2019年6月11日火曜日

Hydrangea(アジサイ)


 Hydrangea (at Bank of Yanagawa)
Walking 5.86km, 7473 Steps
(Usual Course)

  すでに関東地方は梅雨に入ったとの気象庁発表があった。しかし関西はまだである。

  柳川土手のアジサイは満開で、紫、ピンク、白、ブルーなど色とりどりの花で美しい。昨年は5月下旬に満開になっているので少し遅いようである。

  本日は夕方にはにわか雨が降り雷が鳴った。いよいよ梅雨入りと思われる。

土手に咲く アジサイの花 梅雨近し
(どてにさく アジサイのはな つゆちかし)

2019年6月10日月曜日

Medicine(薬)

Serious Crime of Medicine(クスリの大罪)
(WEB Information)
Walking 6.30 km, 7614 Steps
(Usual Course)

  昨日のブログで抗がん剤の問題点について述べた。二週間前のWEBニュース(東洋経済)で「くすりの大罪」という記事があった。薬業界と医科大学の薬のデーター改ざん問題などから、薬と医療の問題点を指摘している。

  日本の健康保険制度には40兆円という莫大なお金が動いている。そしてそのお金の出所は健康保険料として強制的に国民から徴収される健康保険料に負うところが大きい。所得税、住民税などの税金と同じような負担になっている。

  そこで一番の問題は医療行政を取り仕切る政府と医薬業界の癒着である。健康保険に認められれば治療法、薬などの経費は健康保険から自動的に支払われる。

  現役時代の会社の製品に人工腎臓があったが、その販売価格は健康保険で支払われる金額の半分くらいだったと聞いている。健康保険から支払われた額に対して、病院は半分くらいの価格で購入しているのである。その差額は、医者、病院の懐に入るという構造となっている。

  この実態は、旧ソ連の経済社会構造と全く同じで、ソ連の解体につながった一つの原因であった。

  おそらく他の薬も同じ構造であろうと思う。

  現役時代の会社には医薬事業もあった。ドイツ駐在員の時、夏にドイツハノーヴァ―で医学学会が開催され、その年の当番が我が社ということで日本で最も権威のある大学教授などをアテンドすることになった。

  すべての行程をアテンドしたが、その経費はすべて我が社持ちであった。教授たちは当然のような受け止め方で、おそらく公務として出ていた出張経費は懐に入ったのではないかと思う。

  一時問題となり、今はもう少し改善されている可能性はあるが、公にされないようにしただけで基本のところは変わってないだろう。これが健康保険制度の中での医療関係社会の実態である。

  抗がん剤についても、大きな利権が医薬・医者関係者に還元されていることと思う。

  本当に抗がん剤が効くといわれる一部がんには、当然使用されてよいと思うが、日本の場合は健康保険制度で認められた標準療法として、効かないがんにまで機械的に使用されている。

   このままでは医療費はますます増大し、国民の負担も大きくなること間違いない。旧ソ連の政治体制と同じように、制度自体が崩壊するだろう。

  今の健康保険制度をいろいろな観点から改革することが必要な時期になっている。

  残念ながら気が付いていないのか、分かっていても選挙などで意思表示しないのか。内海聡の云う、グーミン(愚民?)ばかりで改革に動く気配はない。

  とにかく自分の体を守るには、インターネット、特に You-Tube などを駆使して自分で勉強し、自分で治療法を選ばないと、悔いが残る今の世の中である。

病には 医者にたよらず ユーチューブ
(やまいには いしゃにたよらず ユーチューブ)

2019年6月9日日曜日

News of Death(訃報)

Komagome Hospital (Patient was hospitalized)
Walking 6.18 km, 7325 Steps
(Usual Course)

  昨日、知り合いの娘さんが亡くなったとの訃報を受けた。我が娘と同い年の娘さんで、学生時代にはヨーロッパ旅行時にドイツの我が家にも泊っている。

  昨年夏から抗がん剤治療を受けていたが、この3月には緩和ケア―に変わっていた。そして今月になって息を引き取ったという。

  連絡には、亡くなる直前に書いた「お世話になった皆さまへ」との文面が添えられて、お世話になった人への感謝の念を伝えていた。

  しかし抗がん剤治療中の副作用の苦しさも言葉にしており、抗がん剤が必要であったのかはなはだ疑問が残る。

  結局がんは縮小することなく、抗がん剤による副作用のため抵抗力がなくなり、最後には別の病状となり、ステロイドなどが効く時だけ生きられるという病状に陥ったという。

  欧米では抗がん剤は、はっきり効くと判明しているがん以外には使用されていない。しかし、日本ではわずかな延命効果だけでも多量に使用されている。むしろ、ほとんどの患者さんはその副作用に苦しんで亡くなっていく。

  その背景には健康保険制度による50兆円という利権の中で、政府と製薬業者、医者との癒着、それに欧米で使われなくなった抗がん剤が日本に持ち込まれるという外交がらみの問題など、現代医療の大きな闇がある。

  今はインターネットで世界の情報が取れる世の中である。医者のいうことを鵜呑みにするのではなく、自分で情報をとり自分で判断することが必要な時代と考える。

亡き女性 ドイツ時代を 思い出す
(なきじょせい ドイツじだいを おもいだす)

  ドイツ時代のアルバムを見てみると、1996年12月16日から19日までデュッセルドルフの我が家に滞在している。学生時代の若々しい写真が残っており、誠に残念に思う。

  (合掌)

2019年6月8日土曜日

Kansai Phil.(関西フィルハーモニー)

Sign Board of Biwako Hall
Front of Biwako Hall
Entrance of Biwako Hall
Entrance Hall
Foyer
Lake of Biwako from Foyer
 from Lakeside
 from Lakeside
 Inside of Biwako Big Hall
Moving Distance 9.23 km, 3707 Steps
(Cycling & Walking, Biwako Hall)

