2022年10月7日金曜日

Cocklebur(引っ付き虫)

 

Cockleburs at Beach of Yanagasaki Lakeside Park

Mushrooms at Beach of Yanagasaki Lakeside Park

  毎年今頃には、琵琶湖湖畔で毎年同じところ付近に引っ付き虫(オナモミ)が出来る。昨年は柳が崎湖畔公園の浜辺、柳川河口、そして際川の土手などで見かけている。

  今年も柳が崎湖畔公園の浜辺に引っ付き虫が出てきた。昨年の種が落ちて芽が出たものと思う。

  一方柳川河口では、柳川の浚渫工事で砂がたくさんまかれたため、引っ付き虫は見られない。

  また柳が崎湖畔公園にはキノコもいろいろ見られ、秋の自然満載である。

湖畔には オナモミキノコ 秋風情
(こはんには ォナモミキノコ あきふぜい)

2022年10月6日木曜日

Asiatic Dayflower(ツユクサ)

 

Asiatic Dayflowers at Bank of Yanagawa

,  柳川土手では、新たにツユクサが咲いている。鮮やかな青の可憐な小さな花である。

ツユクサの 可憐な青い 花開く

(ツユクサの かれんなあおい はなひらく)

  WEBで調べると、この青い色は金属錯体型アントシアニンで色あせしやすいことから、染め物の下絵を描くときに使われるという。

  花が咲く時期は6月から9月といわれているが柳川では今咲いており、俳句の世界で秋の季語となっている。

2022年10月5日水曜日

Nobel Prize of Natural Science(自然科学のノーベル賞)


2022 Nobel Prize of Natural Science

(Physiology and Medicine, Physics, Chemistry)

  本年度の自然科学のノーベル賞が決まった。生理学・医学、物理学、化学とも日本人の受賞はなかった。

  いずれの分野も欧米の研究者で占められており、創造的研究はやはり欧米がダントツに強いとの印象を受ける。

  最後の仕事として関わったカーボンナノチューブの発見者である飯島博士は、発見からすでに30年ほどたっている。ナノテクノロジーの源になった発見であった。先に発見されたフラーレン、その後に発見されたグラフェン発見者にはノーベル物理学賞が与えられ、何故か飯島博士には与えられていない。

  今年の物理学賞は、量子力学の研究から量子コンピュータにつながる研究成果に与えられたが、この結果からするとすでにナノテクノロジーは過去の学問領域との印象を受ける。

  飯島博士の受賞はもうないと断言できる。飯島博士がカーボンナノチューブ研究長を務める産業技術総合研究所では、10月初めには毎年記者会見の準備をしていた。すでにその必要性もないといえる。

  この30年前までは日本が先頭を走っていた多くの研究技術開発は、すでに陳腐化しているのではないかと思う。今、経済状態と同じように日本の自然科学のレベルも低下傾向にあると指摘されている。

日本から 研究成果 出なくなる
(にほんから けんきゅうせいか でなくなる)

  残念ながら日本人の自然科学でのノーベル賞受賞も、これまでかと思わざるを得ない。

2022年10月4日火曜日

Piano Tuning(ピアノの調律)

 

Piano Tuning

  午後にピアノ調律師が来て、我が家のグランドピアノの調律を実施した。昨年からちょうど一年がたっている。

  午後一時から三時まで、鍵盤を取り出し掃除、タッチの調整、弦の調律などしてくれた。

  中間音域の鍵盤フェルトが圧縮されており、一枚新たにフェルトを入れ、タッチが均一になるようにしたとのこと。

  一番よく使う中間音域での調整であるが、調律後弾いてみてもその差はほとんど分からなかった。

我がピアノ 調律後にも 差分からず

(わがピアノ ちょうりつごにも さわからず)

  これからも毎年一回調律をしていく。

2022年10月3日月曜日

Biwakaze(びわかぜ)

 

Biwakaze

Biwakaze and Michigan

Michigan

  柳が崎湖畔公園の浜辺を散歩していると、観光船ミシガン号と水質調査船びわかぜ号が並行して走っている所を見ることになった。

  ミシガン号は毎日家からも見ているが、びわかぜ号は見る機会は少ない。

  びわかぜ号は大津館隣にある滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの所有する船である。琵琶湖の環境保全のための調査研究を国立環境研究所と共同で実施している。

