2024年8月30日金曜日

Andrea Shenier(アンドレア・シエニ)

 
FM Program : Opera Fantastica from London Loyal Opera House

(Andrea Shenier composed by Giordano)

  本日午後のFMラジオオペラファンタスティカはジョルダーノのアンドレア・シエ二であった。

  このオペラは、5年ほど前にウイーンオペラハウスで鑑賞している。フランス革命当時の貴族伯爵の娘と詩人との、革命を絡めての恋愛の話である。

  フランス革命の中で、詩人は反革命の人間として伯爵の娘と共に処刑される結末である。

恋愛は 革命により 悲劇なり

(れんあいは かくめいにより ひげきなり) 

  今回の放送はロンドンロイヤルオペラの録音であった。ウイーンでのオペラ鑑賞の日々が思い出された。

  このオペラの初演は、イタリアミラノスカラ座であったという。ミラノスカラ座でもオペラを鑑賞したいものである。

2024年8月29日木曜日

Dorayaki(どら焼き)

Cafe "Jingu-Saryo" in Forest of Oumi-Shrine
Inside of Cafe
Dorayaki with Cream
English Tee

  今日の早朝は土砂降りであった。台風の影響であろう。

  それで朝食後に散歩することにした。朝10時ころには雨も小降りになり、傘をさして散歩に出かけた。

  近江神宮に参った後、毎朝の散歩時には閉まっている神宮の森に出来たカフェ「神宮茶寮」に初めて入った。この時間帯だと開店していた。

  店内は以前の蕎麦屋とは異なり、綺麗に新調されていた。

  メニューにはコーヒー類、かき氷などの他にどら焼きがある。砂糖入りであるが、試しに食べることにした。紅茶とのセットで注文した。

  どら焼きには鳥居の焼印が入っており、神宮のスイーツであることを知らしめていた。味は砂糖を使っているだけにキリッとした甘さであった。

  紅茶はイングリッシュティーで美味しかった。

  以前の蕎麦屋とは全く経営が変わったようで、女性二人で運営しているようである。

  砂糖をたっぷり使っていることからこれからは自ら入ることはないが、来客があった時には立ち寄ることも可能かと思う。 

2024年8月28日水曜日

Ears of Rice drooping(稲穂が垂れる)

Ears of Rice drooping near Yanagawa

  柳川近くの田んぼでは、稲穂が垂れてきた。

  週末には大型の台風が来る可能性があり、稲穂が心配である。

稲穂垂れ 台風来る 無事願う
(いなほたれ たいふうきたる ぶじねがう)

  台風による影響が出ないことを願っているが、来月には早くも稲刈りになるのではないかと思う。

  今米不足が報道されているが、まもなく新米が出回ることから騒ぐことはないと考えている。

2024年8月27日火曜日

Bellium(野菊)

Bellium at Bank of Yanagawa

  柳川土手に早くも今年初めて、野菊の花が咲いた。毎年見かけるのは薄紫の花であるが、今年は可憐な小さな白い花が一輪だけ咲いている。

  いずれ、いつもの薄紫の花も咲くのではないかと思う。

  野菊といば、ノコンギク、ヨメナなどいろいろな種類があるが、その区別はつきにくい。

  今回もWEBで調べてみたが、英名の Bellium という花がでてくる。一般的な野菊の名称のようである。

  毎年のことであるがこの花を見ると、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」を思い浮かべる。本当に可憐な花に、早死にする民子との淡い恋と民子の美しさを連想させる。

野菊見て 可憐な民子 思い出す

(ノギクみて かれんなたみこ おもいだす)

  若い時に読んだ小説は、いつも思い出に蘇る。

2024年8月26日月曜日

Dappled Sunlight(木漏れ日)

Dappled Sunlight at Approach of Oumi-Shrine this Morning

   木漏れ日といば、ルノワールの絵画を思い出す。木漏れ日の森でダンスを楽しむ人々を描いた印象派を代表する表現である。

  この絵では木漏れ日を人々にあたる光として、表現している。

  今朝の近江神宮散歩時にも、参道で朝日の木漏れ日の光景に出くわした。人通りのない参道に光が差し込んでいる。

  朧げに、一の鳥居が見える。その中に一人の男が歩いている光景は、そのまま絵になる。

参道に 木漏れ日さして 人姿
(さんどうに こもれびさして ひとすがた)

  ルノワールの絵とはまた異なった、日本的わびの世界である。

2024年8月25日日曜日

Seed of Loofah(ヘチマの実)

 
Seed of Loofah at my Balcony

(about 30cm length)

Seed of Bitter Gourd
(Part of Bitter Gourd getting Yellow Color)

