結果、世界に第二の経済大国にのし上がった。

  重工業、電気、自動車、現役時代関係していていた合成繊維も、もともと欧米で発明されたものを実用化、最適化、低コスト大量生産の力で達成したものである。

  その背景には、偏差値を優先した教育がある。今までの知識をしっかり詰め込んだ人が、世の中を指導する体制になっていた。

  しかし、今までにない新しいものを創造するという教育は受けていないので、IT時代のような新しい時代の到来に乗り遅れてしまった。

  今も教育体制は変わらず、小学生時代からの塾通いで有名中学に入るという価値観が支配的である。

  今の政治の動きから見ると、紙幣をどんどん印刷し政策としておカネをばらまく程度の小手先の対策で、抜本的改革は皆無である。

  先の戦争から、戦前の洗脳された国民が愚民から脱出できたのは、結局は敗戦のおかげであった。

  敗戦が無ければ日本国民は洗脳された愚民のままで、とっくの昔に日本は崩壊していたものと思われる。

  いま日本は、敗戦前と同じような状況にあるように感じる。愚民はいつ目覚めるのであろうか。

国落ち目 愚民の目覚め 必須なり

(くにおちめ ぐみんのめざめ ひっすうなり)

  国が落ち目になっていることさえ認識していない人は、今のお金ばらまき政治で潤っている人ではないかと思う。

  その構造は、周辺の独裁国家の権力者に群がる構造と同じような実態のようである。

2023年9月30日土曜日

Mozart Complete Edition(モーツアルト全集)

 

Mozart Complete Edition CD

(Mercari sent)

170 CDs

No1. CD 

Symphonies 1,4,5,6 & 45

Symphony in F K19a


  メルカリに注文していたモーツアルト全集(CD)が送られてきた。170枚のCDにモーツアルトの曲が収められている。

  今、CDチェンジャーバッハのCDが入っており、月ごとに25枚のCDを換えている。あと二か月ですべての曲を聴き終わる。

  モーツアルトが聴きたくなって、バッハは中断して明日からはモーツアルトを集中的に聴きたいと思う。

  早速、NO.1 CD を聴いた。交響曲1番から順番に入っている。まだモーツアルトが10歳前後の時の曲である。バッハの対位法の音楽と違って、その年齢から想像出来る誠に簡素な響きが続く。

 簡素な音 モーツアルトの 響かな
(かんそなね モーツアルトの ひびきかな)

  ヨーロッパ時代にザルツブルグの宮殿で聴いた室内楽を思い出す。

  年末まではモーツアルトを楽しむことになりそうである。

2023年9月29日金曜日

Spider Thread(蜘蛛の糸)

Withered Leaf hanging from Spider Thread at Approach to Oumi-Shrine

Withered Leaf hanging from Spider Thread at Beach of Yanagawaki Lakeside Park
Harvest Moon(中秋の名月)

  蜘蛛の糸といえば芥川龍之介の小説で有名であるが、昨日偶然にも二か所で蜘蛛の糸にぶら下がる枯葉を目撃した。

  一つは近江神宮参道の二の鳥居前である。空間に枯葉が漂っていた。蜘蛛の糸があるのであるが、写真には写っていない。

  一方柳が崎湖畔公園の浜辺でも、青空の中に枯葉が一枚浮かんでいた。やはり蜘蛛の糸がある。

  芥川龍之介の小説では、蜘蛛の糸に人がぶら下がり地獄から天国へ逃げようとした。残念ながら人が多すぎて切れてしまったという。

  枯れ葉は軽いので、いつまでも風に吹かれて空間に浮かんでいた。蜘蛛の糸では枯葉くらいしかぶら下がれないのが現実である。

枯葉なら 蜘蛛の糸にも ぶら下る
(かれはなら くものいとにも ぶらさがる)

  現実に人が天国のような宇宙にロープで行くには、カーボンナノチューブのような軽くて強靭な素材が必要である。

  今夜は中秋の名月。しかも満月である。中秋の名月は必ずしも満月とは限らない。次回の満月の中秋の名月は7年後とのこと。

  満月からの琵琶湖に映る光を堪能した。まさしく月光である。

2023年9月28日木曜日

Loofah Sponge(ヘチマたわし)

 

Only Male Flowers of Loofah bloom at my Balcony

Seed of Loofah

Harvested Seed of Loofah

Loofah Sponge after peeling Skin

Seeds of Loofah

  ベランダのヘチマはその後、雌花の蕾は出来るが実は成長せず、ほとんど枯れてしまった。

  最初に咲いた実だけは大きく成長し、回りの葉がほとんど枯れたので、本日実を収穫した。

  すでに重量が軽くなっており、乾燥が進んでいた。収穫した後ヘチマスたわしを作るには皮を剥いて、天日で半月くらい干す必要がある。

  すでに皮はパリパリになっており、指で剥がすことが出来た。中は立派なたわしになっており、さらなる乾燥は不要であった。

  かなり大きなたわしであるため、お風呂の体洗いに使える。さっそく夕方に風呂場で使ってみた。

  泡立ちも良く、体を擦ると気持ちがいい。今まではタオルで洗っていたが、これからはこのたわしで体を洗うことにしたい。

 お風呂時に ヘチマたわしで 気持ち良い
(おふろじに ヘチマたわしで きもちよい)

  ヘチマタワシの中からは黒い種が出てきた。来年はこの種を4月ころに播いて、種からヘチマを育てることにしたい。

2023年9月27日水曜日

White Spider Lilies(白い曼殊沙華)