  船には水深100mからのサンプル採取機器、各種観測機器、測定装置が設置されており、サンプル採取とともに船内でも調査が可能になっている。

  船が出来たのが2015年で、それ以降琵琶湖の水質も改善されているという。いろいろな指標が改善されているが、ただ化学的酸素要求量(COD)はさほど変化していない。

びわかぜで 琵琶湖水質 改善す

(びわかぜで びわこすいしつ かいぜんす)

  透明度は2mくらい改善されているが、生物の死骸などは変化していないということのようである。

  家庭排水、工業用水による汚染などは改善されているが、藻、水草の大量発生の影響があるのかもしれない。

2022年10月2日日曜日

Indian Fritillay(ツマグロヒョウモン)

 

Full Bloom of Golden Cosmos at Bank of Yanagawa

Indian Fritillay

Wild Chrysanthemum(野菊)

Bindweed(昼顔)

  柳川土手のキバナコスモスも今満開である。その花に珍しい蝶々が留まっていた。

  調べて見ると、ツマグロヒョウモンという蝶々であった。

  アフリカ北東部から、インド、インドネシア半島、オーストラリア、中国、日本まで分布している。熱帯から温帯地帯に生息するという。

  英語名にインドという文字が入っている理由が分かる。

  柳川土手では、野菊も可憐な花をつけている。そして昼顔は花を咲かせ続けている。散歩するのに快適な雰囲気と気候である。

川の土手 野菊昼顔 花開く

(かわのどて のぎくひるがお はなひらく)

2022年10月1日土曜日

Buds of Loquat(枇杷の蕾)

 

Loquat Tree at my Balcony

Buds of Loquat

  我が家のベランダには枇杷の木もある。6年前に食べた枇杷の実を植えておいた。今では立派な木になっている。

  木の2つの枝に花の蕾が出来てきた。ようやく枇杷の実がとれそうである。年末にかけて花が咲き、来年の春には実が出来ることを期待している。

枇杷の木に 蕾出てきて 花期待

(びわのきに つぼみでてきて はなきたい)

  桃栗三年、柿八年というが、枇杷は七年くらいのようである。

2022年9月30日金曜日

Swallowtail Butterfly(アゲハチョウ)

  柳川の土手は彼岸花が満開である。そこにアゲハチョウが蜜を吸いに集まっていた。

アゲハチョウ 彼岸花から 蜜を吸う
(アゲハチョウ ひがんばなから みつをすう)

  優雅な蝶の舞である。

2022年9月29日木曜日

Poinsettia(ポインセチア)

 

Poinsettia at my Balcony
Covering with Cardboard in Afternoon

  昨年の11月にもらったポンセチアは当初真っ赤な葉であったが、春には緑色に変化している。

  この3月の東京行の時には水やりが出来ず少し弱っていたが、この夏には元気に成長しもらった時よりも一回り大きくなっている。

  年末に向かって再度赤い葉になるように、9月下旬から午後には段ボールボックスでカバーし真っ暗にしている。

  今のところ午後2時ころにかぶせているが、来月には正午にと徐々に暗くなる時間を増やす予定である。

夜長く ポインセチアに 勘違い

(よるながく ポインセチアに かんちがい)

  うまくいくと、年末には真っ赤な葉になるものと期待している。

2022年9月28日水曜日

Wrapping Train(ラッピング電車)


(1) Wrapping Train of Keihan Electric Rainway (Sound Euphonium, dated 28th of September, 2022) - YouTube

  この8月から京阪電車石山坂本線で新たなラッピング電車が走っている。アニメ「響けユーフォニアム」のラッピングである。

  このアニメのことは全く知らなかったが、このラッピング電車の登場で調べて見た。

  京都宇治の北宇治高校の吹奏楽部の活動の話である。北宇治高校は架空の学校であるが、作者が宇治出身で高校時代の吹奏楽部の経験を物語にしているようである。

  宇治へは、京阪電車中書島駅から宇治線で結ばれている。子供のころは、宇治電と言って1両のぼろ電車が田んぼの中を走っていた。今では中書島と宇治との間は住宅で連なっている。

  京阪電車を利用すれば大阪への通勤も可能で、実際現役時代の同僚も宇治から大阪に通勤していた。京都駅方面に行くには、もう一つJR奈良線もあり便利なところである。

京都宇治 大阪勤め 京阪で

(きょうとうじ おおさかつとめ けいはんで)

  来年の2月までこのラッピング電車は走るという。これからも散歩中に出会うことと思う。