  ベランダのヘチマは、実が30cm弱の長さに成長している。タワシと種を取る予定なので、このまま枯れるまで放置する。

  一方ゴーヤはその後も小さな実が出来ているが、成長が鈍くすでに色が黄色に変色してきている。他にも実が出来ていたが、成長することなく枯れている。

  ゴーヤも種がとれないか、このまま様子を見たい。

  この夏はベランダには蔓棚が立派に出来て、日除になり少しは省エネになったのではないかと思う。

蔓棚が 夏の日除に 効果あり

(つるだなが なつのひよけに こうかあり)

  来年も蔓棚を作るために、ヘチマ、ゴーヤの種がとれることを期待している。

2024年8月24日土曜日

Last Sunflowers(最後のひまわり)

 

Last Sunflowers of this Season at Private Garden on Bank of Yanagawa


Sunflowers at Field in front of Cafe Magnolia
(Photographed in 10th of August, 2024)

  柳川土手のプライベートガーデンでは、この夏もひまわりが咲いているが、いよいよ花も最後になりつつある。

  夏象徴の花として、ひまわりは世界で愛されている。ヨーロッパ時代にはひまわりの広大な畑をドライブしているが、映画ひまわりの世界であった。

  その暑い季節も終わりに近づき、ひまわりの花も少しくたびれているように見える。

  この夏、今治のカフェマグノリアでビーガン料理を満喫したが、そのカフェの前にはひまわり畑があった。ひまわりの花が満開で、夏の光景であった。

ひまわりの 花もくたびれ 秋近し
(ひまわりの はなもくたびれ あきちかし)

  夏も終わりに近づき、ひまわりは最後の美しさを見せている。

  夏の一コマを思い出す。

2024年8月23日金曜日

Kyoto International High School(京都国際高校)

 

Kyoto International school won first Champion Ship of Koushien

(WEB News)

  夏の全国高校野球甲子園大会の決勝は、東東京代表の関東第一高校と京都代表の京都国際高校の試合となった。

  結局、10回タイブレークで京都国際高校が勝ち、初めての優勝となった。京都の高校が優勝するのは68年ぶりとのことである。

  子供の頃は京都では平安高校が強く、1956年に全国制覇を成し遂げている。それ以来ということである。

  昔、京都には私学としての朝鮮学校があり、その学校が最近では京都国際高校と名前を変更している。今ではほとんどの生徒が日本人とのこと。

  そして野球に力を入れて、生徒をリクルートして強化してきたそうである。その成果が出たということである。選手は一人だけが韓国籍で、あとは全て日本人であった。

  母校である塔南高校は、最近では京都地区大会で京都国際高校と何回か対戦しており、いつも惜敗している。特に4年前の京都地区大会決勝で一点差で敗れている。

  すでに塔南高校は開建高校に改編されて、塔南高校としての甲子園の夢はなくなっている。卒業生として残念である。

  一方、関東第一高校はカルタ甲子園で優勝し、野球では準優勝であった。文武両道使いの高校のようである。

2024年8月22日木曜日

Crape Myrtle(百日紅)

Flowers of Crape Myrtle in Forest of Oumi-Shrine

  今、近江神宮森の百日紅の花が満開で、濃いピンク色が鮮やかである。

  百日紅の花をみると、故郷京都の実家を思い浮かべる。玄関の前庭に一本の百日紅が植えられていた。

  毎年夏帰省すると、いつも美しい花が咲いていた。今は他の人に売り渡した家であるが、今も花を咲かせているものと思う。

  今回百日紅を英語の辞書で調べてみると、Crape Myrtleという。Myrtleとはギンバイカでその花に似ていて、しかも花弁が縮緬のように縮れていることから命名されている。

百日紅 花弁の縮れ 縮緬似
(サルスベリ かべんのちじれ ちりめんに)

  クレープ織物で知られている縮緬である。ちなみに縮緬は絹あるいはレーヨンの横糸に強撚糸 を使っている。染色仕上げ時に撚糸のトルクが解除されることにより、織物表面に縮れが生じる。

  百日紅といい、縮緬といい、懐かし言葉である。 

2024年8月21日水曜日

Exhibition of Caligraphy(献書展)

Exhibition of Caligraphy at Oumi-Shrine
Prize of Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology
(Center)

(文部科学大臣賞/中央)

  夏休み恒例の、近江神宮献書展が開かれ、今年も小学生から一般成人に至る人々の書が展示されている。

夏休み 書の展示会 神宮で

(なつやすみ しょのてんじかい じんぐうで)

  文部科学大臣賞には三点選ばれている。仮名文字作品一点と仮名漢字混ざり作品二点である。

  今まではかなり抽象的な作品が多かったが、正統書道に近い作品である。