 

White Spider Lilies at Bank of Yanagawa

Red Spider Lilies
School of Sweet Fish at small Dam of Yanagawa

  ようやく柳川土手に白い曼殊沙華が咲いた。すでに赤い曼殊沙華は土手を飾っているが、これから白い曼殊沙華も仲間入りである。

  一方柳川の堰では、鮎が群れを作っている。秋に群れを見るのは珍しい。産卵のためなのか。しばらく様子を見てみたい。

秋の川 堰に鮎来る 産卵か
(あきのかわ せきにあゆくる さんらんか)

2023年9月26日火曜日

Freiburg(フライブルグ)

 

School Meal of Feiburg Municipal Primary School and Kinder Garten to Vegetarian
(Today's WEB News)
Freiburg Station (visited in 5th of June, 2013)

  本日のWEBニュースで、ドイツのフライブルグでは公立の小学校と幼稚園で給食はすべてベジタリアンにすることになったと報じている。

  理由は、健康と環境問題にある。とくに環境問題については、一番影響を与えているのは、工場のばい煙、自動車の排ガスなどではなく、肉を食べることにあるとの、LCA研究の結果にある。

  そのLCA研究結果を端的に示すと、牛肉やチーズの食品を100g生産するのに排出される温室効果ガスの量は

  牛肉  : 50kg
  チーズ : 11kg
  鶏肉  : 5.7kg
  豆腐  : 2kg

という結論である。

  環境問題を解決するには、人々が肉を食べないだけで簡単に解決できるというもので、少しでもその解決に貢献するためであるという。

  フライブルグといえば、ドイツでも環境問題を率先的に取り組んでいる都市である。2013年にフライブルグを訪れているが、市内はトラムだけでの移動であった。世界で最初に市内に車の乗り入れを禁止している。

  さらに踏み込んで、学校での肉の消費をなくし環境問題の対策に少しでも貢献しようとする画期的な政策を決定している。さすが環境先進国ドイツの街である。

  これを機会に、世界で同じような動きが出てくることを期待したい。

2023年9月25日月曜日

Toyama Hajime san passed away(遠山一さん死去)

 

Toyama Hajime san passed away

  本日、ダークダックスのバス担当歌手であった遠山一さんが亡くなったとのWEBニュースがあった。

  ダークダックスはカルテットのコーラスグループであったが、すでに他の3人のメンバーは天国に召されている。

  カルテットのコーラスグループとして、すでにデュークエイセス、ダークダックスは解散していたが、ダークダックスについてはすべてのメンバーが亡くなったことになる。

  残るは、ボニージャックスだけになったが、それもカルテットではなく今はトリオで活動しているという。

  男声合唱のカルテットは、我々も楽しんでいたが、そのハーモニーには酔いしれる。

カルテット ハーモニーの音 酔いしれる
(カルテット ハーモニーのね よいしれる)

  これからも You-Tube などでそのハーモニーを楽しみたいと思う。

2023年9月24日日曜日

Butterflies(蝶々)

 


Butterflies at Bank of Yanagawa

Butterflies at Yanagasaki Lakeside Park
Flowers of Chinese Chive(ニラの花)at Bank of Yanagawa
Red Morningglory(マルバルコウソウ)at Bank of Yanagawa
Flowers of Japanese Bush Clover(萩の花)in Yanagasaki Lakeside Park

  涼しくなったのか、柳川土手、柳が崎湖畔公園では蝶々が元気よく飛び回っている。

  秋の花として、ニラマルバルコウソウが柳川土手を彩っており、さらには柳が崎湖畔公園ではが満開である。

彼岸過ぎ 萩が満開 秋進む
(ひがんすぎ はぎがまんかい あきすすむ)

  彼岸の中日が過ぎて、急に秋らしくなってきた。涼しくなったので、久しぶりに今朝は朝食後に散歩に出かけた。

2023年9月23日土曜日

Red Spider Lilies(曼殊沙華)

Red Spider Lilies at Bank of Yanagawa
Flowers of Cotton Rosemallow(芙蓉)at Bank of Yanagawa

  先日兵庫の畑のあぜ道に曼殊沙華が咲いているのを目撃している。ここ柳川土手でも、ようやく曼殊沙華の花が咲いた。

  暑さ寒さも彼岸までといわれるように、本格的な秋の気候になった。

  まずは赤い花が咲いたが、まもなく白い曼殊沙華も見られるのだろう。

  一方、柳川土手では夏の花、芙蓉も咲き続けている。夏の名残として、もうしばらく咲き続けるようである。

芙蓉の木 花咲き続け 彼岸花
(ふようのき はなさきつづけ ひがんばな)

2023年9月22日金曜日

White Morning-Glory(ホワイト・モーニング・グローリー)

 

White Morning-Glory at Bank of Yanagawa


Flowers of Cosmos at Bank of Yanagawa

  柳川の土手には白い小さなアサガオのような花が咲いている。今まで気が付いていなかった。

  帰宅後調べると、北米原産のホワイト・モーニング・グローリーというアサガオの一種であることが分かった。

  どうして日本の土手に野花として咲いたのか、調べて見たが不明であった。おそらく観賞用に種が輸入され栽培されていたものが、野生化したのではないかと思う。

  本当に小さな可憐なアサガオである。

  柳川土手には野生のコスモスも花を開かせている。気温も少し下がり涼しく感じられる。

お彼岸に コスモス咲きて 秋が来る
(おひがんに コスモスさきて あきがくる) 

  いよいよ秋本番という時節になってきた。