Bellium at Bank of Yanagawa
柳川土手に早くも今年初めて、野菊の花が咲いた。毎年見かけるのは薄紫の花であるが、今年は可憐な小さな白い花が一輪だけ咲いている。
いずれ、いつもの薄紫の花も咲くのではないかと思う。
野菊といば、ノコンギク、ヨメナなどいろいろな種類があるが、その区別はつきにくい。
今回もWEBで調べてみたが、英名の Bellium という花がでてくる。一般的な野菊の名称のようである。
毎年のことであるがこの花を見ると、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」を思い浮かべる。本当に可憐な花に、早死にする民子との淡い恋と民子の美しさを連想させる。
野菊見て 可憐な民子 思い出す
(ノギクみて かれんなたみこ おもいだす)
若い時に読んだ小説は、いつも思い出に蘇る。
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