  生のオーケストラを半年ぶりに聴きに、びわ湖ホールに出かけた。

  関西フィルの特別演奏会で、指揮は藤原幸夫である。歌手としてテノールの錦織健と司会はテレビ東京の柴田美貴アナウサーが出演した。

  この演奏会はBSテレ東で放映されるということで、テレビカメラが入っていた。

  第一部は歌劇などの曲、第二部は映画音楽などのなじみの曲があり、最後はエルガーの威風堂々で終わった。

  この冬、ウィーンでオペラを堪能したが、テノールに関しては日本人としては第一人者とはいえ、声量が全く足らないことを再度認識させられた。ヨーロッパ人との比較で体が細く、共鳴体としての体の大きさが効いているようで、やむを得ないかもしれない。

  テノールに関しては日本人の生の声を聴くよりも、残念ながら家でCDのパバロッティ―などの歌声を聴いた方がはるかに感動を受ける。

生歌の 日本のテノール 力なし 
(なまうたの にほんのテノール ちからなし)

  バリトン・バスに関しては、日本人でも体格の大きい人がおり、ヨーロッパ人に引けを取らない声量の歌手がいる。

  とは言いながら、藤原幸夫の指揮は風格が出てきて、生の音楽を楽しませてもらった。

2019年6月7日金曜日

Chinaberry(栴檀)

Chinaberry at Yanagasaki Lakeside Park
Chinaberry
 
Chinaberry & Blue Sky
Flowers of Chinaberry
Flowers of Chinaberry
 Chinaberry & Oumi-Fuji
 Chinaberry & Prince Hotel
 Chinaberry & Mt. Otowa(音羽山)
Sweetbrier(ハマナス)
Sweetbrier(ハマナス)
Walking 6.22 km, 8150 Steps
(Usual Course)

  柳が崎湖畔公園浜辺にはの他にもう一つ大きな木がある。今その木の花が満開である。

  インターネットでその花を調べたところ、栴檀(センダン)の木の花ということが分かった。6月頃に花を開くという。

  この木越しに、近江富士、プリンスホテル、音羽山を見ると、浮世絵にでも出てきそうな絶景である。

  さらに浜辺にはハマナスも花を開かせており、初夏の自然が楽しめる湖畔である。

浜の花 湖畔の夏を 知らしめる
(はまのはな こはんのなつを しらしめる)

2019年6月6日木曜日

Sanjuhsangendou(三十三間堂)

 Entrance of Sanjuhsangendou
 Ticket Office
 Sanjuhsangendou (from North of Temple Precinct)
 Juichimen-Senjusengen Kanzeon (from Pamphlet)
(十一面千手千眼観世音)
1000 Statues of Standing Kannon
(from Pamphlet, 観音立像)
Thunder God Statue(from Pamphlet, 雷神)
Wind God(from Pamphlet, 風神)
 Willow(柳) & Sanjuhsangendou
 (from Eeast of Temple Precinct)
 Center Entrance of Sanjuhsangendou
(from East of Temple Precinct)
 Japanese Garden (from East Corridor of Temple Precinct)
Explanation of Minami-Daimon & Taikou-Bei
Minami-Daimon
 Stone Monument of Taikou-Bei
 Taikou-Bei (Wall)
 Sanjuhsangendou (from South of Temple Precinct)
 Westside of Sanjuhsangendou
 Willow(柳) & Westside of Sanjuhsangendou
 (Shooting Arrow at this Square)
Moving Trajectry 
(JR-Kyoto-Station, Sanjuhsangendou, Sakanototyuh)
Moving Distance 16.44km, 6559 Steps

  三十三間堂は昨年祇園祭を見学した後、帰りにその周辺を歩いている。夕方になり中には入れなかったため、本日60年ぶりくらいに中を見学することにした。

  JR京都駅から歩いて20分ほどで入り口に着く。拝観料を払って境内に入り、堂内には靴を脱いで入る。

  北から入るとまずは手前に雷神像がある。昨年の夏まではこの雷神像は南端に置かれていたという。調査の結果、風神像とこの雷神像はもともと逆の位置であったということが判明したという。

  建仁寺の風神雷神屏風はこの三十三間堂の像をモデルに描かれたという。配置換えにより屏風の左右位置と同じになり、疑問点がなくなっている。

  そして1000体の観音立像が並び、前の列、中央に座るご本尊、十一面千手千眼観世音の回りには雷神像から始まり、南端の風神像まで、28部衆像が配置されている。

  ご本尊の回りの4体の像の位置も、昨年の調査で配置を変更している。

  総計1001体の像には圧倒される。特に28部衆像の彫刻は生きているようで作者の造形力に感服する。

  小学生の頃は今回のような感激を味わった覚えはなく、年を取り芸術家の力というものを感じられるようになったのではないかと思う。

  境内には柳の木が植えられている。創建者の後白河上皇が頭痛もちで、柳の枝葉を堂の梁につけ祈祷すると治ったということから、1月中旬には「楊枝(やなぎ)のお加持」という頭痛封じの行事が行われる。

  同じ日、本堂西側の120mの境内広場では、成人になった女性による「通し矢」の行事も行われている。

通し矢を 今も変わらず 開催す 
(とおしやを いまもかわらず かいさいす)

  江戸時代から続く弓の競技は今も続いている。長い歴史の重みを感じる。

  帰りは昔の市電8番電車とおなじ経路を走る市バス208番で、七条通り、西大路通、九条通りを通り、東寺まで乗った。近くの坂ノ途中の店で無農薬野菜を購入し帰宅した。